【他人に遺族の本当の辛さはわからない】 神田沙也加さん葬儀後の会見で思ったこと
先日、急逝をされた神田沙也加さんの葬儀は密葬で行われたと、松田聖子さん、神田正輝さんが葬儀後の会見で明らかにされました。
自身の子が亡くなられ、その葬儀直後に会見が行われるとは予想もつきませんでした。
気丈に振る舞う姿は会見の様子を見ているだけで、本当に辛い。
会見の中で、ご両親がお話するだけでも気力がいっぱいなのにも関わらず、変な質問をした記者がいたことに驚きました。
今の気持ちは? 言葉にならないほど辛いに決まっているだろう
記者会見の中で、「今の気持ちは?」と質問をされた方がいたが…自分の娘と告別する親の気持ちを考えてほしい。
そんなことを別に質問する必要がない。
静かにしておいてほしいと松田さんや神田さんは仰っている。
本当に辛い中、わざわざ会見を開かれ説明をされた。
過去、何度も逆縁で子どもを亡くされた方の葬儀も担当させて頂いてきたが、こんなに気丈に振る舞われた方はいない。
人の気持ちを感じない人はこのように発言をしてしまうのだろうか?
それとも、葬儀・告別という「場」を知らない人なのだろうか?
残念ながら他人に「自分の子を亡くした本当の気持ちはわからない」
悲しみの中で冷静な判断や気持ちを落ち着かせることなんて出来ない。
だから、第三者として無事に葬儀を送ることを使命とする、葬儀担当者・葬祭ディレクターという仕事は本当に必要だと僕は思う。
この仕事は人の悲しみを汲み取れる人しかしてはいけない。
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