本当に欲しいものは天から降ってきたりしないから祈ったり待ったりしない
鳥の囀りや小川のせせらぎなど自然の音は大好きだ。
そして音楽は金を払って聞きたい。聞きたいものだけを聞きたい。脳と耳に勝手に侵入してオッケーなのは、スーパーBGMのクイーンくらいまで。そんなわけで自由な表現の場である路上ライブは耐え難い。大道芸などの視覚情報が強いパフォーマンスなどとは違い、耳から入る情報はシャットアウトし辛いからだ。
申し訳ない。すべてを否定するわけではないが、僕としては箱の中で勝手にやっていただきたい。タダでも聞きたくない人の歌は聞きたくないという僕みたいなコダワリも存在するのだ。
そして社会に出てなにより辛かったのは「ニジカイハカラオケネー」という謎のジャパニーズヴィレッジルール。親しい友とならばまだ数時間の我慢も耐えられようが、サラリーマン封建制度のこの苦行には出口が見えない。しかも多くの場合は会費制だ。身銭を切って歌ともいえない唸りを聞かされるのはただのハラスメントだ。今はぴったりの言葉が存在する良い時代だ。
「総務のタカコさんにカラオケ誘われたんですけど。なんかキツイんですよね~あの人とカラオケ。竹内まりやのマンハッタンキスとか泣きながら歌うし…」
「ライオンキングのブロードウェイバージョンをガチで歌うといいよ。僕は二度と誘われてないから。」
さあ、今こそ嫌われる勇気を
まあこうやって敵は増えていくわけなんだが。
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