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無職から農業をはじめよう。vol.6 JAの直売所で野菜を売るということ

おはようございます。
今回は、JAの直売所で野菜を売ろうと思っているので話を聞いてきました。

現在、さいたま市の明日の農業担い手入門研修に参加できることが決まり、4月から週一ですが、また一から学ぼうと思っています。
入門研修を1年受けて、そののちに実践研修というものがあり、そちらに合格すると2年研修があり、延べ3年かけて合格すると農業者としていろいろできる幅が広がります、今年は入門研修、小松菜農家さんのバイト、そしてカミさんの親戚から貸していただいた1反の畑で野菜をつくろうと思っています。
さすがに、家庭菜園のレベルではないくらい作物が採れるので、少しではありますが販売ができないかとJAの直売所に相談してみました。

JAさいたまでは、こうやって担い手研修として参加している人達のために農家さんではないのですがJA管轄の直売所を利用できるようなっているみたいで、アポイントメントをとって話を聞いてきました。

農家になるまでは準会員という形で、参加することができるようですが基本農家さんと同じように野菜を並べることができます。

入会金2000円、年会費5000円。
野菜の値段は自分でつける。
基本、持ち寄った野菜は一日で状態を確認したり、持ち帰ったりしなければならない。
月に二回締めがあり、その都度入金がJAの口座に入る。

最大のメリットというかJAを利用することを選んだ理由としては、野菜を出荷するためには栽培管理をつけなければいけないのですが、JAのシステムを利用できるというところでした。
野菜に農薬を使用する場合、この薬品はこの作物には何回まで、収穫の何日前までといった規定が細かく決められています。薬品の使用期限内であれば、用法を守って使用すれば問題はないのですが、薬品によっては今年から使用方法が変更ということが稀にあるということで、専門的にそこまで常に追いかけるとなると、なかなか難しいと思っています。野菜を出荷する際にはそういった書類を提出するのがあたり前なのですが、以前は紙による自己管理が主だったようで、小さな個人農家にとっては、そういったデータベースを使えるのはなかなか魅力的ではあります。

個人的には薬は使わないでいけるならそれに越したことがないのですが、まずはとりあえずやってみて、そこから段階的に減らしていこうと考えていて、そういった、過去のデータや使用可能な範囲を知るにはとてもいいシステムだと思っています。担当者さんから話を聞くと今はモバイル管理ができるようになっており、農薬使用だけでなく、播種から定植、収穫まで栽培記録も入力することによって値札のバーコードが出るといったものになっているようです。

こちらに入会すると、それらのシステムを利用できるのと同時に、JAさいたま管轄の12か所ある直売所のうち7か所ではどこに持って行ってもすぐに売ることができるということでした。残りの5か所は行政が入っていてそちらの地域の農家さんを優先させたり、部会に入らないといけないといったような一見さんお断りの慣習が残っているようですが、そちらは要相談ということでJAの担当者の人も濁していました。といっても、そこまで遠くの直売所までは持っていくことは当分ないと思うし、畑から家までの直売所が3か所もあるのでそちらで当分は事足りるかなと思っています。その他、今考えてるのは家の前での無人販売。PayPayならば釣銭もお金の管理もしやすいので取り入れてみようかなと思っています。自分の家でとれた野菜ならば保健所の届け出も必要ないということでした。

といっても、まだ苗も植えてないので気が早いかもしれませんが、やはり最大のネックである販売が心配になっていたのでこれで一つ悩みは消えたかなと思っています。

JAには参加申込書を記入して、生産者番号が割り振られたら、今度直売所のルールやシステムについて教えてもらうことになっているのでまた、記事にしていきたいと思っています。

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