【読書記録】光のとこにいてね(一穂ミチ)
約460ページものボリュームを感じさせない
疾走感に溢れた作品でした。
4月に発表された #本屋大賞 では、
結果 第3位とのこと👼👼
高評価にも納得の、満足感がある長編小説!
一穂ミチさんの作品は
『 #パラソルでパラシュート 』
『 #スモールワールズ 』
を読んだことがあるのですが、
どれも全然違った物語で
毎回楽しく読ませて頂いています📖´-
今作はガールミーツガールミーツ的展開で
2人の少女が出会うところから
物語が始まっていきます。
この2人の目線が入れ替わりながら
語られていくのですが、
彼女らの距離感が言い表せないくらい
不思議で強い関係性で、魅力的。
恋人でもないし友達と言うのもなんか違う…
なかなか難しい関係性だと思うのですが
そこはさすが、一穂ミチさん。
すごく鮮やかで丁寧な描写が
読者を置いてきぼりにすることなく紡がれ、
気付けば物語にどっぷり浸っていました。
既に言語化されている関係性に
無理やり嵌め込むのではなく、
この2人だけの関係性がある。
さらに言うと本来 人と人の数だけ
関係性は多様であるはずで、
私たちもそうなんだよなあと
ふと、気付かされる作品でもありました。
ま、色々書いたけど本屋大賞3位ってことで
当然のように面白いから(突然の丸投げ😂)
ページ数と分厚さにはビビるかも知れませんが
恐れず手に取ってみて欲しいな〜と
思いました!!🕊🕊
読者までわくわくしてくる
ラスト数ページも最高でした✌️
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