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② 365GT4BB LM '78 No,86かまぼこの板の上のBB

まな板に乗せたのは、
BB LM'77の製作途中でコピーしたボディ。
ボディを、この状態でコピーしたのは正解で、パテを盛って削って等
同じことをやらずに済みます♪

'77年型の製作中に'78年型の製作を想定していましたので
ワイパーやテールランプも、それ用に多く作ってました

大きな時短になる事でしょう

先ず
ファンネルを埋め込む穴の
大きさを決めなければ と
ハトメを6個づつプラ板に貼り付け、帯板で枠をこさえました。

♪良いですね〜ハトメ♪

どう見てもファンネルです
これが背中に埋め込まれます。

フロントバンパーはもちろんポリパテで、下側の白いのは0.3mmプラ板。
中にラジエターを仕込んでメッシュで蓋をしましょう。

フロントタイヤ後ろのフェンダーエンドは、0.1mm洋白板で。
2度目なので迷いはありません!
あれ!ちょっと直線的ですね。
丸みを付けておきます。

ボンネットのヘッドライトの間の
ラジエーターの熱気抜きは
細くなりコクピット側に移動
ボンネットがのっぺりして
BB感が薄れてしまいました。

リアタイヤハウスのカウルを
0.2mm厚の洋白板で延長
リアスポイラーはありません
前年型から比べると退化したような
空力モディファイ

「 ? 」 

ですよね
空気抵抗は少ないでしょうが
ダウンフォースが無くて、車体が浮いてしまうのでは?

リアカウル上後端は
中央に吸気フィンがある物や平面だったり、スポンサーステッカーが貼ってあったりとハッキリしません。
実際にはフィンの上にスポンサーステッカーを貼っている可能性もあるかも。
ル・マンに出走した時の形状はいったいどうなっていたのか?
悩みます

ステッカーよりフィンの方が模型映えするのでフィンにしましょう♪

エンジン上のファンネルとフィンを収める穴を空けて365BBの特徴である段差をポリパテで作ってあります、黄色の部分が凸って、白い部分が凹んでる所です。

そもそも後ろ端のフィンは
キャブへと送り込まれる吸気用のフィン、77年型では2個ありました。
'78年型では背中のファンネルから直接キャブへ吸気されます。
真ん中に1個あるの吸気フィンは
いったい何用なのか謎?
たしか、この下にオイルクーラーがあったような?無いような?
ハッキリしないのでフィンはやめた方が良いかも?
フィンを作くっちゃったし、穴も開けちゃいましたが・・・

もう少し考えます〆

コクピット後ろのスポイラーは0.2mm厚の洋白板で。
軽くブーメラン状にして両サイドをクイッと曲げて完了。

真後ろから見るとエンジンの熱気抜きの穴がボコボコ空いてます。
ドリルで1個づつ空けるなんて
無限に時間がかかるし面倒臭い!
ホームセンターで見つけたのが
穴が空いたアルミ板。

助かります。 
感謝!
バンパー部分にも貼り付けました。

余計な穴をパテで塞ぎ
もうちょっと穴を大きくしますか?
変わらないかなぁ? 

サイドウィンドウの窓枠の縦のラインがありません。
ドアはφ0.5mmの洋白丸棒で、
角棒の方が良かったかな?
まぁ、今回は丸棒で
三角窓はφ0.3mmで、画像を見ると
右側の三角窓は確認出来ませんでしたので左側のみです。
右側はアクリル製のハメ殺しかも。


?の所がもうひとつ

サイドミラーが無いんです!

