カテゴライズされることの安心感の話。
ふと「あなたって●●だよね」と決めつけられると、本当は少し図星であっても「いや、別にそんなことないけどな」なんて、ちょっと反抗というか否定したい気持ちになったりする。
でも、なんとなく自分に自信が持てなかったり、「自分ってどんな存在なんだろう」「自分の良さってどこにあるんだ」とか不安に思っていたりするときには、そうやって決められるほうが、むしろ安心したりもする。
だから、毎回ではないのだけれど、少し元気がない時などには、こういうラベル付けというか決めつけてもらって自分の居場所や自分の輪郭を再確認してみたりする。
その一つで「世代」という大きな括りというものも、存在していると個人的に思っている。
これで言うと私は「プレッシャー世代」に該当するらしい。その特徴としては下記。
たかだか、同じような時期に生まれたというだけで「お前らは十把一絡げで、こうだ!」と決められても困るというか、たまったものではないが、肩の力を抜いて「まあそんな見方もあるのかもね」とラフに捉えることで、ちょっと安心する。少なくとも私は。
もちろんバーナム効果もあるとは思う。これを全員に適用してステレオタイプを持つのも違うとは思う。
ただ、こうやってカテゴライズされた時に、たとえば「全部うまくはいかないけれど到達すべき目標に向かってはしっかりと努力する」とか「上を見ればきりがないけれど、現状でも満足できる」とか、そんなことが書かれていて、それを読んでみる。すると、あたかも自分がそういう性質を持っているような勘違いをして、ちょっとだけ勇気が出る気がする。
大体、良いことも良くないことも書いてあるけど、良いことだけ信じてちょっと前を向いていこうと思う。占いみたいなもので。
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