⑨FERRARI365GT4BB '77LM 赤って○○色あんねん!そして完成。
2024年の夏は暑かったですねぇ〜
毎年、 今年の夏は暑かった
って言ってる気がする笑
気温が落ち着いて来たので
ボディの塗装をやりましょう
なにしろベランダ塗装なので
猛暑の中だと集中力はありませんし
熱中症の危険度爆あがり!
塗料にも良くありません
ビンの蓋を開けると、ミルミル蒸発していきます
さらに、風があるといけません
噴いた塗料が風で流されちゃうんですよ〜
私の塗装は天候に左右されます
模型部屋が有って季節や天候に左右されずに室内塗装が出来る方が
うらやましい〜
愚痴はこれくらいにして
芸術の秋でございます
模型の秋とも言います
言わないか
湿度が下がってほどほどの気温
スプレー塗装するには最高の季節です なにしろベランダ塗装なので
長くなりましたがボディの塗装でございます
塗装が終われば、
完成が「ぐっ」っと近づきます。
さて、
FERARRIの赤といっても
車体や年代によって違うので
使用色は大事です!
「赤って○○色あんねん!」
なんて声が聞こえて来そうです。
調色するのは面倒くさいので
とりあえず赤色を買い集めました
個人的には、マルーンのような
黒よりの赤という印象があるのですが
コレだ!!
というのが無くて
ズラッと並べた塗料の蓋を、
開けては閉め、閉めては開け、
首をひねり
プラ板にちょっと塗ったりして・・
散々悩んで選んだのが
「クレオスNo327
レッドFS11136 サンダーバーズカラー」
飛行機用ですが1番イメージに近いかな?
でもちょっと明るいんです。
とにかく塗ってみましょう。
先ずはサーフェーサーを
今回は、グレーのサーフェーサーを塗りました。
下地を白では無く、グレーのサフに
直接赤色を塗れば、彩度が落ちてくれて丁度良いのではないかと。
直接塗っちゃい良いま〜す
赤色の上にデカールを貼ります
今回、1/64 '77LM用のデカールは
「museum collection」
で発売されていました。
使用感は、ちょっと厚手ですが複雑な形状でもマークソフターで良く馴染んでくれます
また、厚手の為かゼッケン等の大きい白色でも下地の色が透ける事も無く
艶があって良いデカールでした。
デカールを良く乾燥させてから
クリアを塗装します
トラウマは解消された?
とはいえ
やっぱりドキドキです
濃いめの希釈 1 : 1 から開始!
今回は濃過ぎたようで
白くザラザラに雲り始めたので慌てて薄め液をカップに足して素早く塗装。
乾燥する前だったので白くなってしまった塗面は、うまく溶剤に馴染んでくれて透明になり
大事に至りませんでした。
よかった〜
1週間乾燥させて
コンパウンドで優しく研磨
いいですネ、キレイです♪
ライト部分をセミグロスブラック
で塗り分け
塗料の密着度を考えてラッカーにしました。
エナメルはハミ出た部分を拭き取れるメリットはありますが、乾燥が遅いのとキズがつきやすいかなと思い
今回はラッカーで。
マスキングをしっかりやったつもりでしたが、見事に吹きこぼれてました。
薄め液で拭き取る事は出来ませんので紙やすりで優しく擦ってリカバリー
他の部品もセミグロスブラックで塗装
フロントガラス上部にクリアブラックでハチマキを
塗装が終わったので、後は組み立てていくのみです
わくわくしますネ🎵
先ずはヘッドライト。
ランプはトロンのパーツを。
ライトカバー
セル画のセルは薄くて、透明度が高くて良いのですが、形状復帰力が高いのでしょうね
ピン!って跳ね上がってしまい
接着に苦労しました。
接着部が弓状になってたのが
いけなかったかな?
接着部がガビガビになってしまいました、デカールで隠れるから良しとしましょう。
ライトカバーのシルバーのガムテープ。
シルバーのデカールを探したのですが、あいにく手に入らなかったので自作しました。
しかし、シルバーにうっかりデカールフィルムを塗り重ねると、粒子が流れてしまう恐れがありますよね。
安全策で粒子の無いグレーも当ててみたのですが、
やっぱりシルバーですね。
ホワイトデカールにラッカーの
シルバーを筆で塗り、塗面の保護の
為にマイクロデカールフィルムを優しく塗布(コスってしまうとやっぱり粒子が流れる)
1mm幅にカットしてライトカバーの周りに貼り付けました。
そんな作業をやっていると、
室内の照明がボディに反射して見えるですが、塗面が幾何学模様だったり波打ってるんですよ。
よく見るとデカールの段差部分が目立つ箇所も。
いいんですよ〜
このままでも
じゅうぶんキレイです。
でもね
見ちゃいましたからネ
気になり出すと、そこに目がいっちゃいますよね。
やってみますか
研ぎと言うやつを。
先輩諸氏の製作記を拝見していたので、中研ぎというのは知っていました
ただ、実際にやったコトはありません
もし、失敗したら・・・
♪そん時は、そん時ですね🎵
まずは検索
プロの手順としては
・クリア塗装
・中研ぎ (4段階の紙やすり)
・クリア塗装
・中研ぎ(2段階?紙やすり)
・コンパウンド (2段階)
・ワックス
⚠️クリア層を超えないように注意
焦らず、徐々にって事ですね。
それにしても
工程が多くて面倒くさいですネ〜
・・・ここまでしなくても・・・
フロントライト部分を組み立ててあるので、クリアの再塗装は絶対やりたくありません
今現在塗られているクリア層のみで処理したい。
という制約があります
従って研ぎでのクリア層の突破は
絶対許されません!
