【老後3000万+大リストラ時代?】未来把握【MUP|WEEK2】
なぜ、スキルを付けないといけないのか?
『Why』を知るセッションになります。
人は、『Why』を知らないと自分で危機感を持てません。危機感がなければ継続的にスキルをつけるができません。僕自身、MUPでの学びの質が落ちてきたので、原点回帰でもう1度、ゼロから記事をアウトプットをしています。
『Why』を知るとは、具体的には未来を知ること、すなわち、『未来把握』です。「明日、地震が来ます」と言われれば、みんな対策しますよね?コロナでマスクが売り切れるくらいですから、災害対策キットが絶対になくなります。
同じように、これから、日本というフィールドの働き方や経済を知ることで『スキルを付けなければならない』という対策をとりましょう!
ホワイトカラーの大リストラ時代
ホワイトカラーとは、サラリーマンのことです。(肉体労働のブルーカラーと対比)結論をいうと、そのホワイトカラーが今後どんどんリストラされていきます。
というよりも、もうすでに始まっています。コロナによる影響で見えにくくなっていますが、それ以前からリストラ数は増え続けていました。コロナショックでさらにこの勢いは増すはずです。
さて、こんなご時世に『自分の未来、人生、家族』を守ってくれるのは誰ですか?国ですか?会社ですか?この2つが守ってくれると思っているのならば、もうやめましょう。
なぜならば、国も経済界のトップも『国民を守るのは無理だ!』とちゃんと言っているからです。
まずは、国です。厚生労働省は、高齢者の希望次第で70歳まで働くことができる制度を整えることに関して、2021年4月から企業の努力義務にすることを決定しました。(定年雇用努力)
つまり、『65歳で働くことをやめられると、国は面倒みることができないから、企業が責任を持て』といって民間に押し付けています。プラスで、老後2000万、3000万問題も記憶に新しいですよね。
ただ、70才のおじいちゃんに高給で企業が雇い続けたいと思いますか?
そんなわけありません。自分が経営者になったと思ってすこし考えてみれば分かることです。実際に、トヨタ社長も経団連会長も『終身雇用は無理』と本音をこぼしています。
トップだけではありません。日系企業全体が外資系企業的な経営方針に変えるという流れがあります。この経営方針とは『スキルがないとクビだ!』というものです。
そもそも、日系企業の『終身雇用』という言葉が存在するくらい、今までが異常だったとも言えます。『終身雇用』って世界にはないですよ?まずはここに気付きましょう。
簡単な予測も大切です。『結婚します。家・車買います。子供育てます。両親の介護があります。』それでいて、自分たちの老後に3000万ためれるのでしょうか?
守ってくれるのは、自分自身だけです。国にも企業にも頼らず、自分にだけ頼りましょう!
騎馬戦時代から肩ぐるま時代へ
いきなり騎馬戦って何の話?と思われたかもしれません。これは、高齢者を若者が支える人数を表しているものです。
昔は3人くらいの若者で1人の高齢者を支えていました。だから、年金制度が成り立ったわけです。しかし現在は、高齢化・少子化により、今は1人で1人を支えなければなりません。
僕はこれを聞いたとき「あ〜よくある話ね。」って思いました。でも考えてみてください。月収30万だとしたら、「15万円はおばあちゃんにあげてね!、あ、あと老後は3000万いるからよろしく♡」と言われているようなものです。
この肩ぐるま時代に企業は何をするのか?それは『国産うなぎは”高い・面倒”、中国産うなぎは”安い・簡単”』です。うなぎと同じように、日本には労働力も外国人で溢れています。
※この後、あえて”国産”といった言葉を人間に対して使いますので、気分を害されそうな方はすみません。
国産うなぎは『ワークライフバランスだ!ブラック企業だ!』とわめく上に高いです。その代わり、日本語はネイティブに喋れるし、質が高いのかもしれませんが、肝心のやる気があるかどうかは疑問が残ります。
逆に、外国人は日本に働きに来ています。意思疎通が取れなかったり、文化の違いからフラストレーションが溜まる可能性はありますが、しっかり働く人が多いです。これらから言えるのは、『どんどん日本人の価値は低くなりつつある』ということです。
ちなみに、コンビニや工場だけではなく、企業の心臓部分のポジションにも外国人労働者が参入してきています。
なぜか?
それは、日本人に”グローバル人材”がいないためです。
「何だ、けっきょく英語か」と思うかもしれませんが違います。グローバル人材とは、「仕組みが作れるかどうか」で判断されます。というのは、外国に行って仕事をするとなったときに、”英語は喋れるが、現地人をマネジメントできない人材”と”仕組み化をして、英語をしゃべらずとも現地人が働けるようにする人材”の差です。
これをできる日本人が本当に少ないです。原因は、疑問も持たずに先生の言ってきた通りに前ならえして学生時代を過ごして行きたからです。仕組みに疑問を持たないから、いざ作ろうとなったときに何もできません。そこに先生はいないのです。
ここで企業が考えるのは、「国産でグローバル人材がいないのなら、外国産を使おう」です。繰り返しになりますが、肩ぐるまをしないといけなくなっただけでなく、日本人の価値自体もどんどん下がっている時代になっています。
AIが人の仕事を奪う?
よく「安心してください。仕事はなくなりません」と言われますが、残念ながら、当たり前に仕事は奪われます。これは、『機織り機の登場』という歴史を振り返れば分かることです。
産業革命時代に、布を手作業で縫っていた工場が機織り機が出た瞬間に全員解雇しました。景気がめちゃくちゃ良かったのにリストラしたのです。
これがなぜ起きてしまうのかというと、株式会社は株主のものだからです。社長は従業員が精一杯働いていることを知っています。そこに家族があることも知っています。だから、社長は社員をクビになんてしたくないのです。
ただ、株式会社は社長のものではありません。配当にしか興味がない株主のものになります。社員の家族なんて関係ありません。数字が上がることが全てです。
最近のいい例は、銀行や病院の自動化です。みずほ銀行は実際に自動化によりリストラすると宣言しています。
「仕事がなくなりません」と言われるのは、AIによって便利になった世界で、また新たな仕事や人材が要求されるからです。確かに、仕事はなくならないかもしれませんが、クビにはなります。それなのに、危機感を持たずに安心しちゃって大丈夫でしょうか?
ここまで読んでくれた方には、今一度、自分がどうなりたいのか自問自答していただきたいです。
まとめ
・『国民の人生に対する責任』を国と企業がなすりつけ合う
・肩ぐるま時代に日本人の価値は下がっている
・AIによって、本当にクビになる
・頼っていいのは自分だけ
P.S.
今後、日本というフィールドでスキル無き人間を待っている未来です↓
『今から自己改革をするか、絶望的な未来を待つか』この2択です。すごい暗い記事になってしまいましたが、全員がこの未来に直面する訳ではありません。僕らがやることは、2択の前者を選び、ただただ行動するだけす。
<参考>