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人と向き合う仕事「葬儀ディレクター」

葬儀担当者(葬儀ディレクター)は「人の死と向き合う仕事」です。

これだけ聞くと、
悲しい仕事、やりたくない仕事、大変な仕事だと言われることが多いと感じます。

確かに「仕事であるため、決して楽な仕事ではない」と思いますが、

そもそも楽に出来る仕事は、世の中にはないのではないかと感じます。

「死」を意識して生活をしている人はまずいない

お迎え

人は死を意識して生活を送っている人はまずいない。いくら身内が危篤と言われる状態であっても、本人を含めて「明日亡くなるとは誰も思っていない」

大切な身内だからこそ、元気で長生きをしてほしいと思うことは当然です。

しかし「生」がある以上、必ず「死」があり「人は必ずいつかは亡くなる」

だからこそ、万が一のときの準備(葬儀・お墓・宗教者・相続・遺品整理・人間関係の確認・連絡先など)は必ず事前準備や整理をしておいた方が良いとされます。

誰もが「いつ」亡くなるかどうかを正確に把握している人はどこにもいないと僕は思います。いたとしても、それは亡くなったご本人だけではないでしょうか。

万が一という言葉

私達をはじめ葬儀担当経験者、現役の葬儀ディレクター、終活に関する仕事を行っている方は、よく「万が一」と言う言葉をよく使います。

この言葉は身内の方を傷つけない言葉の代表であり、労るための言葉でもあります。

しかし、現実はやはり訪れてしまうものであり、「死」の発生率は100%。

私は、死は必ず発生するものであると冷静にわかっているため、終活に関するアドバイスを送り続けている。私だけではなく、葬儀や終活に関する仕事の関係者も同様であると感じます。

万が一は「万が一ではなく、必ず起こる」

人の死という現実があるからこそ、向き合う必要がある

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生き物である以上、自分で自分の葬儀や埋葬を行うことが出来ません。

必ず亡くなった人と「誰かが向き合う必要」であり、その向き合うための場が「お葬式」なのではないかと、私は思います。

どのような形であっても「お葬式は必ず行うもの」であり、遺族だけでなく葬儀担当者(葬祭ディレクター)も亡くなった故人、身内の方に向き合うことになります。

たとえ直葬であったとしても、式を行わないだけで、遺族・親戚などは必ずいらっしゃいます。

葬儀担当者は、どのようなお葬式にしてあげたいかを確認し、滞りなくお葬式を行うのが、葬儀担当者の仕事です。

更に葬儀担当者は「遺族に寄り添い」声を聞く。人と向き合う気持ちがなければ葬儀担当者は出来ません。

第3者の立場で「冷静に葬儀を確認できる者」である葬儀担当者は、今後も重要視され重宝される仕事であると感じております。


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