ベーコンの話

今回は、ベーコンの話。

料理で使うベーコンは、自家製です。

完成直後　燻製の良い香りが充満します。

簡単レシピ

　豚バラ肉に塩・胡椒を塗り込み、フォークで突き刺しつつ塗り込みます。量は適当。たっぷりと。
　ニンニクと生姜はすりおろし。香りの強い香草（庭で採れるローズマリーとローレル）と野菜（これはお好みで。うちはネギ、玉ねぎ、人参などあるもので）。そして赤ワインで漬け込んで1週間程度、冷蔵庫で天地返しをしながら馴染ませていきます。
　水洗いをして丸1日陰干し。
　そして3時間燻製で完成。

時間はかかるけれど、いたってシンプル。
安心安全、何より本当に美味しく仕上がります。

ベーコンづくりのきっかけ

　それは友人の一言。
　｢失敗しても、市販のものを買うより美味しいから。｣
　その一言で、ベーコン、そして燻製生活が始まったといっても過言ではありません。今では料理にベーコンは欠かせないものになっています。

　酒菜やまさきでも、様々な形でこのベーコンを味わっていただきます。

ベーコンづくりの手順（写真にて）

豚バラブロック　いつも2kgを購入

　ベーコンづくりはまず、豚バラ肉の購入から。最近は2kgを買って4等分。1切れはコチュジャン漬けとして使い、残りの3切れをベーコンとして使います。

1.5kg分の豚バラ肉

　ここに粗塩と粒胡椒をふりかけ、フォークでつきさして中にしみ込ませます。全ての面に同じように粗塩と粒胡椒をまぶします。

野菜と香草をたっぷり入れて　ワインで漬ける

　ニンニクと生姜はすりおろし。ローレルとローズマリーは庭から新鮮な物を採ってきます。ここにいろんなネギを刻んでまぶします。タマネギ　人参　ネギ　セロリなども入れると美味しいとのことです。
　とにかく何でもいい感じ。アバウトだから続けられているのだと思います。

　この後、ビニールなどに入れて密封し、冷蔵庫で毎日天地返しをしながら1週間前後漬け込みます。

　1週間経ったら水洗いをして陰干し。夏の暑いときなどは、冷蔵庫に入れて乾燥させます。

日陰で風通しの良いところで　一昼夜陰干し

一昼夜陰干しをした状態　干し肉のいい香り

ここから3時間　煙の様子を見ながら燻します

　油がしたたる音が聞こえてきます。
　周りからこぼれ落ちてくるので拭き取りつつ、煙の量を調整しながらの3時間。

　時間はかかります。
　でも、その美味しさを知っているから、この時間さえも楽しいのです。

細く煙が出続けるように火を調整。

3時間後。飴色に輝くベーコンが完成。

おすすめベーコン料理

ベーコンエッグ

ベーコンを敷き詰めて，弱火でじっくり焼く

ベーコンから油がしみ出してくる。これがまたとてもいい香り。

ベーコンを両面カリカリに焼き上げたら卵を投入して蓋をする。そのままテーブルへ。
これは2人分。店では一人用のスキレットでお出しします。

酒菜やまさきのベーコンをぜひお試し下さい。

酒菜やまさき
営業　木～土　午後5時～10時
（ラストオーダー9時　ドリンクオーダー9時半）
070-7784-3838
カウンター7席のため、事前に連絡いただくと助かります。