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【Japan Expo Paris】打合せでいただいたヒント~作品選定編~

Furuiro ふるいろ のアトリエへのご訪問
誠にありがとうございます☆


以前書いたように

・作品選定
・ディスプレイ、ブース装飾

についてご相談に伺った結果、
どんなことが見えてきたか
簡単にまとめました。

思ったより長くなったので
今回は作品選定について。


考えていたこと

私が最初にお話を頂いた時に思ったのは
やっぱり日本らしいもの。

ジャパンエキスポですから
日本が好きという方がヨーロッパ中から
お越しくださるとのことでしたので、
なにかっぽいもの…

Furuiroの中だと
和柄の入ったものか
着物の生地を使ったものかな?

伝統文化を強く推すなら、
着物の生地を使った
つまみ細工
がいいのかなと思いました。

ただ、今回、出展のお誘いをいただいた
きっかけとなったのが
レジン作品の色使い

画像1

色彩コーディネーターとしても
色彩には結構こだわっていますので
やっぱり嬉しかったですね。

そして、今回のご縁をくれた
この紫陽花たちもパリへ連れて行きたい
という思いもありました。

あと、考えていたのは
ジャパンエキスポ パリ2020限定作品
ココでしか買えません的なのとか
おもしろいかもと思って。


いただいたヒント

・日本人作家がつくるもの
・他の作家さんとのバランス
・価格帯

このキーワードが私の中で引っかかりました。

まず驚いたのは、
伝統文化である必要はなく
日本人作家が作ったものであることが
何よりも重要だと言われたことでした。

”丁寧で緻密で高品質”という
日本ブランドが大事だったんですね。

つまり、なんなら
Furuiroの中の洋アンティークでも
OKってことみたいです。


次に、予想はしていましたが
つまみ細工をされる作家さんは
他にもおられる
ということ。

最近の私のつまみ細工は
ちょっと珍しい形ややり方も多いですが
オーソドックスなものは確実にかぶります。

私は着物の生地を使用したものですが
それって会場で、一目見て、伝わらない…

自由に素敵な色使いをされる
可愛らしいつまみ細工作家さんの方が
確実に強いでしょうね。。。


そして、一番ネックだったのが
価格帯

Furuiroの作品は
量産には不向きなものが多いんです…

というか、量産することを
全く念頭に置かずに作ってます!笑

一応、レシピは残して
再現は出来るようにしてるんですけどね。
そこには新作のヒントもあるから。

今回、出展時の金額には
フランスの消費税(20%!)と
関税、ブースへ手数料が上乗せされます。

これ、普段の値段の倍近いんです…
その値段でも売れるんか。。。

売上の多い単価とかも
見せていただいているんですが
やっぱり私達が買う値段とさほど変わらない。

アクセサリーなら
おそらく€20~30が限界でしょうか…

つまり、手元に戻るのが
1500円前後くらいまでのものが
メインになりますね。
積極的に売上を伸ばすなら
そのさらに半分くらいじゃないと厳しいかも?

ただ、これで
この作品は厳しいな、
と除外する1つの線引きができそうです。


ちなみに、
ジャパンエキスポ パリ2020限定作品
というアイディアは
あまり意味がないよう。

だって、向こうのお客さんにとって
4日間しか来ない作家たちの作品は
すべて限定品と同じようなものだから。

画像2

(↑過去のWABISABIブースの様子)

…確かにそうだ。笑



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