意味づけの一言で「説明上手」に
こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。
春を前に、弊著『社会人1年目の仕事とマナーの教科書』の重版が決まりました。
ビジネスの基本を図解付きで具体的に解説し、「こういうことが知りたかった」と、研修現場でもご活用いただいている一冊です。
数多くの教育現場を拝見していると、新入社員や部下を惹きつける指導者は話し方がうまい。
そのポイントの一つは、「〇〇だから」という理由づけです。
たとえば、「リピート率70%です」と、「リピート率70%で業界トップです」では、圧倒的に後者の方が説得力もありますね。
日常の会話でも同じです。
「あそこの蕎麦はうまい」でなく、「あそこの蕎麦は銀座No.1」と言われると心惹かれます。
とくに新入社員は、耳馴染みのない言葉のシャワーを浴びて、頭が飽和状態になりがちです。
指導の現場では、短く、ポイントをついた理由づけの一言を付け加えてみましょう。
「今日の説明は分かりやすい」と、反応が断然違ってきますよ。
4月の新入社員シーズンまで、あと2ヶ月と少し。
今から心がけて説明上手を目指しましょう。
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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事
文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社で9年間の実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、4社を経営。
企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。