note のインポートとエクスポートの機能を試してみた話。
ようやくと言いますか、標準機能として搭載されましたね。note 記事のインポートとエクスポート。
自分の書いた記事一覧の画面の右上に表示されてます。
というわけで、早速なので使ってみることにしました。
まずは「エクスポート」です。
エクスポートを押すと、こんな画面が。
見たところWordPress向けのファイルがダウンロードできるようです。仕組みとしては、この「エクスポート」はすぐにファイルが出来上がるというわけではなくて、手元に出来るまでに少し時間がかかる模様。
やってみました。
すると、私の記事(約300本くらい)では、5分くらいでメールが届いて、ファイルがダウンロードできる準備が完了しました。この辺りは、note の記事の量とか、あとは note 運営側のサーバの処理能力(もしくは人力も関わっている?)に左右されるのかなと勝手に想像します。
ダウンロード回数に制限ありです。
ダウンロードしてみます。
全ての記事が一つにまとまった xml ファイルが出来上がっていました。サイズは3MBくらいでした。
中身を見ると、<wp>というタグが随所にあるので、これでWordPressへのインポートが可能になるとかですかね。私はWordPressの仕様も知りませんし、アカウントも持っていないので試せないですけど。
ちなみに、「assets」フォルダの中は、記事内でアップロードした画像ファイルが入っていました。
ふむふむ。
では次に「インポート」やります。
その前に前提としてインポートするためのファイルの準備です。
以前、個人的に note の記事データをバックアップしておく仕組みを作った際に、はてなブログのアカウントも取得してました。APIを使ってブログ間でデータの出し入れを実装してました。下記ご参照。
https://note.com/furokun/n/nf399f3e07af6?magazine_key=md1994df308b3
というわけで、せっかくならそこでインポートデータを作ってみます。
まず、はてブロで適当な記事を作って、それをエクスポートしてデータを用意して、さらにこれを note にインポートしてみるという流れです。
まず適当な記事。
これを投稿して記事公開。
さらにこれをエクスポート。ちなみにMT形式です。
試しに投稿日時を修正してみました。
2020年12月31日16:56:09。
さてインポートしてみます。
しばらく待って記事一覧を見てみると。
おお、出来てます。下書きとして保存されていました。
インポートされた記事の作成時間は、インポート元ファイルの投稿日時と合っていますね。2020年12月31日16:56。ただ、あくまで下書きなのでこれを公開しちゃうと、note の仕様上、恐らく公開日時は別になってしまうと思うので、そこは注意した方が良いかもですね。遡った記事にはできなそうな。有料版とかならできるんですかね、分かりませんけど。
今回は1本だけインポートしましたが、仕組み的には複数件も対応しているのではないかと思います。細かいタグとかリッチテキストの種類だとか、その辺りは試していないので、どれだけ正確に情報を持ち込むことができるか定かではないですけど、やろうと思えば、ひとまずは引っ越しもできそうです。
というわけで、特に何の思考も出来事も無いですけど、単なる「やってみました」系の内容の記事でした。おしまい。