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「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話感想(シナリオブックをもとに)


私が一番大好きで、何度もなんども繰り返し観ているドラマ、いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう。


音ちゃんの価値観に、どれだけ救われただろう。

音ちゃんの生き方に、どれだけ憧れただろう。

登場人物皆みんな、大好きになったこの作品。


映像は手元にないので(いつか手に入れたいな。いつか、ね。)、シナリオブックをもとに、ゆっくり振り返っていきたいと思います。

路上のアスファルトから咲いている花
しゃがんで眺めている六歳の女の子、杉原音。
大きなリュックを背負い、骨壷の箱を抱えている。

音「あんな。お年玉返すからお母さん返して欲しいねん」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


アスファルトに咲いた花から始まる、作品。
これ、大事なので覚えておいてくださいね?笑

六歳の音ちゃん。お年玉返すからって…。涙
骨壷を大切に抱えていることからも、幼い音ちゃんにとって、お母さんがどれほど大切な存在かがうかがえます。

木穂子「休み取れたんだったら、わたしも有給取ったのに」
練「(ごめんねと頷く)」
木穂子「(博多弁で)ごめんけど、わたしこれからぎゅうぎゅうの地下鉄乗るっちゃん。なんも喋らんで帰らすと?」
練「(慌てて笑顔にして)いってらっしゃい、木穂ちゃん」

微笑み、練の耳を引っ張って出ていく木穂子。
練、部屋に戻ると、一万円札と『たまには飲みに行きなよ』との書き置きが置いてある。

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


この物語で、はたまた大好きな存在、きほちゃん。博多弁が可愛い。

そして、さらっとお金を置いていくお姉さんな感じも好きです。そしてここから分かる、練くんはなかなか飲みに行かない人なんだなというところも含めて好きです。

晴太「うん?あー、帰りのお金がなくなっちゃって」
練「盗んだの?」
晴太「違うよ。落ちてて、二千円しか入ってなかったし」
練「二千円でも勝手に持ってったら駄目だよ」
晴太「練くん、警察届ける派?」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


ねぇ、晴太。晴太の憎めないキャラクターは、回を重ねるごとに分かってくるのですが、何度見ても泥棒はだめでしょ、ってなる。笑 そしてお金ないのに、なんでまりも羊羹買えたのよ。笑笑

きちんと警察届ける派を貫いている練くん、君はそのままでいてくれ(『アンナチュラル』のミコトちゃん風)。

練「なあ。これ。どこで盗んだの?」
鬱陶しそうに布団を被る晴太。
練「なあ。これ。これ、この人の大事なやつだよ。なあ。なあって。駄目だって。駄目だよ、これは返さなきゃ」

晴太は起きない。
練、もう一度手紙を見つめる。
突き動かすものがある。
並んでいるトラックのうちの一台のライトが点き、走って出て行った。

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


突き動かすものがある、なんて表記があったんだ素敵…!それで練くんあの表情なのね、と納得するものがある。坂元さんも高良健吾さんも凄い。脚本家の方と、俳優さんと、こうやってそれぞれの役割があって、作品が出来上がっているんだなと感慨深くなります。

そして、お手紙を読んで返さなきゃと、東京から北海道までトラックで行くことを決める練くん。偉すぎる。

見たこともない他人のために、ここまで出来る、それが練くんな訳なんだけど、やっぱりそれって中々出来ないことだし、真っ直ぐすぎる練くんに、生きづらいだろうなという思いも芽生えてしまう。報われてほしいキャラクター第二(第一はごめん、音ちゃんにあげたいのです)すぎる、練くんです。

