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それぞれの朝、幸せのカタチ

朝のコンビニの駐車場
今日は平日だけど私はお休み
なんとなく家にいたくなくて
コンビニで買ったパンとコーヒーを
車の中でモグモグする 


私の前にはたくさんの人や車が
行き来している

ブカブカな制服の中学生の女の子が
ゆるい坂を必死に自転車を漕いでいる
幼稚園バス
高校のスクールバス
病院のバス
近道をしようと駐車場を横切って
車をスイスイと避けてゆく 
高校生の男の子
険しい顔でお店から出てくる
中年のサラリーマン
いつもコーギーを散歩させている
近所のコーギーおじさん
乱暴な運転をして駐車場を出てゆく
軽自動車の若いお姉さん
いろいろな人たちが様々な朝を迎え
様々な場所へと向かってゆく 

幸せの形もそれぞれ

なのにどうして
「こうでなくては幸せではない」と
訳の分からない古びたルールで
人を評価したがる人達が多いのだろう

どこの高校、大学出身か
なんの職業で何という会社なのか
結婚は早くした方がいい
子どもは早く産め
子どもはたくさんいた方がいい
一人っ子はかわいそう
お受験していい学校に
行かせた方がいい

あ〜うるさい

マインドマップを 
たくさんの人に書かせても
誰かと全部一致する人は 
1人もいないと聞いたことがある

顔や身体だって皆んな違うのに
どうして幸せの形は
数パターンしか認めないんだろう

人の人生を評価したがる人は
誰かに勧められた道を
何も考えず悩む事なく
そのまま歩んできた
そんな人が私の周りに
たくさんいる

「いろいろな生き方があるからね」と
変わった生き方を認めてくれる人ほど
素敵な人生を楽しんでいるように思える


私は誰かが思う幸せな人生の形には
全然当てはまらないし
これから進む道も
その誰からしたら不幸な道になるけど
これは私が選んだ道
私が幸せになるための道

皆んなそれぞれの幸せを評価しないで
認めてくれたら
応援してくれたら
世の中もっと楽に生きられるのに

他の人とは違う
少し変わった人生を
ひとりで歩んでゆくのは
辛くて苦しい道だけど
少しずつ、ゆっくりでいいから
焦った時は自分を責めないで
1ミリでも進めたらOKってことにして
一歩ずつ前に進んでいこう

その先の未来に
笑顔の自分がいると信じたいから




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