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【IB子育て・日々悶々】まず自分が幸せであるべき理由。

おはようございます

日経Duel/Womanの特集「女性リーダーに学ぶ 新しい子育て」の第一回、キャシー松井さんのインタビュー記事を読んで考えたことを共有します。

信頼できる人を持ち、大切にする

自分が信頼できる人、自分をよく理解してくれている人を普段から大切にしていれば、大事な決断の時に頼ることができます

→ キャシー松井さんは「友人」とおっしゃっていますが、私はもっと「家族」や「親戚」を日本人は大切にすべきではないかなと最近思います。

私の台湾人の夫は大家族出身。私自身も家族や親戚との関係が非常に近い家で育ちました。大切にしている友人はもちろんたくさんいますが、我が家は

Family First

特に家族との絆が強い夫から学んだことは、

「血のつながり」の意識
「頻繁なコミュニケーション」

この2つが共に存在していないと、いい関係はキープできません

全く何年も話していない親兄弟や親戚に、何かを頼ったり頼られたりしても実際は困りますよね?

「遠くの親戚より近くの他人」

ということわざが日本にはありますが、

「血は水よりも濃い」

の世界が、我が家では重視されています。しかし、そのために重要なのが

「頻繁なコミュニケーション」

今は国際間の対話もネットで無料でできる時代
MagicJack、Facetime、Zoom、FacebookなどSNSやネットのコミュニケーションツールを総動員して日々家族とのコミュニケーションは欠かさないようにしています。

お陰で、子どもたちは自分の家庭環境を理解し、海外に住んでいる「はとこ」たちに会った時もまるで友人のように話したり、遊んだりできています。

また私は夫の従姉妹たちは、まるで友人のように色々な相談ごとをしたり、サポートをしあったり、食事や旅を楽しめる関係です。これも全て、夫が義理の両親から代々受け継いだ「Family First」の意識でコミュニケーションを大切にしてきたから。

そして今は日本にいるので、国内では子どもたちを連れて、私の実家のお墓参りにいったり、子どもたちや、両親、私の兄弟姉妹やそれぞれのパートナーの誕生日会は家族みんなでできるだけ一緒に祝うようにしています。

また時間を見つけって一緒に旅行や食事を行くことを意識的にしたり、子どもたちの預かりをし合うといったことで、友達以上に頼りになる関係を築けるようになっていると感じています。

コロナ禍では、バーチャルバースデーパーティーを開催。ケーキを各家庭で用意して、Zoom越しに一緒にお祝いしておしゃべりしながら食べる。

たったそれだけのことですが、とても大切なことだったと改めてここ1年半で感じています。

そうそう、昨日ちょうど見たオリンピック選手の五十嵐カノアさんと家族の繋がりも、「ファミリーファースト」の典型です。

自分の幸せを考える

私の仕事に対する思いを見抜いていた夫の母からは、『あなた自身が不幸なら、それが子どもたちにも伝わってしまう』と言われた

キャシー松井さんの義理のお母さんは、お医者様だったそうです。働きながら子育てをした経験を持っていたそうです。

私もまさに同様です。専業主婦の実母に対して、夫の母は、米国に移住する前はフルタイムでがっつり働く金融ウーマンでした。

そのため、結婚する時や長男出産後、仕事を続けることについて、何か言われるかな?と思っていたのですが、むしろ背中を押してもらいました。

さらに、米国在住時代一時期「料理教室」にハマっていた私に対して、「家庭のためじゃなくて、家計を良くするための勉強や、自分のキャリアのために必要なことを学んでもいいのよ」と言われたことがありました。

料理を学ぶより、どう稼いで、どう回すか。さすが金融業界出身の義理の母だけあって、将来を考えたら、その方がずっと役立つと思われたのでしょう。

仕事を続けている私に対して本当に協力的なのは、この母に育てられたからだろうとつくづく感じることが多いのです。

もちろん仕事をすることが幸せの全てとは思いませんが、キャリアを築く。好きな仕事を持つ。そのせいでバタバタな生活になったとしても、幸せを感じられる瞬間が得られることは大切。それを背中で子どもたちに見せる。そんな風に生きていきたいと改めて思った記事でした。

子どもをリスペクトする

自分の人生に責任を持たせるためには、子どもが自分で判断したことをリスペクトするのが親の務めだと思います。たとえ全面的にアグリー(賛成)できなくても、です(笑)。子育てに関してどこにも正解はありません。親はつい、いい学校、いい成績、いい就職を当たり前のように求めてしまいがちですが、このVUCA※時代に、明日何が起こるかは誰にも分かりません。親が子どもに期待することが果たして正しいのかどうかは分からないはずです。

子どもを信じる。

彼らの生きる力を信じる。

でもこれは彼らがティーンエイジャーになった頃の話し。その頃に彼らがちゃんと「判断」できるように、今は生きるための技術や経験をできるだけ与えてあげたい。改めてそう感じました。

子どもが自分で考えて行動する年齢に到達するまであと少しの間。本当に今がとても大切だと改めて感じました。

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