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【毎日日記】11月13日 茶道
9時起床。
久しぶりに朝読書。
お茶を点て、秋の晴れ空の下、本に思考を集中させる。
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11時30分 渋谷でお笑いライブの裏方仕事。
芸歴6年目以下の比較的自分と年齢が近い芸人さんとの交流。
日頃歳上の方と接する機会やお仕事をする機会が多いので、隔週でも同世代や歳の近い先輩方とのお付き合いも大切にしたい。
16時帰宅。
茶道の先生からお借りしている漫画、山田芳裕さん著「へうげもの」を読み込む。
無駄を削ぎ落とした茶道の精神を漫画にも応用し、目次やプロフィールをすっとばして見開き1ページ目からいきなり物語が始まる構成は、初めて意味を理解した時感動した。
千利休の弟子であった「古田織部」という人物が主人公の本書。
一般的にはあまり知られていないが茶道の世界では大御所オブ大御所。
元々は末端の武士であった古田織部が、戦国の時代に信長や秀吉に「武」ではなく「数奇」を気に入られ、武士と茶人、どちらで名を馳せるか葛藤しながらも「へうげもの」の精神を持って登り詰めていく様が描かれており、階級が上になっても斬新なアイデアやへうげた発想で周囲を笑わせる姿には、自分もこうありたいと思わせられる。
茶道というと格式高いものと思われがちだが、ギャグ漫画にすることで敷居を下げ茶道を親しみやすく分かりやすく捉えられてかつ歴史の勉強にもなるので、一度頁をめくると一気読みしてしまう。
(へうげもの=ひょうきんもの)
19時。茶道のお稽古へ。
僕の先生もへうげた女性の方で、いつもお稽古に行くのが楽しみで仕方ない。
いつもは他の生徒さんも数人一緒で教えていただくのだけれど、今日は先生と一対一でのお稽古。
練習ばかりしていてもつまらないから、という理由で毎回実践形式でお茶を点てさせていただいている。
茶道では右利きが基本の形で進んでいくので、左利きの僕は最初ずいぶん手こずったのだけれど、徐々に慣れてきた気がする。
先生にお薄を一服差し上げる。
その後に点てた先生のお茶をいただくとやはりまだまだ雲泥の差、日々鍛錬。
先生のお子さんと歳が同じであること、習っている生徒の中で最年少だからかとても僕のことを気にかけてくださる。
21時半、和気藹々とした雰囲気でお稽古終了。
22時、荻窪の銭湯「第二宝湯」さんへ。
サウナで整う、サ道の方も抜かりなく。
23時帰宅。茶道のお稽古の復習。
熱しやすく冷めやすい薄茶みたいな性格だが、茶の道は今後も歩んでいきたい、百尺竿頭進一歩
(ひゃくしゃくかんとうにいっぽをすすむ)。