文学フリマ香川で発売予定の本 その3
その1とその2は、こちらです。
今回は、その3。
ある意味、これがPepperBoxの始まりの書でした(これが出るまで、いろいろ出しましたが)
*今回は25ちゃんの許可を得て、画像をバンバン載せています。
25ちゃんと私は大昔に、香港芸能を通じて友達同士になりました。
1998年に発行された商業小説「天使行動」で一緒に組んだときも「昔から友達同士なのに、初めて組んだなあ!」などと言ったりしたものです。
そして時が経って2006年。
25ちゃんは商業誌で、JIHAIという漫画を連載していました。
連載は、めでたく完結しまして、ドラマCDが出たりとメディアミックスもありました。
↑ 正直、キャストが凄すぎです。
JIHAIの商業誌関連のことが一通り終わったときのこと。
ひょんなことで我々は「お互いのキャラを持ち寄って合作して、同人誌を出すか」という話になりました。
そして作ったサークルが「PepperBox」です。
25ちゃんが持ち寄ったキャラが、愛着のあるJIHAIのキャラ。
私が持ち寄ったキャラが、当時趣味で書いていて愛着のある、グレンとその周辺のキャラ(昔ネットにUPしていたけど、消してしまいました……)
この世界をミックスするという、無茶なことをやったのです。
ちなみにJIHAIは、どういう話かというと。
だいたいこれです。
この世界に、私のキャラが行くという形になりました。
ちなみにコミックだけを追っているかたはご存じないかもしれませんが、そのあとに出たコミックムービーDVDでは、トリス先生はこんな立場になっています。
そんなわけで、トリス先生は首席補佐官になったのです。
合作スタート……となったのですが、とにかく力が入っていたので、肝心なメインストーリーの本がなかなか出せませんでした。
どちらの話も知らないかた用に作るので「説明を入れなくちゃいけないけど、くどくなりすぎてもいけない」みたいな苦労もいろいろありました。
えらい難産だった「たとえば宿命という名の雪」という本が、苦闘の末に出来上がりました。
ですが、いろいろあって売る機会に、あまり恵まれませんでした。
(なのでお持ちのかたは少ない気がします)
というわけで発行から13年経ちましたが、よろしければ読んでやってください。
えらい気合いが入っている話になっています。
ちなみにトリス先生とグレンは、スターシステム採用の宇宙ジャコウネコシリーズで大活躍することになり、我々も「トリス先生=ねこ飼い、グレン=ねこ」みたいな気がしています。
でも元は、これだったのですよ。
おまけ。
ちなみにシラクサ先生とシチメンさんもJIHAIのキャラです。
このCDのおかげで、名無しの神父さんにお名前がつきました(笑)
7月28日(日)高松シンボルタワー(香川県)展示場
文学フリマ香川 1 11:00~16:00
う04 PepperBox
よろしくお願いします!
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