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麒麟がくる地
「ふるさとコピー」とは、言葉でふるさとを応援するプロジェクトです。
観光やふるさと納税の返礼品、産業振興、移住など地方創生を目的にしています。
全国1718市町村の魅力をアップデートするため着々と分析を進めています。
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第3弾として、岐阜県42市町村のキャッチコピーに使用されている人気の言葉を紹介します。
〔人気ワードランキング〕
◎第1位 … 自然 <13市町村で使用>
◎第2位 … 活力(活気) <8市町村>
◎第3位 … 文化 <7市町村>
快適 <7市町村>
毎年、企業研修の依頼を頂き訪れる岐阜県。もちろん仕事ではありますが、県内の観光地に宿泊したり、温泉や地元の逸品も堪能する機会に恵まれています。
岐阜といえば白川郷。世界遺産の合掌造りはこの地域の文化の豊かさを感じます。飛騨高山では小京都のような昔ながらの町屋を散策し、櫻山八幡宮も参拝させて頂きました。下呂温泉は何といってもツルツルを超えたヌルヌルの泉質で、肌によいことを実感できます。地元の方に聞いた話では温泉の中心を流れている飛騨川を境にどうやら泉質が異なるようです。4日間も徹夜でおどる郡上おどりの舞台である街並みからも独特文化を感じます。
画像は岐阜城(金華山)からの撮影で、天下布武という信長が野望をいだく気持ちがわかる絶景でした。
金華山の麓では、今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台であることもあり、例年にないくらいの岐阜県庁あげてのPRブースもあります。
<人気ワードランキング>をみてみると、第2弾の岡山県とは第2位のワードは異なりますが、第1位「自然」第3位「文化」が同じという結果になりました。
2018年のことです。研修を終え、郡上八幡から岐阜市内に向かっていました。昼頃から降り出した大雪で高速道は通行止めに。国道も大渋滞。通常1時間30分ほどの距離を7時間かけて戻ってきた思い出もあります。このような「自然」のすごさも岐阜では体験しています。
「自然」が第1位!私自身とても納得しています(笑)
コピークリエイター目線で岐阜県42市町村の中で秀逸なキャッチコピーを紹介します。残念ながら私はまだ行ったことのない町です。
〔秀逸キャッチコピー〕
「日本最古の戸籍ゆかりの町」富加町
https://www.town.tomika.gifu.jp/
おやっ!と目を引くキャッチコピーですね。「日本最古の戸籍?」何だろう?と調べたくなります。なるほど!そういうことか!!
次のとおりです。
デジタル化に変化はしていますが、戸籍は今も紙で保管されています。ここ富加町で発見された「日本最古の戸籍」には和紙の美濃紙が使われていたそうです。美濃といえば岐阜。富加町とゆかりがあることもうなずけます。
1300年以上前(西暦700年頃)の戸籍で、古事記が編纂されたころと同じ時代の国指定の重要文化財なのです。
この時代の紙はすでにリサイクルされており、今と比べ物にならないほどの重要な物だったことが想像できます。
〔仮説〕
10年前と比較すると人口が増えています。今後は少子高齢化により富加町でも人口減少の影響は予測されています。しかし、この10年間で多少の増減はその年によって変化はありますが、一方的な右肩下がりではない特異性は、キャッチコピーに使われている言葉の関心度の高さと比例しているとの仮説の好例です。
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