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その良さが分からない男の話。
「ダバダ~」って歌っているCM、見なくなりましたね。
今回はその話ではなくて、そのCMの中でたしか「違いがわかる男」というキャッチコピーか何かが使われていたことを思い出して、ちょっと考えてみたのです。
よく、世間で「この人はすごい!」みたいな評価がされるアーティストが居たりしますが、どうしても私はその人に対してそう思えないことがあると言いますか。
全員が全員そうではないとは思うんですけど、「そうかなぁ・・いやすごいんだけど、別にこの人の作品に触れても感動はしないんだよなぁ・・」と思ったりすることがあるんです。
人それぞれ感性は違うものだと思いますし、評価の良い/悪いなんて主観的なものでしかないのでどうでもいいかもしれませんけど、ちょっと不安になります。
「そんなに良いんか・・これを良いと思えない自分はヤバイのかな・・」って。
冒頭の話に戻ると、「違いがわかる」どころか「違いがわからない」男なわけです。私は。
だからと言って、「こんなもんどこが良いんじゃ!」と悪態をつく勇気も無く。インターネットなんで匿名は匿名なんでしょうけど、こうして note という場で結構プライベートな思いを言葉にして垂れ流しちゃってたりすると、なかなか良心が働くと言いますか。
つまるところ、別に悪口なんて言うつもりは無いんですけど。
ただ、ひとこと言いたい。
「俺は良いとは思えないんだよなぁ・・」(小声)
それだけです。マジョリティを敵に回す気もございません。仮に口が滑って本心をさらけだしちゃったとしても、私のような意見を持っている方が確実に少数派だと思うので。
なんだろう。
言いたいことも言えない世の中。ポイズン。
でも、言わなくて正解な気もします。別に「アイツが嫌いなんだよ」と言うことはできるでしょうけど、言っても何にもならない。むしろ敵を作るだけ。
他方で自分の心に嘘をついて「良いよね!めっちゃ最高だよね!」と偽るのもなんとなく胸が痛い。自分を殺してる感があります。
だったら「ふーん、そうか!そうなんだね!」って言って、同意も否定もしない方がマシだと思っちゃうのです。ズルイでしょ?でもそういう生き方しかできないんです。ごめんなさい。
というわけで「何が?」と言われても、ボカし続けてこの記事は以上にしたいと思います。おわり。
追記。
「感性、疑うわ・・」と言われたらこれ聴いて元気出します。