自分の感情を素直に表現することで人の心は動く
こんにちは。
フィットネスインストラクターで
道売りストの山﨑史子です。
オリンピックは、連日ますます
盛り上がっていますね。
一人一人にドラマを感じて、
私は思わず目頭が熱くなることが
多かったりします(^^
特に、気になるのは、銀メダリスト。
金メダリストや銅メダリストは
とても晴れやかにインタビューを
受けていますけど、
それこそ銀メダリストって、
決勝戦で負けて終わるので、
悔し涙が止まらない。。。
「日本の代表」として
どれだけ責任を背負ってきて、
どんなドラマがこれまであったのか?
それを思うと、
胸が熱くなってしまうんですよね。
実は、以前の私は、
自分の感情を出して表現することが
苦手だったので、
なおさら、
素直に号泣するアスリートを観ると、
心を動かされるのかもしれません。
そこで今回は、
自分の感情を素直に表現することで、
新たな関係性につながった話を
書いていきたいと思います。
最後までお付き合いください。
私はアスリートではないんですけど、
それでも、
高校~大学とテニスの名門校で
ずっと揉まれていましたので、
看板を背負うプレッシャーも
少し経験しています。
そんな厳しい環境の中では、
感情出して「辛い、苦しい」
は言えなかったですし、
そもそも素直に
自分の感情を表現することが苦手
だったんですね。
というのも私の場合、
兄がテニスで実績を上げていて、
中学~大学までずっと、
一番手として学校の代表で活躍を
していたのに、
一方の私はなかなか目が出ず、
試合でなかなか思うようには
力を発揮できませんでした。
頑張っても頑張っても
いつまでも追いつけない歯がゆさと、
いつも戦っていたんです。
ですから、
いつも必死で一人あがくばかりで
テニスを楽しむことも
いつしか出来なくなっていました。
ところが、
ある日転機が訪れます。
地道にコツコツ頑張っていたところを
先生が認めてくれて
先輩とペアを組ませてくれたんですね。
先輩とペアを組める、というのは、
100人近くいる部員の中で、
自分のランクを上げるチャンス!
でしたから
私は嬉しくて、
心の中でガッツポーズ!
でした。。。
ですが、一方の先輩は、
明らかにショックを受けた表情をしています。
(それはそうだよね。。。)
と思いました。
学校内で、
ランクを上げるせめぎ合いを
ずっとしてきたのに
格下で、しかも実績もない後輩(私)と組まされて、
それまでレギュラーを目指していたのに
『あなたは後輩を育てる側に回りなさい』
と引導を渡されたようなものだったからです。
先輩の気持ちを思うと
『自分が勝ちたい!』という気持ちよりも
(なんとか、先輩を勝たせてあげたい!)
そんな感情になっていました。
ですが、
そんな思いとは裏腹に、
試合形式の練習を毎日していた中で、
いくら勝っても勝っても、
先輩の表情は硬いまま、
私とは目を合わせてくれません。
勝てば褒めてはくれますが、
心から一緒に喜んでる感じもしないんですね。
(きっと褒めてくれるのも義務感~
なんだろうな)
そんな風に思うことも、
そう思わせてしまうことも、
私にはとても辛くて悲しかった。
なおさら、
先輩の気持ちを聞くことも怖かったですし、
私の気持ちを伝えることなんて、
勇気がなくて出来ません。
何かそんな孤独感も感じ始めていた
そんなある日のことでした。
私たちより格下のペアに全く力が出せず、
負けてしまったことがあったんですね。
悔しさと悲しさに私もうつむいて
思わず涙を流してしまったんです。
それまでずっと、
一人、気を張って、
自分の気持ちを保ちながら
頑張っていただけに、
思いが溢れてしまったんですね。
すると、そんな私を見た先輩が、
そこでハッとした表情をして、
「ゴメン、ほんとにゴメン」
そう言ったんですね。
ペアを組んでしばらく経っていましたけど
その時初めて私の顔をまっすぐ見て、
「悔しかったよね。私もだよ。」
そう言ってから、
「今までゴメン。
今まで自分のことしか考えてなかった。
自分(先輩)だって、一年生の頃、
先輩とペア組ませてもらって、
(私の)気持ち、分かるはずなのに~ゴメン」
そう言ってくれたんですね。
私もそこから素直に自分の気持ちを
話すことが出来るようになって、
それをきっかけに本当のペアに
なっていくことが出来たんです。
何より、
試合で厳しい局面になっても
「一緒に楽しもう!」
と言い合えるペアになることが
出来たんです。
これは、私の経験ではありますけど、
何が言いたいかというと、
自分の感情を素直に表現することで
相手の心を動かすことがある
ということです。
そしてそれは、
新たな関係性を築くきっかけにも
成り得るんじゃないかな、
と思います。
今回のオリンピックでも、
それぞれのドラマを感じますよね。
柔道の阿部一二三さんは
個人では金メダルを手にしたにも関わらず、
団体戦で負けてしまって、
涙した後、インタビューでは
「今日の負けで、
みんながビックリするくらい
ぼくはもっと強くなりますよ」
そう言っていましたね。
すでに次の宿題に向けて、
前を向いている姿は、
とても眩しく見えました✨
「素直に喜び、素直に泣いて
明日に向かって前を向く」
これが出来たら、きっと
自分らしく輝けるように思います。
何か感じるところがありましたら
嬉しく思います。
ちなみに今、
独立・起業されているトレーナーに向けて
講座を進めているんですが、
なぜそれを始めたかというと、
まさに、
自分自身の本質を表現していくことで
クライアントさんとの関係性は
劇的に変わるように思ったからです。
私自身が自己表現が苦手だったからこそ
伝えられることがあると思ったんですね。
クライアントさんとの関係性を
築くことに行き詰りを感じていたり、
さらに、
その関係性を強くして、もっと広げていきたい
と思われているトレーナーさんには
この講座は向いていると思います。
ご興味ある方は、
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きっかけになりましたら嬉しく思います。
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