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「ニセノ」をやってみて〜100kmマラソン〜

「ニセノ」を語る上で忘れられない思い出の一つ。

「100kmマラソン」

これは西野さんがSHOWROOM24時間配信でリベンジ成人式でSHOWROOMから協賛をもらうために西野さんが急遽100kmを走るという企画。

西野さんが走った時は大雪の日。

雪の中を走るという最悪なコンディションの中を見事完走というスターだからこそ出来ること。

(ちなみに西野さんは毎日10kmのランニングは欠かさずしています)

そのパロディをやることに(笑)

お酒に酔ったサロンメンバーの友達が、

「西野さん100km走ったんだから、ニセノも走ってみればいいんじゃん。走ったら就職決まるかもよ」

と無茶振りをしてきたのだった(笑)

当時仕事を辞めることが決まっていて、これから転職活動をしようと思っていた時だった。

ただ最初は躊躇ったが、「あー、100kmなんて走るチャンス二度とないし、高校の時もあれだけキツい部活の練習耐えれたし、毎日自転車通勤(片道約10km)で運動もしてるし、たぶんいけるだろう」と安易な考えをしてしまった(笑)

(後にこの考えの甘さを痛感しますw)

それで即やりますと答えた。

日程は一ヶ月後の3/16に決まった。

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ルートもSHOWROOM配信も全部丸パクリ(笑)

スタッフを募集したところ、あっという間に人が集まった。

車の準備、ルートの検索、自転車の用意、飲み物やテーピングなどの準備、全てスタッフが動いてくれて、当の自分は何もしなかった(笑)

本当に皆さんありがとうございました。

ちなみに練習は2回しかしてません(笑)

5kmと10kmを一回ずつ走っただけ。

下手に練習しすぎて痛いところを作るより、痛いところは無しで走った方がいいと考えたからです。

さて、迎えた本番当日。

まさかの雨(笑)

さすがに雪まではいかなかったけど、天候も被せるという奇跡(笑)

3/16、20時頃スタート。

スタート10kmまでは快調なペースで走っていた。

でも20kmを超え始めてから膝に痛みが走り、ゴールまでは常に痛みと闘いながら走りました。

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最初は本当に朝着いちゃうんじゃないかとも思ってたくらいでした(笑)

結論から言うと着いたのは3/17の23時頃でした。

約27時間ゴールまでに時間がかかりました。

朝6時に鎌倉駅に着いた時の絶望感は今でも覚えてます。

「え、あれだけ走って25kmしか進んでないの…」

「西野さんってやべーな」

後から聞いた話だと視聴している人ですら誰も完走するなんて思ってなかったそうです(笑)

でも、逆にあの時絶望感を出したことで皆が一つになり始めたような気がしました。

サロンメンバーの友達が配信を見て、見るに見かねて現地まで来てくれる人が続出したんです。

わざわざギター持って応援しに来てくれたり、応援ブログを書いてくれたり、差し入れを持って来てくれたり、応援するためにわざわざ何回も来てくれたり。

配信を見てくださった人の中には睡眠時間1時間であとはずっと見てくれた方もいました。

ゴールするまでリタイアすることは一切考えてなかったです。

ここまで応援してくれてるんだから、どんなに遅くなってもいいからゴールしないと失礼だ、そう思ってずっと走ってました。

西野さんやSHOWROOMの前田さんも見てくれていた時間もあったそうです。

そしてゴールした時、ゴール地点にはこれだけの友人が終電を逃すかもしれないのに来てくれたことには驚きました。

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ゴールした時の感情はあまり覚えてないです。

「やっと終わった」

安堵の気持ちが大きかったような。

でも、意外と冷静だった気はします。

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(ニセノと前田裕子w)

その後レターは一日で15000近く集まりました。

あれをもう一回やれって言われたら絶対に無理ですが、あのメンバーで出来たことは奇跡でもあるし、本当に楽しかったです。

(ただ完走後2ヶ月近く膝が痛かったですw)

この時はとにかく人の優しさ、そして行動力に驚きました。

人を動かすってこんな凄いことなんだなって。

あの100kmマラソンはみんなが成し遂げた最高の時間でした。

今でもあの時のことはたまにイベントで人に会うと話題に出るくらい印象的なことでした。

本当にスタッフをしてくれたみんな、視聴してくれた皆さん、本当にあの時はありがとうございました。

続く

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