【おふとんな日々Vol.96】うちのコンポスト事情[前編]
こんばんは!
毎週水曜日、旬香さんとの交換日記note「おふとんな日々」。
12月4日(水)はfumiが担当いたします。
今年の年末年始はどう過ごすか、決めていますか?
私はというと、年末なにかチャレンジして達成感を得て2024年を締めたいな…と思いまして、「山手線一周徒歩チャレンジ」をすることにしました!
コースにもよりますが、山手線一周は約40.4kmとのこと。
事前に慣れておかないとさすがに一周は厳しいかも。
そこで、今日は長時間ウォーキングに行ってまいりました。約18kmを4.5時間で歩ききり、まだ余力がある感じはするので、あとは足の痛みと時間との戦いになりそうです。
年末までにあと数回トレーニングして、一周目指します!!
うちのコンポスト、お見せします
さて、今回からのテーマは「コンポスト」のお話。
旬香さんはコンポストのベテランユーザー、私はビギナー。そして、コンポストの種類も違うので、どんな感じで活用しているのか、情報交換したくてこのテーマになりました。
以前、チラッとnoteにも公開しましたが、ここで改めてコンポストをお見せしようと思います。
これからコンポストを始めたい方、今コンポストを使っている方の参考になりますように。
「キエーロ」を使っています
まずうちのコンポストについてですが、厳密には「キエーロ」といいます。
黒土を深さ20cmほどになるように容器に入れて、そこに穴を掘り、生ゴミを埋めていくというもの。すると、数日〜1週間のうちに、土中のバクテリアが生ごみを分解してくれます。
気をつけるポイントとしては、必ず乾いた土をかけること、深さ約20cmの穴を掘ること。深さ20cmくらいが一番バクテリアが働いてくれるらしいです。しっかり土をかけているおかげか、今のところ虫が来たり、匂いが気になったりしたこともありません。
水分や油分がある程度あった方が分解されやすいらしいので、お茶ガラや野菜くずは湿ったまま入れています。揚げ物に使った油もポットに貯めておいて、ときどき投入。
ケースの中を4分割して、ローテーションしながら埋めていきます。うちの場合だと、生ごみが貯まるのに3〜4日はかかるので、1周して元の場所に戻ってくるのに約2週間ぐらい。
1人暮らしなら、このサイズで十分だと思います。
私は無印のやわらかポリエチレンケースを使い、自作しました。黒土は近所のホームセンターで14Lのサイズのものを300円ほどで手に入れました。
「キエーロ」のいいところ
コンポストを導入したいと前々から計画していたのに、なかなか始められなかった私。
さまざまな種類があって、どんなものがいいのか吟味していたら導入までに2年も時間がかかってしまいました(今は「もっと早く始めればよかった!」の気持ちでいっぱいです)。
その中で、キエーロを採用した理由は下記の3点。
①土が増えず、半永久的に使える
よくあるコンポストは生ごみを肥料にできるのですが、アパート暮らしの私は、肥料がたくさん増えても困ってしまう……。その点、キエーロは土が増えず、土を足したり増えた土を利用することがないので、安心です。
②ランニングコストがほぼなし
肥料ができるコンポストは、基材や米ぬかを足して発酵を促進する必要があるのですが、キエーロはその必要もなし。最初にキエーロを作ってしまえば、そこから土の交換をせずに使っていけるので楽!
③入れられるものの幅が広い
次の項目で詳しくお話ししますが、他のコンポストと比べると入れられるものの幅が広いです。本当に手がかからないキエーロ素晴らしい。
アパート暮らしの方で土の処理に困っている方には、特におすすめです。
本当に分解されるの?
始めるまでは半信半疑でしたが、掘り起こしてみると生ゴミが本当に消えているのです。ワクワクしながら毎日観察しています。まるでペットを飼っているかのよう。
バクテリアさんたちは意外とタフなようで、髪の毛もヘチマスポンジも分解しました……おそるべしバクテリア……。
調理済みのものやお肉、魚も入れてOK。エビやカニの殻はさすがに無理じゃない?と思いつつ入れてみたら、分解した!!本当にタフすぎる。
ただし、貝や鶏肉の骨などは分解しにくいようです。
見えないものを見ようとして
知識として「有機物を微生物が分解して無機物にする」と知っていても、実際の生活で見聞きするシーンは稀。実際に目の当たりにすると、もはやときめきすら感じます。知識と現実が結びつく瞬間って脳内がバチバチしません?
最近、私のハマっていることって、見えないものを見ようとしてやっていることが多い気がします(BUMPかな)。
コンポストも、柿酢も、味噌作りも、菌やバクテリアは目には見えないけど、たしかにそこにいる!
日常のときめきは、こんなところから生まれるんですね。
コンポストを掘り起こしていると、貝塚を作った縄文人に戻った感覚に陥ります。私は誰、ここはどこ?
貝塚は、神聖な場所だったとも言われているそう。なんかその気持ち、少しわかる気がする。
本を読んでいても思うのですが、現代に生きていても、人間はそれほど変わらない。結局、昔と同じようなことをしているし、睡眠時間はやっぱり8時間ほしいし、集中力も1日4時間くらいが限界。
縄文時代のように狩りをして暮らしたいわけじゃないけど、自然の循環を感じられる暮らしがしたいなあ、と思うfumiなのでした。
自宅の電気を自然エネルギーを使った電気会社にしてみたり、洗剤を環境に優しいものにしたり、取り組んではいますがまだまだ途中。日々見直しながら、暮らしをアップデートしていきたいです。
次回は旬香さんのコンポスト事情。旬香さんはバッグ形のコンポストを以前使っていたようですが、今はどうなっているのか!?
乞うご期待です!