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どうして諦めるの?なんで小さくまとまるの?
こんにちは!起業・複業ブランディングコーチ大薗史奈(おおぞのふみな)です。
せっかく小さな光が見えたのに
人は、自分の中にある「本当の声」を聴いた瞬間、心の中にとてつもない響きが起こります。人によっては、その響きが涙となって溢れ出すことも、しばしば。
私は、クライアントのその瞬間を、何度となく目にしてきました。
このシーンは、うまく言葉にならない場合がほとんどで、涙が意味するものは何なのか?も、すぐにはわかりません。さらには、吹けば飛んでしまうような儚さなので、日常生活にかき消されないよう注意が必要です。その光の感覚を大切にしていないと、そもそもその声は無かったことになってしまいます。
巷で「やりたいことがない、わからない」という言葉を聞きますが、無かったことにしている人が多いような気がしています。どんな人の中にも、本当はやってみたいこと、こんな風に生きていたい、という願望が眠っていると信じてやみません。
どうして、安定志向の人に相談するの?
これ、やってる人、本当に多いです。これから人生を大きく変えていこうとする時に、なぜ、逆向きに引力をかける人にあえて相談するのでしょうか。その行為は「私を止めてください。変わらない方向に説得してください」と言っているようなものです。
ホメオスタシスという現状維持をしようとする人間の本能です。この力が働く時には、変わらない方が良い理由を外側に探しにいきます。人生を変えていく時は、この自分の中にある抵抗力を少しずつ味方につけながら、じわじわと前進します。
例えば、ある学生が、在学中に起業するために中退したいと思っているとします。そんな時によくあるのが、大学の教授に相談するパターンです。(もちろん人によりますが)多くの先生は「大学卒業してからでもいいんじゃない?」「何もそんなに早まらなくても。人生長いんだから。」と宥めてくれることでしょう。
職場でもそうです。転職したいのに、なぜ上司に相談するのでしょうか。「魅力的なポジションを提示されて、ここにいる方がいいぞ」と諭されるでしょう。
親御さんなんてもってのほかです。あなたの「安全」を一番に考えているからです。自分が知っている安心のレールを外れて、まさか大切な我が子が痛い目にあってしまったら。そんな風に最悪のケースを考えるのです。
友人も要注意。これから飛び立つ何の保証もないあなたに、根拠のない自信や希望・活力を与えてくれる人なのか、それとも保身重視・リスク管理を得意とする存在なのか、をしっかり見極めましょう。
特に、後者の人で、何のチャレンジもしていない人の助言は、参考にならないでしょう。「過去の経験から〜言える」という人の話も、このタイミングでは無視した方が良いと思います。
とはいえ、そのようなアドバイスをくれる人も、良かれと思って一生懸命に話してくれています。なので、その行為自体が悪いわけではありません。大切なのは、あなたが、「どのタイミングで誰にどんな相談をするか?」です。それを意図的に選択していることが重要です。
はじめる時に必要な存在は?
自分の未来に対して
しかるべきリスクを引き受け
チャレンジの手を止めていない人
心に灯る小さな光を広く大きく育てる
関わりをしてくれる人
既存の枠組みから飛び出る勇気を
掻き立ててくれる人です。
私なら、こういう人たちと、なるべく日常を過ごせるようにします。
しつこいですが、あなたが変わる前に居心地の良かった人間関係の中では、残念ながら、新しい風は吹きません。私たちの心は、人から浴びる何気ない言葉やエネルギーから、大きな影響を受けます。
逆戻りを防ぐ、効果的な方法
それは、現状の延長線上にある未来よりもありたい未来をよりリアルに鮮明に描ききることです。人は、本能で安心したいのです。人は、先の見えない方向へは、足が向きません。だから、妄想でもなんでもいいのです。自分が望む生き方や働き方が叶った世界を、ありありと感じられる状態を準備しておきましょう。
(下記、参考記事です)
<どうやって描けばいいの?>
1つの例として提案します。
何の制限も無かったら?の前提で、ありたい未来を大きな模造紙に描きます。雑誌やコピー、付箋や装飾物を貼って表現してもいいでしょう。さらに1日のタイムスケジュールまでイメージできたら最高です。作った後は、毎日ひたすら眺めることです。潜在意識に刷り込み、情報やチャンスにアンテナを張り巡らせます。
有名なスポーツ選手も同じようなことをしているという話を耳にしました。大会の前に、自分が金メダルを取っている姿を鮮明にイメージするそうです。その瞬間の、体の感覚、周りの景色、音、においなど、あたかもその瞬間にいるような状態まで、想像します。そしていよいよ迎えた大会で、実際に金メダルを取ったときには「想定通りだった。」と感じるそうです。
脳は、それが妄想なのか?現実なのか?を判断できないのです。
つまり「そう思ったら、そう」なるということですね。
このような人間の真理や構造を知りながら、うまく自分の心と付き合っていける人が、人生を自分らしく輝かせることができるのだと思います。
まとめ
・小さな光が見えたら大切にしてほしい
・育てたい願いなら、相談相手を主体的に選んで
・元に戻ろうとするのは、人間の性質
・逆戻りを防ぐには未来を描き切ること
・描いたら毎日見て、潜在意識に刷り込んで
では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
願う人が、叶える人に。
スター・ブランディング
大薗 史奈 (おおぞのふみな)
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