音「あなた、何?」
練「(考えて)東京から来たんですけど…」
音「東京。林田音さんに何か用ですか?」
練、持っていた紙袋から例のバッグを出して。
練「これを…」
音「泥棒」
練「え…(誤解されていると、理解して)いや。違います。違います違います」
音「二千六十円」
練「え」
音「(手のひらを出し)二千六十円。入ってたでしょ?」
練、財布を渡す。
音「(中身を確かめて)使った?」
練「はい」
音「おいで、警察行こう」
練「いや、違います。自分はこれ届けに来ただけで、盗ったのは別の泥棒で…」
音のネームプレートの『林田』が見えた。
練「(じっと見る)」
音「林田です。二千六十円置き引きされた林田です」
練「死んだんじゃ」
音「死んでるように見えますか?」
練「お墓は」
音「現状入ってないかな」
練「(安堵し)あ…あ、はじめまして(と、礼をする)」
音「(手のひらを出し)二千六十円」
練、自分の財布を開け、千円札二枚、百円玉一枚を音の手のひらに載せる。
音、エプロンのポケットから十円を四枚出し、練の手のひらに置く。
練「(頭を下げる)」
音「(練を見定め)本当に東京からこれ返すために来たの?本当にあなたが盗んだんじゃないの?のに?」
練「(頷く)」
音、エプロンのもう片方のポケットからいちごみるく飴をひとつ出し、練に渡す。
音「(軽く関西弁で)食べ」
と言って背を向け、戻っていこうとする音。
練「あの、まだあります!」
音、何だ?と振り返ると、練、ポケットから例の手紙を取り出した。
音「(見て、表情が曇る)…」
練「これ返しに来たんです」
音「(顔をしかめて)読んだ?」
練「ごめんなさい。読んだら絶対返さなきゃいけないやつだと思って。この人これ何百回も読んでたんだろうな、これこの人のつっかえ棒なんじゃないかなって思って」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


東京からはるばるお手紙を返しに北海道にきた、練くん。あなた、本当に凄い人だよ…!
なのに、警戒心バリバリで敵意を向けられる練くん。笑 

お墓、現状入ってないかなって笑って隙を見せる音ちゃん、可愛い…!
細かなお釣りをきちんと返す音ちゃん、ちゃんとしていて好きです!!!

いちごみるく飴、100均に売っているので、音ちゃんと練くんのこと思い出してはよく買っているんですよね。ドラマにこうやって日常にあるものを登場させてくれる坂元さん、日常を大切にしているからこそで、本当に素敵です。

つっかえ棒っていう表現を繰り出す練くん、いい。いいです。自分にとっても大切なものがあるからこそ、出てきた言葉ですよね。

音「(思い返し)教室で彼が本読んでると、何読んでるのかなって、こっそり覗き込んだり」
練「へえ」
音「中庭に百葉箱、わかる?小さな家みたいな、温度計が入ってる箱。そこに保利くん、昼休みにいて、(思い出し笑いし)あ、保李くん、今日フルーツサンド食べてるんだ、とか、見てて。不思議だよね。好きな人って、いて、見るんじゃなくて、見たら、そこにいるんだよね。例えば、教室の…うん…」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


ファミレスにやってきた音ちゃんと練くん。ファミレスに、想像以上かもと興奮する音ちゃんが可愛くて。東京の色々な話を聞きたがっては、自分のお話もちゃんとする音ちゃんが愛らしくて。

好きだった、付き合っていた、気象観測部の保利くん(堀くんじゃないあたりが坂元さんのこだわりでしょうか。笑)の話をする音ちゃん、乙女でまた可愛くて。

フルーツサンドて!保利くんフルーツサンドて(落ち着こう)!可愛い!!!会ったことも見たこともない保利くんに、思いを馳せます。絶対素敵やん。でも、あえてその保利くんの姿を見せないで、視聴者に想像させるスタンスなところ、坂元さんらしくて好きです。

音「ありがとう。手紙返しに来てくれて。引っ越し屋さんが言ってた通り、あれって、(関西弁で)わたしのつっかえ棒やったから」
練「(何か言おうとする)」
音「(遮って)ほんま嬉しかった。結婚する」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


白井さんと結婚することに決めたという、音ちゃん。そして、素直に手紙を持ってきてくれたことへの感謝を練くんに伝えます。つっかえ棒っていう時、関西弁になるのが、良いです。大切なこと、本音を伝えるときには方言が出るみたいな感じで。自分の思っていた通りの道ではないけど、大切なものを大切にとっておきながらも、決断をした音ちゃんの覚悟がうかがえるシーンです。

母の声「音へ。今、真夜中の二時を少し回ったところです。今が最後のチャンスかも。そう思って、病院の方に便箋とペンを借りました。もうあまり字が上手に書けなくて恥ずかしいけど、便箋を光に透かすと、小さな花びらが浮かびます。素敵でしょ?」

音、便箋を窓外の光に透かしてみる。

母の声「音。お母さんはそろそろいなくなります。あっと言う間だったね。時間が足りない。まだ何にも出来てない。まだ死ねない。あなたを、ひとり残してしまうの」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


満島ひかりさん、大好きです(告白)…!
そして、坂元さんが物語に出してくれるお手紙シーン、大大大好きです!!!