細心の注意が要求されます。
(私の最も苦手な所です)
面倒くさがりやの私が行った工程は
①1000番でざっくり
②2000番でヤスリ跡を消し
③コンパウンドでテッカテカ
以上
「見せてもらおうか
研ぎの性能とやらを」
水やすりでは無くスポンジのヤスリで水は使わずドライでやってみました
1000番でザクザク削れ、幾何学模様や波打った表面は「あっ」っという間に無くなります
デカールの段差もみるみると無くなっていきますが、攻め過ぎるとクリア層を突破してデカールをキズつけてしまうので注意!
気が済んだら笑
2000番でヤスリ跡を消しましょう
さらにコンパウンドで擦ると、
透明感のあるボディが浮き上がって来ます。
厚めにクリアを塗ってあったので
これくらいの工程で充分でした。
素人の個人作品ですから笑
室内灯の写り込みもクッキリ!
自分の顔も写ります
思わずニンマリしちゃいますよ。
ヘタレの私はこれで満足!
次作からは「研ぎ」を取り入れて製作したいと思います。
「中研ぎ」 「研ぎ」
おすすめです。
組み立てを進めます
4本のマフラーが画像によって
配列が斜めになっていたり
キレイに縦に並んでいたりと
どれが正解かハッキリしません!
仕方ありません
勝手にレースを想像します
最初はキレイに縦に並んでいた
スタートしても24時間レースです
ぶつけたり突貫で修理したりで
歪んでしまった、なんてよくある事でしょう。
知らんけど♪
スタート直後と言うことでキレイに縦に並べました笑
洋白線でマフラーを支えるステーを
付けて、マフラーの間にミッションケースを貼り付けました
バンパーの中にメッシュを接着
ボディに被せる前に
ボディ側に、シルバーのデカールを貼りました
メッシュ越しにラジエーターが中に有る風に見えたらステキ♪
ヒートプレスで作成したフロントガラスは、ピッタリと収まりました。
サイドとリアガラスは、元のまま使います。
「あれっ!」
助手席のガラスにえぐるような
キズが!
どうやら分解する時にリューターの刃が触れていたようです泣
仕方ありません
このままで笑
タイヤにグッドイヤーのデカール
艶消しクリアをデカールに筆塗り
テカリを抑えます
ホイルナットにブラックを差しました。
さぁ〜
ジャンジャン組み立てていきましょう!
ウィンカー、ブレーキランプ周辺
リアフォグ
エアボックス
フィン
サイドミラー
給油口
バンパー
ワイパー
コイルダンパー
最後に
ルーフスポイラー。
あとはゼッケン灯なのですが
小さすぎて・・
加工もですが、周りを汚さずに接着する事に自信がありません。
心残りですが
今作では省略させて頂き、
これにて完成とさせて頂きます。
あとがき
今作は模型活動復帰2作目にして
無謀にも大幅なボディの改修を行いました。
スキルの低さを、時間を多く使う事で補い、投げ出さずに完成までこぎ着けました。
盛って削って
また盛って
ほぼ彫刻をしている感覚でしたが
少しずつ実車に近づいて行く姿に
思わず
「ニンマリ」
完成を想像しながらの工作は
ワクワクが止まりませんでした。
最後の部品を取り付け
「完璧!」
と思っていましたが・・
スマホで写真を撮ると
フロントライト周りが
「ちょっと 違うかな?」
ライトハウス自体を外側に広げ
更に下げて、ライトハウスとバンパーの間をもっと薄くしたいですね。
バンパーが前に出過ぎか?
CIBIEのデカール周りの仕上がりが雑なのも気になる
ここまで来て、やり直しですか〜?
でも。
老眼の眼で直に見ると、
さほどでも無く
「充分 カッチョイー!」
合格!
って所でしょうか?
ゴールが見えてから早く完成させたいと焦りましたね
気持ちをコントロール出来ませんでした
その為、完成間際が雑になってしまったのかな?
細かい所を丁寧に仕上げていれば
・・・
反省点は次作に活かすとして
いつかリベンジしたいですね。
コピーしたボディも有るし♪
1/64 FERARRI 365GT4BB '77LM
完成
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。