「日の長さを感じる手帳」私の手帳の使い方|面倒なこと全部1冊にまとめてみた
MIDORIから出ている「日の長さを感じる手帳」。私はこの手帳を去年から使用している。とても使いやすかったので、今年もこの手帳を使うことにした。
2冊目を使い始めて、半年が経った今、「自分にとって使いやすい書き方」が定まってきた。
現在、行動ログ、スケジュール、タスク、収支記録、習慣トラッカーなどを、この一冊で全て管理している。
今回は、この手帳の使い方、私なりの書き方について、紹介していきます。
2023年「日の長さを感じる手帳」について
マンスリー
2022年12月〜2024年1月
ウィークリー(バーチカルタイプ)
始まり:2022年12月の最初の週(11/28〜12/4)
終わり:2024年1月の最初の週(1/1〜1/7)
デザイン
何より魅力的なのは、シンプルながらも美しいデザイン。シンプルな24時間バーチカル。日の長さに合わせて、グラデーションになっている。紙質は目に優しいクリーム色のMD用紙。
カバーは3色あり、私は紺色を使用している。紺色に金のマークが入っていて、夜空のようなイメージを連想させる。
ビジネス系手帳は、デザイン的にはシンプルで好きなのだが、私には合わなかった。
実際に使ってみると、「やらなきゃいけないこと」ばかりが目に着いたり、「頑張らないと」という思考ばかりが回転してしまい、その結果転んでしまったりする。
その点、この手帳は「マイペースでいいんだよ」って言ってくれているような安心感がある。
季節のひとこと
毎週、ページの下に「季節のひとこと」というのが載っている。
これは、それぞれの季節に合わせた豆知識が入っている。ちょっとした読み物としても、面白い。
「ちょっと暑くなってきたな」とか、「そろそろ衣替えする時期だな〜」「梅雨でじめじめするな」というふうに、これを読むと、ちょこっとした季節を感じられて良い。
〈手帳の中身〉
この手帳に書く内容は、最近ようやく自分に合った書き方を見つけたので、ここにまとめてみる。
行動ログ
未来へのプランとして、明日の計画を書くというよりも、「自分が何時に起きたか」「何時に食事をしたか」「何時から何時まで課題をしたか」「何時に何をしたか、本を読んだか、映画を見たか、YouTubeを見たか」などを記録する。それによって、自分の1週間のサイクルがわかってくる。
私は、予定を詰め込みすぎたり、無理をしすぎるとすぐに容量オーバーになってしまう。
だからこういう記録をしたり、見返すことで、「しばらく外出が続いていたから、今日は家でゆっくりしよう」など、自分の不調や休むタイミングに気づけるようになる。
疲れすぎて限界が来る前に、しっかり自分を休ませてあげる。それも、スケジュール管理の一つだ。
収支記録
この手帳は24時間全てが記載されているので、睡眠記録も残すことができる。それによってバーチカルの上や下のスペースが空いてしまう。
例えば、8時に起きれば、4時〜8時までの4行が空く。
そのスペースを収支記録や習慣トラッカーとして活用すると、結構使いやすかった。
その日の夜、または翌日の朝に、この手帳にお金のマイナスとプラスを、上の空きスペースに記録している。
金額、何を買ったのか、その二つは最低限書く。スペースと心に余裕があれば、お店の名前も書く。電子マネーを使った場合、それも分かるようにしておく。
習慣トラッカー
習慣にしたことの中で、できたことのみを記録する。私の場合、朝と寝る前のストレッチを習慣にしたいので、その記録として使っている。
付箋を活用した、計画の立て方
授業など、もともと時間の決まっている予定があれば、週末にまとめて書いておく。それによって、空いている時間帯が(ざっくりと)明確になる。
どこで何のタスクを行うか、付箋を使ってゆるっと計画を立てる。
計画を立てるコツは、あまり詰め込みすぎないこと。午前中にひとつ、1〜3時間くらいの単位で考えておく。
私の場合、時間を決めてきっちりと計画を立てるよりも、「土曜日は一日休みだから、一日のどこかで、この3つのタスクをやる!」などと、ざっくり決めてしまう。そうして当日は、その日にやるべきタスクひとつずつに集中できるし、無理のないペースで取り組める。
たとえ予定通りに進まなくても、「これができなかったら日曜日に付箋を移行する。でもこのひとつだけは土曜日中に終わらせる」柔軟にプランBやプランCを作り替えやすい。
これくらいのゆるいプランを立てることで、「きっちり予定や計画を立てて進める」と「計画に縛られず、自分を許してゆるっと休む」の、ちょうど中間あたりのほどよいペースで進められる。
カバーについて
購入する際、紺色のカバーの外に、透明のビニールがついている。これは商品のパッケージとして包まれているだけのものなので、去年はビニールは外して捨て、普通に紺色のカバーのみで使っていた。
しかし、紺色のカバーは埃がつきやすく、一度着いたら落ちない。
私の使う場所や保管場所の問題か、去年は結構、紺色のカバーが汚れてしまった。
今年はそうはさせまいと、試しに商品用の透明のビニールをつけたまま使用してみている。カバーの汚れはつきずらくなったものの、もちろん強度はないので裏が破けてしまった。
手帳カバーに付けるための透明カバーなんてサイズ感のものは、なかなかない。
使っているうちに使い込んだ痕跡が増えていくのは、素敵なことだ。しかし、せっかく素敵なカバーなので、なるべく綺麗な状態で保ちたい。
(良い透明カバーや使い方など知っている方いましたら、ぜひ教えてほしいです……!)
そのときの自分にとって、使いやすい方法を自分で試行錯誤していくのも、手帳の楽しいところだと思います。
今はこの書き方で使っているけれど、自分の生活する環境や目的によって、書き方がガラリと変わることも、もちろんあります。
手帳が好きな方へ、この記事が少しでも、「あなたの手帳の使い方」を見つけるためのヒントになれば嬉しいです。