小さな花びらが浮かぶ、便箋、素敵。
読むたびに透かしたくなるよね、音ちゃん。
勝手に(笑)読んでた練くんも、ちゃんと光に透かしてたもんね。

雪景色の中、立っている六歳の時の音。

母の声「音。あなたを父親のいる子にしてあげられなかったこと、何度後悔しても足りません。お母さんはもう髪を結んであげることも出来ません。それでもお母さん、あなたを産んで良かったと思っています」

八羽根待ちの町中、先を歩く雅彦の後を、リュックを背負って付いていく音。

母の声「あなたはとても質問の多い子だった。何で水は濡れるの。髪の毛はどんどん伸びるのに、何で眉毛はちょうどで止まるの。どうして寂しい気持ちはあるの」

林田家の玄関に立つ音。
元気だった頃の知恵が、むすっとした顔で出迎える。
音、よろしくお願いしますと頭を下げる。

「あなたには絵本が必要なかった。自分で作った物語をわたしに話して聞かせながら眠りに就くから」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


この物語には、音ちゃんのお父さんが出てきません。でも、お母さんが、お母さんと音ちゃんの思い出が素敵すぎて、十分だって思います。お母さんが、それでも音ちゃんを産んで良かったって、最期の時まで思えていて良かったです。

質問の多い、小さな音ちゃん。疑問を持つって、この世の中を生きていく上で大切なことですよね。小さい時からそれを実践できているの、強いです。

明るいようにも暗いようにも見えない音ちゃん。小さい頃から想像するのが好きで、それを大切に生きてきたんでしょう。

音、部屋に入ってくると、知恵が音のペンのシールを、『すぎはら おと』の上から『はやしだ おと』に重ねて貼っている。

母の声「歩くのが速いわたしの後を、大丈夫や、そう言って付いてくる小さなあなたを見ていて、いつも思いました。この子には人生を切り開く強い力がある」

知恵の家事を手伝っている音。
料理を作り、床の雑巾がけをし、トイレ掃除をする。

母の声「音。たくさんの人に出会ってね。自由に見て、自由に話して、自由に手に取って自由に歩いて。好きなように生きて。それはあなたが心に持って生まれた大切な宝物だと思う」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


大丈夫やって言いながら、お母さんの後ろをついていく音ちゃんの姿、微笑ましいです!お母さんが、そんな音ちゃんのこと、人生を切り開く強い力があるって称してくれるの、いいな。大人になった音ちゃんにとって、最高で最強な褒め言葉だと思います。

家事のシーン、しっかり映してくれるの、坂元さんの作品ならでは。音ちゃん、頑張って生きてきたんだね、頑張ったね。

好きなように生きてっていうお母さんの、音ちゃんへの愛。お母さん、凄い文才ですよ…。涙

中学生になった音、雅彦の料理を作り、トイレ掃除をし、布団に臥せっている知恵に薬をあげる。

母の声「あなたはいつか学校に行って、友達を作るのかな。中学生になって、高校生になって、誰かを好きになるのかな。どんな恋をするんだろ」

自転車に乗って新聞配達をしている音。
投函し、表札の『保利』という名を見つめる。

母の声「恋をすると、嬉しいだけじゃなくて、切なくなったりするね。きっと人が淋しいって気持ちを持っているのは、誰かと出会うためなんだと思います」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


誰かを好きになるのかな、で映る保利くんの表札!!!アルバイトを頑張っている中で、保利くんのお家ここだなって思うことが、音ちゃんにとっての励みだったんだろうなって想像できます。

淋しい気持ちは、誰かと出会うため。お母さん、名言生み出しすぎですよ…大渋滞…。

恋をしている高揚の中で、長い下り坂を自転車で滑り降りていく音。

母の声「時に人生は厳しいけれど、恋をしてる時は忘れられる」

クリーニング店でバイトをしている高校三年の音。携帯にメールが着信し、『保利くん』からで、『音ちゃん、一緒に札幌の大学を受験しよう!』とある。音、切ない気持ちの中、接客をする、作業場でアイロンをかける。

母の声「恋をして、そしていつか、たったひとりの人に出会えるといいね。その人はきっと、あなたの質問に答えてくれる。あなたの物語を聞いてくれる。あなたが産まれたことを喜んでくれる」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


時に人生は厳しいけれど、恋をしてる時は忘れられる、この物語のテーマですね。時に、というより常に厳しくない!?とは思いますが。笑 でも、その分恋のキラキラが鮮明に描かれているのだと思います。

