「秋ナスは嫁に食わすな」を発したのは、嫁想いの優しい姑?
スグリンガル英語学校のAsukaです!
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皆さんは、「秋茄子は嫁に食わすな」というコトバを訊いたこと、ありますか?
初めて聞いたときは、正直私もギクッとしましたよ。
なんで、日本語の言い回しとして、こんなイジワルな表現ができるんだろう・・・と。
こんな表現、外国の人にどうやって、説明しにくいですよね。
"It means 'Don't feed delicious eggplant to your daughter-in-law'. When Japanese people have tight family relationships, it is often common to find cases in which a son's mother does not get along with his wife. As a result, there are Japanese sayings related to how sons' mothers treat daughters-in-law badly."
(「美味しい茄子を嫁には食わせるな」という意味。日本では家族関係が良好ではない場合、姑と嫁が仲良くできないというケースがしばしばある。そのため、姑が嫁を優しく扱わないコトバが多分に存在する。)
と、昔の私なら、四角四面に説明していたでしょう。
でも、ちょっと待ってください。
実は、このコトバには裏の意味もあるのです。
①秋茄子は、身体を冷やすから、大切な嫁には食べさせない。
②秋茄子は、種が少ないため、子どもができないと大変だから、嫁には食べさせない。
まあ、2つ目のタネが少ないから子どもができない、
という心配は、余計なお節介ですが。
ご存じでしたか?
この二つ目の説明を聴いてから、私は、自分の
日本の文化を外国人に説明するときの姿勢
に慎重になりました。
というのも、どういった心理的理由・文化や歴史的背景で、特定の言い回しやコトバ表現が出来上がったのか、結局のところ、ハッキリしないものが多いからです。
そのため、良くも悪しくも、皆さんの説明の仕方で、海外の人の、日本に対するイメージが決定するのです。
日本文化を海外の人に紹介するときは、それを肝も銘じるようにしましょう。
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