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作家になれる人、なれない人 自分の本を書きたいと思ったとき読む本 きずな出版

作家は、素晴らしい仕事です。

はじめにーーに書かれた本田健さんからのメッセージです。

タイトルを読んで、今このnoteを読んでくださっているあなたは、きっと作家になりたいと思っていらっしゃると思います。

実は私がそうだからです。(笑)

この本は、作家の本田健さんと文壇に名を残す作家たちと親交をもち、人気女性雑誌の編集長の経歴をもち、出版社を創業し、
なおかつ200冊に及ぶ著書がある櫻井秀勲さんとの対談本です。
この本を読むと、あなたもきっと創作意欲が湧くはずです。

目次を読むだけでも興味深い内容が盛りだくさんです。

特に私が響いたことを紹介させて頂きます。

・作家の死について
櫻井さんがお話されている作家の自死について、私が若い頃に考えていたことと同じだったので、その項目を読んだときはすごく興奮しました。

・作家に向いている人の資質として
切り口を変えて書き分けていく力
自分のカメラから相手のカメラに切り替えられる才能
人間観察力の高い人
人間を表現できる人
好奇心の強い人 など

・作家になる方法
本田健さんの戦略について詳しくお話されています。
10年残るにはどうすればよいか?
【3つの共通項】
①急に売れすぎないこと
②たくさん出しすぎないこと
③テレビに出ないこと

一冊で終わらせないのがロングセラーのコツ
2番を狙う
企画は3冊セットで考える

マーケティング
3冊分の原稿を用意しておく
どの編集者と組むかで作家の運命は変わる

部数を伸ばすコツ
自分以外のフィードの人たちをどれだけ巻き込めるか
出版は読者とのコンタクト

3回でどれだけ相手の心をつかむか
地道なファンづくり
作家の狼煙(のろし)を上げる

読者の期待に応えるため
作家になると決めたら、心のブロックをはずすこと
その覚悟ができるかどうか

腹をくくるしかない
ネガティブな感情にふりまわされない強さを鍛える
誰に何を伝えたいのか

自費出版と商業出版の違いを知る
自費出版→自己満足
商業出版→義務と責任

いかに「クチこまれる」か
読者は何を求め、何に期待しているか
自分のコンテンツ

構成力と文章力をつける
ストーリーを構築する
作家の文章修行はいい作品を書き写すこと

出版社によって、文章の基準が違う

・女性のための文章の書き方
【10則】
①文章は易しく書く
②センテンスの長さはできるだけ短くしていく
③動きから始める
④生活感のある文章を書く
⑤胸から下に打ち込む
⑥文章に色彩を入れる
⑦重要なところは繰り返す
⑧肉体性を出す
⑨タイトルはなるべく用言止めを使う
⑩教訓調をはずす

以上は抜粋ですが、さらに具体的な説明がされています。
これらは女性をターゲットにした用法ですが、男性が女性化している現代では、伝わりやすい文章の書き方というふうに置き換えられるとのことです。

・誰の中にも一冊の本は眠っている
自分にあるピースを整理する
連続性のある作家は長続きする
コンテンツを絞り込んでいく作業

メチャクチャになっているジグゾーパズルを丹念に分けられるだけの忍耐力があるか
最低5冊は書くと言う覚悟を決めて実行する

・本の組み方通りに出す
縦組み1行は38〜40字
横の行は14〜16行

作家になることをあきらめない
応援してくれる人の存在なしに作家は誕生しない
肯定派の編集者と付き合う方が良い

そして最後に
何歳になっても書き続けることが大切
あきらめないこと

おわりにー
本を出版する喜びに向かって、勉強してください。

という櫻井さんの言葉で締めくくられています。

以上、響いたところをざっくりと箇条書きにしましたが、
私の備忘録として勝手に内容を引用させていただいたことに感謝します。

そして最後までお付き合いしてくださったあなたに心を込めて
ありがとうございました❣️🙏😊

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