野菜を鍋でくたくたに
仕事をしないでいるのにも慣れてきて、1日が過ぎるのがあっと言う間に!
たった1週間しか経っていないけれど、有給1週間を旅行に使うのと違って、ほぼ家にいるだけなので、はじめは時間の経過が遅かった。仕事を休んでよかったのかな、なんでこんなふうになってしまったのかな、不安がぐるぐる頭の中で駆け巡っていた。
週末にたまたま休職を経験した友達と会う機会があり、休職中はどんなふうに過ごしたか、どのように職場復帰をしたかといった話を聞いたら、自分の中でやりたいことが決まってきて、いつか職場に戻る時のイメージができるようになった。そしたら、安心した。時間経過がぐんと早くなった。あっという間に夕方になる。
仕事を休んでからは、朝昼晩と自分のためにおいしいご飯を作るように心がけている。仕事をしていた時と同じように、週末は少しだけ外で食べたけど。年末が近づいていることもあり、先週は食料品の賞味期限チェックをしていて、いつまでも使い切らない食品をできるだけ使って、在庫を循環させるキャンペーンを現在実施中。乾き物や冷凍品を中心に使ってきたが、今日はずいぶん前に開けた白ワインが目についた。
白ワインだし、ちょっとおしゃれな感じがいい!と思って「白ワイン 煮込み dancyu」で調べた。自分では思いつかないおいしい味を教えてくれるので、全幅の信頼を寄せているdancyuのレシピ。少し手間がかかったり、家に材料がないレシピが多いので、時間がある時にしか参照してこなかったけれど、今、とても時間があります。普段あまり使わない食材だけど、そういえばこの間見かけて思ったより安いなと思ったので、パプリカを使う鶏肉の煮込みレシピにした。
残念ながらパプリカパウダーもクミンシードも家になかったので、チリパウダー(パプリカパウダーが入っている)とローリエで代用した。いずれも不良在庫となっていたので助かる。
パプリカは産地直送スーパーでかわいいミニサイズの詰め合わせ(340円ぐらい)を見つけて、大きいパプリカ2個より安いかも!と先日見かけた値段と比較して即決したが、後から鶏肉を買いに行ったいつものスーパーで大きいパプリカが1個98円(税抜)で売っていた。悔しい。追加で1個買いました。いま、パプリカが安い。
レシピにはパプリカの甘味がおいしいと書いていて、ミニパプリカの売り場の説明書きにもフルーツのような甘み!とあった気がするので、出来上がった蒸し煮はそりゃあもうおいしかった。素材の味とハーブの香りで、最高に幸せ。おいしい塩を持っていてよかった。
あとは、料理家 渡辺康啓さんのレシピ いんげんとトマトの蒸し煮 の余ったのがあったので、今晩は蒸し煮ずくしとなった。今回は使えていなかった冷凍いんげんとドライトマトで作ったけれど、フレッシュなものを使うと、いんげんのポテンシャルが最大に引き出されて、すごくおいしい。
洋食は手がかかりそうに見えて、フランスとかイタリアの家庭料理は火を通すのに時間をかけるものの、調理自体の手間は掛からない。忙しい時は和食の方が簡単な気がしていたけれど、洋食に頼ることもできるのを思い出した。塩をすり込んでローズマリーと一緒に寝かせた豚肉をオーブンで焼くだけとかも、おいしいんだよね。
洗った後のパプリカがきらきらしてて、きれいだった。