【5分でわかる!】ロシアVSウクライナ情勢について(最新版)
2022年2月24日ロシアからウクライナへの侵攻が始まり、世界中を震撼させたのは記憶に新しいことでしょう。
今回のnoteでは、そもそも何が原因でロシアはウクライナへの侵攻を始めたのか?
筆者なりに情報を集めて分析していきたいと思います。
なぜ起こった!?戦争の理由は一体何?
なぜロシアは、ウクライナへの侵攻を始めたのか調べてみました。
1番の理由としては、ウクライナをNATOに加盟させないためでしょう。
では、なぜロシアはウクライナがNATOに加盟することを嫌っているのか?を調査してみました。
そもそもNATOとは?ロシアとはどんな関係?
そもそもNATOとは一体なんなのか?ロシアとはどんな関係性があるのか解析していきたいと思います。
NATOとは、North Atlantic Treaty Organizationの略で、日本語では北大西洋条約機構となります。
NATOを一言でいうならば、ソ連に対抗するための軍事同盟です。
1949年、アメリカ・イギリス・フランスを中心にして、当初12の加盟国によって設立されました。
ロシアにとってNATOは、敵対国の集まりなので、ロシアは周辺の国には加盟してほしくないと考えています。
しかし、そんなロシアの意に反して、NATOへの加盟国は続々と増えていき、2022年時点では30カ国以上の国が加盟していきます。
徐々に西(ヨーロッパ)から東へと勢力を拡大し、ロシアに面するウクライナまでNATOに加盟されるとプーチン大統領も心中穏やかではいられないでしょう。
いつ攻撃してくるか分からない仲の悪い相手が自分の家の隣に引っ越して来たら誰しも嫌だと思います。
ロシア侵攻にあった歴史的背景
そもそも昔ロシアとウクライナは、ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)というひとつの国でした。
しかし、1991年のソ連崩壊を機に、ウクライナはロシア(ソ連)から独立を果たします。
独立をしてからウクライナでは、新ロシア派と新欧米派の対立が2014年まで続きます。
2014年にウクライナ騒乱が勃発し、新ロシア派のヤヌコビッチ大統領はロシアに亡命、新欧米派が政権を握るようになりました。
ポロシェンコ大統領、ゼレンスキー大統領は、新欧米派としてNATOへの加盟に尽力し、脱ロシアの動きを加速させます。
プーチン大統領による民主化運動鎮静のため
プーチン大統領は2000年に大統領に就任してから20年以上政権を維持しています。
しかし、インターネット、スマートフォン、SNSの発展により、プーチン大統領に不満を持っている民衆が多くいることが判明しました。
そして、ロシアでは民主化運動が急速に進んできています。
民主化運動が進んで、さらにウクライナまでNATOに加入されてしまうと、プーチン大統領はまさに四面楚歌の状態になってしまいます。
自分の立場を守るためにも、プーチン大統領はウクライナを侵攻しようとしているのでしょう。
日本への影響は?日本人ができることは?
ウクライナ情勢が日本に与える影響と日本人がロシア、ウクライナの問題に対してできることがないかみていきましょう。
ガソリンの高騰
ウクライナ情勢が日本に与える影響の一つ目としては、ガソリンの高騰があります。
ロシアは、世界最大の国土を誇る故に、天然ガス資源も豊富です。
各国は、ロシアに対し経済制裁を行なっていますが、ロシアからの輸出も制約されるため、エネルギー資源が高騰してしまします。
小麦製品の高騰
ウクライナ情勢が日本に与える影響の二つ目としては、小麦製品の高騰です。
ロシアとウクライナは世界でも有数の小麦輸出国です。
この二つの国から小麦が輸出されなくなることで、日本でも小麦を使ったパンやパスタといった製品の高騰が伺えます。
今日本人ができること
個人が動いたところでロシアの侵攻を止めることはできませんが、それでもできることは当然あります!
身近なことでできることといえば募金でしょう。
募金団体の例としては以下のようなものがあります。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)
日本ユニセフ協会
WFP(世界食糧計画)
UNFPA(国連人口基金)
日本赤十字社
難民を助ける会
国境なき医師団
プラン・インターナショナル
ADRA Japan
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
一口に募金と言っても団体ごとに目的、支援内容はことなります。
団体の目的を調べて、どんな支援をしたいか考えた上で募金するのが良いでしょう。
ロシアVSウクライナ情勢まとめ
ロシアによるウクライナ侵攻の原因は、ウクライナがNATOへの加盟を要請し、NATOもウクライナの加盟を認めようとしてしまったためです。
ロシアの理不尽な侵攻は、許されることではないと思いますが、侵攻を未然に防ぐこともできたのではないでしょうか?
ウクライナとしてもNATOに加盟したらロシアが黙ってないことは予測できたでしょう。
またNATOも冷戦が終わったにも関わらず加盟国を増やしていったことも問題だと思います。
このことでもプーチン大統領も煽られていると感じたのか、ウクライナへの侵攻を「NATOに対しての正当防衛」ともコメントしています。
メディアでは、プーチン大統領の事ばかりが、悪く言われがちですが、一概にもプーチン大統領だけが悪いとは言い切れないと思います。
改めて言いますが、どんな理由があろうともロシアのウクライナ侵攻は決して許されることではありません。
一刻も早く事態が終結することを祈ってます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?