音ちゃんも本当だったら、札幌の大学、受験したかっただろうな。置かれている環境で、最初から諦めなければならないって、どれほど辛いことでしょう。

たった一人の人に出会えるといいね、っていうお母さんは、きっとたった一人の人に出会って素敵な恋をしたからこそ、音ちゃんにそうなってほしいって思うんだろうな。もう自分が音ちゃんの質問に答えたり、物語を聞いたり出来ないからこそ、そのたった一人の人に手綱を渡すお母さんが、素敵です。

川の堰堤に腰掛け、朝日を見ている二十一歳の音。

母の声「音。字が上手に書けなくてごめんね。お母さんはどこに行ったの。今のうちに答えておきます。空の上にはいません。土の中にもいません。お母さんは音の中にいます」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


このシーン、本編にはありませんでしたね(たしか)。空の上から見守っています、なんてありがちな言い回しではなく、音の中にいますって言ってくれるお母さん。素敵です。

走るトラックの車内、無言で運転している練、手紙を読んでいる音。

母の声「葡萄の花は葡萄の味がする。バナナの花はバナナの味がする。愛するって、心から心へと残していくことだと思う。桃の花は桃の味がする。音が笑ってる時、お母さんも笑ってる!音が走ってる時、お母さんも走ってる!大好きなわたしの娘。大好きな音。愛しています。どうか幸せに。母より」

読み終えた音、手紙を閉じる。
音、涙が溢れてくる。
練は気付きながら、何も言わずに運転を続けている。
窓の外は雨が雪に変わっている。
雪が降り、一面の雪景色だ。

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


愛するって、心から心へと残していくこと。また名言…お母さんは音ちゃんの心に残そうとお手紙を書いて、音ちゃんがまた誰かの心に残したいって思ってくれたらいいなって願っているのですよね。本当に素敵なお母さんです。

そして、気付いているのに何も言わずに、静かに運転してくれる練くん、推せる…!

練「居酒屋?」
音「うん、友達、働いてるって言ってたから。しばらくお世話になれるか聞いてきます」
練、ふと思って、荷台の段ボールから桃の缶詰をひとつ出し、上着で拭いて、音に差し出す。
練「いや、こんなものなら手ぶらの方がましかな…」
音「(首を振り)ありがとう。すぐ戻ってくるね」

笑顔を向け合う二人。
桃の缶詰を持って歩き出す音。

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


桃の缶詰を上着で拭いてから、遠慮がちに渡してくれる練くん。優しさが滲み出ています…!そして、この桃の缶詰が、音ちゃんにとっての支えになっていきます。

家財道具は無いが、綺麗に片付いている、ひとり暮らしをはじめた音の部屋。
玄関から出かけていく音の後ろ姿。
窓辺に、菅直人首相の写真が載っている新聞を敷いた小さな花の鉢植え。
棚に母の手紙と、桃の缶詰が置いてある。

音の声「東京に来て、一年が過ぎた。知らない町。知らない道。知らない顔」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


きちんと片付いていて、ところどころお花があったり、古いものだけど大切そうに使っているように見える家具たちがあったり、そんな音ちゃんのお部屋、とても好きです。やっと手に入れた、大切な空間だもんね。お母さんの手紙と一緒に置かれている桃の缶詰…!大切なものになっている…!!!

音ちゃんの声好きだな。知ってるマンホールしかなかった北海道と違って、知らないものばかりの東京。

給油のために入ってくるリムジン。
運転手がハイオク満タンでと男性店員に告げている。
洗車をしていた女性店員もリムジンに駆け寄る。
窓が開き、シャンパンまみれの朝陽が酔った様子で給油の準備をする女性店員に声をかける。
胸の『杉原音』の名札が見える。

朝陽「ねえねえ、君も飲む?」

振り返る、顔が油で少し汚れた音。
朝陽、音を見て、へえ、可愛いなと思う。
音、朝陽を見て、何だこいつと露骨に顔に出て。

音の声「二〇一一年一月。わたしは今、東京で生きています」

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一話


ガソリンスタンドで働く、顔が汚れている音ちゃん、可愛い。
朝陽くんもそう思ってみていたんだろうな。
音ちゃん、軽蔑した顔で朝陽くんのこと見るな〜(笑)ってこの顔もまた好きだったのですが、「何だこいつと露骨に顔に出て」って脚本に書かれていたとは!!!何だこいつ!!!確かにそういう顔してる、で、そういう顔が出来ちゃう、そういう顔も可愛く出来ちゃう有村架純ちゃん、天才です最高です。



はぁぁ最高に暗くて(褒めてる)最高に良質な第一話、ありがとうございました!!!
何回観返しても、戻ってきたくなる、第一話です。

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