怖いですね〜


マフラーは難解ですね
排出口付近で🐍コブラが頭を上げたように「グニャ!」って曲がってます
ストレートに出した方が排気効率は良いと思うのですが
こんな所はアメリカンですね
ヨーロッパ系のチューナーが手掛けていたら間違いなくストレートでしょう。
さて、どうしよう。
パイプを「グニャ!」ってやると
潰れて折れてしまうのでパイプ自体を曲げるわけにはいきません
(試しにやってみましたが、やっぱり折れました)
柔らかい金属といえば半田ですが
強度に不安があります
やっぱりアルミ棒ですかねぇ〜
そこそこ柔らかく軽量、強度もあるので半田のように自重で曲る恐れは無いでしょう。
φ1.5mmのアルミ棒を幅分にオフセットするように「グニ!」って微妙に曲げるのですが、思うように上手くいきません。
苦肉の策でφ1.5mmアルミ棒にφ1.5mmのパイプを並行に接着

パテで滑らかな曲線で、1本のパイプ
が曲がってますよ風に

出口部分にパイプを使ったのは
例えアルミといえど穴を開けるのは大変かと。

仮組してみました
良いんじゃないですか
充分かっこいいです!

でもね、

画像と比べると実車ではもっと肩を寄せ合っているんです

これでは左右の間隔が開き過ぎです
もっと内側まで伸ばさないといけません・・

作り直しですね。苦笑

気分を変えましょう

フロントバンパーサイドにスポイラーを0.3mmプラ板で、
面構えが「キュッ」って締りました。


さぁ、マフラーです
改めて画像をよく見ると
しっかりとクランク状になってます
これくらいのオフセットであれば
アルミ棒を「エイヤッ」でいけそうですね

寸法はボツ作から割り出します
実物のお手本が目の前にありますから、わりと楽に進めることが出来ます
失敗は成功の元!
無駄にはなりません
さて、排出口です。
どうしましょうか?
相手はアルミですからねぇ
綺麗に穴は空かないでしょうね
やっぱり同径のパイプを継ぎ足せば良いですかねぇ〜
継ぎ目を消すの、面倒くさいですネ
試しに外径φ2mm、内径φ1.8mmのパイプを被せてみました

良いですね〜♪

オーバーサイズですけど
スゴみが出ました
アルミ棒とパイプの継ぎ目も目立たないので

これで行きましょう♪

フロントガラスは、0.5mm厚のエンビ板のヒートプレスで製作
前作で型を作ってますので手間要らずです

他のガラス。サイドウィンドウ、
リアガラス、ヘッドライトカバー
はセル画のセルを切り出して。
ただ、透明感と薄いのは良いのですが真っ直ぐになろうとする性質が高く
サイドウィンドウの様に、ちょっとカーブしている所には向かないかもしれません。
プラ板の方が良いかな?

給油口もやっぱり前作同様
外径φ2.1×φ内径1.5mmアルミパイプにφ1.5mmアルミ棒を差し込んで

リアバンパー下にぶら下がるリアフォグは、0.3mm×1mmの洋白帯金を2mmでカット
支柱はφ0.5mmの洋白線です
赤いレンズはUVレジンで

コクピットはプラ板の組み合わせ。

前年まで助手席いっぱいにあった
ガソリンタンクはシート後ろに移されています。
出走当時の画像で左側ドア後ろに
ガソリンタンクの空気抜きのバルブも確認出来ます。
燃料タンクが真ん中になった事で
重量バランスは良くなった事
でしょう。
バルクヘッドに継ぎ足された
ガソリンタンクはプラ板の積み重ねで、助手席側を大き目に前に張り出してみました。
空っぽになった助手席が寂しいですよネ
消化器を乗せちゃいましょう、
φ2mmのプラ棒の前後をペーパーで丸めただけですが、2個載せちゃいます笑

消化器になるハズ

さて
リアカウル上部の後端は、少ない画像とにらめっこして迷った末に
インテイク フィンは諦めて平面にスポンサーステッカーに変更します
ポリパテで穴を埋めたのですが、
せっかくの段差モールドを引っ掛けて
しまい・・・


  只今絶賛改修作業中!





PS.  改修完了!

ハトメが良い仕事してます♪

















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