お酒 認知症おとーさん日記 Sep.14 2020
電話をしたら、「いま朝ごはんの後片付けが終わったところだ。」と。きょうも順調順調、いい調子のおとーさん。お薬も取り出してもらって飲むように伝える。「デイサービスへ行く準備もそろそろしないとね。あ、電話切ったらすぐお薬飲んでからね。」おしゃべりしちゃうと、忘れがちだから最後はお薬の話でしめる。
おとーさんに夕方電話をすると、晩ごはんの準備をしていたところらしい。「今、みそ汁を作っているんだ。」そう。わたしが置いていった冷蔵おかずはよもやもう残っていないよね…、「一応匂いを嗅いでダメだったら捨ててね。」ってなことやあれやこれや意外と時間が経ってしまい、お鍋が心配で見に行ってもらう。「きょうはなに飲むの?」「まずはビールだな。そのあとに日本酒を飲む。いつも通りだよ。」んー、そう言って飲めないことが多いんだけど、きょうはどうだろう?そう思いながら、電話を切った。
30分ほどしておとーさんから電話があったから「ん?どうした?」って聞いたら、「どうしたって言わないで。(苦笑)」と、おとーさん。きっと、なんとなく淋しくなると電話をかけちゃうことに、悪いなという気持ちがあるんだろうなぁ。ついでに、前回の可燃ごみの日にベランダに置いておいた生ごみのことを伝え忘れたから、今回は捨ててもらわねば!と今夜のうちごみ出ししてもらう。これがまた、なかなか手こずった。どうやら前回ベランダのごみ以外は捨てていたようで、「ごみが少ない、ビニールがもったいない。」というのをなだめすかし、どうにか捨てに行ってもらった。ふぅ。
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