介護保険と市のサービスを使って10万円以上節約できた話
介護にはお金もかかるし、時間もかかりますよね。
これは致し方のない事実です。
ある程度のお金、ある程度の時間はどうしても必要になります。
でも、介護保険制度や行政サービスをうまく使うことで、あなたのお金と時間を大幅に節約することができます。
今日は、私が活用している(しようとしている)お得な制度を3つご紹介します。
1. 介護リフォーム
住み慣れた自宅で生活したいと考えるお年寄りは多いですが、段差があったり、立ち座りがしにくかったりと、そのままではどうしても不便なところがあります。
そんなときのために、介護保険制度を活用して介護リフォームの費用を最大90%オフにすることができます。
(1) 制度の概要
要支援・要介護の認定を受けている方が対象
工事額の上限はひとり20万円まで(20万円支払った場合、介護保険自己負担割合によって、最大18万円が支給されます)
※この住宅改修費の支給は、訪問介護や訪問看護など、ほかの介護保険サービスの支給限度額とは別枠で行われるものです。
(2) 対象となる工事の例
手すりの取付け
段差の解消
滑り止めなど、床材の張替え
引き戸等への扉の取替え
洋式便器等への便器の取替え
うちの実家は、玄関・トイレ・お風呂に手すりをつけてもらいました。
とてもしっかりとした手すりをつけていただき、父と母も満足そうでした。
ちなみにうちの場合は、玄関・トイレ・お風呂で工事費が約12万円で、介護保険自己負担割合が1割だったので12,000円程度の負担ですみました。
2. 配食サービス
食事の準備に悩まれている場合は、宅配弁当がおすすめだという記事を以前書きました。
お住まいの地域によっては、この宅配弁当の費用を一部補助してくれる制度があります。
うちの両親の住んでいる市には、通常550円~600円程度の弁当を330円で提供してくれるサービスがあり、活用させてもらっています。
1食あたり220円お得になるとすると、1か月にするとうちは父と母の2人分なので、
220円×30食分×2人=13,200円が1か月で節約できることになります。
3. ごみの戸別回収
ゴミ出しって、結構な重労働だと思います。
これもお住まいの地域によっては、自宅までゴミを回収に来てくれるサービスがあります。
おわりに
今日のまとめです。
デイサービスや訪問介護以外にも、介護保険制度や行政の提供してくれるサービスを活用できる
サービスをうまく使うことで、お金と時間を節約しよう
介護に関する情報は自分で取りにいく姿勢が必要
介護保険は複雑な制度なので、自分だけですべてを把握し、理解することは不可能です。
包括やケアマネとしっかりコミュニケーションをとって、自分が使える制度をうまく使っていきたいですね。
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