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今日がついてない一日でも 今までが冴えない人生だったとしても 明日、何かが変わるかもしれない 周りの人の言うことなんか 所詮、猫の額ほど視野の狭い人の 価値観の押し付けに過ぎない ただの嫉妬かもしれない だから私の可能性とは 何の関係もない そんなことをブツブツ言いながら キッチンのシンクを ピカピカに磨き上げた 秋の少し冷たい風が 窓の白いカーテンと遊んでいる 何も考えなければ 穏やかな空間なのに 「私何やっているんだろう」 汗ばんだ額をタオルで拭きながら