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映画 | 俺たちに明日はない※the end.
U-NEXTで「俺たちに明日はない」を観ました。
アメリカン・ニューシネマの代表作
どんな作品かは教えていただくまで知りませんでした。
ボニーを演じるフェイ・ダナウェイさん
クライドを演じるウォーレン・ベイティさん
(美しい、美男美女、実在しているとは思えない美しさでうっとり)
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アメリカン・ニューシネマの時代だからそんな刺激ある描写はないだろう、と想像していたのに、最初から刺激的なシーンいっぱい。
ボニーの登場シーン艶っぽいのです、異性への刺激が強すぎ
このフェロモンに抗うことはできないなー
クライド、車を盗もうと物色…
その行為は"せこい"、せこいのですが
クライドはこのビジュアル、スタイルも完璧
せこい行為なのにかっこよく、クールにみえますー
(この世は不公平、不均衡、不条理なのダ)
このせこい行為をみているとゆーのに
ボニーも直ぐ、クライドに心奪われていたように思います。
クライムもの、なのですが時代設定からなのかな
中盤までは牧歌的な印象
BGM可愛いので強盗、カーチェイス
ここは凄いのに"のどか"に感じてしまったー。
後半、そんな"のどか"なところ
どっかに消え去ってしまいます。
現実世界から違う世界にいきたくなる
想像して"もしもこんな選択ができたならー"と
現実逃避、実現することは決してないし
やがて最悪の結末を迎えることとなるだろうー
そんなこと、何となく感じながら愛を深める、確かめ合う二人
表情、仕草、もしもトーク…
そして迫りくる、想像に難くない哀しい結末の足音を感じる
数々のシーン
クライマックスで二人がみせる表情
互いを想っての行動、その反応を交互に
訪れる静寂と突然の終幕
観終わってから茫然自失するほか、なかった。