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1年に1度でも、思い出して足を運んでくれるなら常連です

大阪で小さいお店をしているふらん(@furafran)です。

改めて思うと、選ばれる確率って本当に低い。何故なら無数にある店舗。知られていても利用するかしないかの選択。1度来てくれるだけでも低確率だと思うと、固定客と呼ばれる方には本当にお返しをしたくて仕方がありません。

今でも『1年ぶりですねー』というやり取りや『うそ!?』と6年ぶりとかに再会する事もあります。同じ場所で同じことをし続けるのも楽ではないですが、こういう再会という喜びもあるから楽しいなと思います。

さて、一般的にお店の『常連』という言葉に対して何が想像されるでしょう?頻繁にそのお店に行く人の事を『常連』と呼ぶのでしょうか。

僕がとても好きな、たこ焼き屋さんがあります。大学生時代は近所だったのですが、今はふらっと行ける距離ではありません。とはいえ、今でも年に1回以上は足を運んで顔を見に行きます。そのたこ焼き屋さんのおばちゃんが、こんな事を言っていました。

常連というのは、近所の人が何度も来てくれる人の事じゃなくて、たまにでもわざわざ足を運んでくれる人の事

よほど僻地であれば難しいかもしれませんが、行こうと思えば行ける距離。人によって回数・頻度は異なりますが『その場所で続ける限り、足を運んでくれる』という長期的な固定客なのかもしれません。

僕も久しぶりだろうが、そもそもがお店に行く自体が低確率だと思っているのでとても嬉しく思います。

19歳の頃から通っているので、年月を重ねるごとに『あの時はこんな心境だったな』とか思いつつ思い出のたこ焼きを食べる。

思い出した時は、行けそうな時にわざわざでも足を運ぶ。自分の好きなお店は一消費者としても守りたいと思います。たこ焼き、食べにいこう。

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