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FUJIFILM X-T5 スナップ撮影 原宿編➁

原宿まで来たついでに、表参道から明治通りに沿って、GR SPACE TOKYOまで足を運んでみた。
後から気が付いたのだが、表参道や明治通りで一回もシャッターを切れなかった。
11月にしては、暑かったことも原因の一つだが、まだまだ、撮影する事への意識が低かった。
何でもない、普段から目にする光景をどの様な視点でフレームに納めるのかを一番考える事であって、シャッターが切れていない事実は、まだまだ意識が低い証拠ですね。

GR SPACE TOKYOへ向かったのは、GRシリーズのカメラよりも展示中の写真がお目当て。
カメラは変わっても、写真について何かヒントが有れば、なんて、X-T5を使うようになってから考えている。
CANON機は、とにかく綺麗に写したい時や光量が足りない夕暮れや夜景などで重宝している。決して、X-T5が劣っている訳ではなく、私の技量による失敗を防ぐための保険です。
X-T5は、動きモノには期待していないが、日常の何気ない一瞬の撮影に、まだまだ、手が馴染んでいない。
しかも、X-T5から写し出される絵と、私の想像する絵が、一致していない。
使い方、テーマの有無、被写体の選択、光の加減、等々、悩むことが多い。

裏通りにレンズを向けてシャッターを切る。CANON機では、こんな発想すらも無かった。
X-T5を持ち出して、カメラについて考え方が少し変わった。
AF、連写のコマ数、被写体認識、その他、使わない動画、もうお腹いっぱい。
高機能、高性能は、ユーザーの技量を補助するだけでなく、出来ない事が、カメラの欠点のように言われるまでになってしまった。
ほんの少しの工夫や些細な視点の違いが、結果に反映される。これは、経験値と、創意工夫による発想の違いなのかと考えている。

シャッターを切れば、写真は撮れる。
シャッターを切るまでの準備を楽しみたくて、X-T5とSIGMAの選択は良かったと考えている。

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