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冷水シャワーをやってみた【1日目~7日目】

何となく調子が悪い、気分が乗らない、疲れが取れないといった心身の悩みが自宅にいながら、一日数十秒で、お金もかからず解決できる方法があるとしたらどうだろうか。

そのような謳い文句に誘われて冷水シャワーにチャレンジしてみたアラフォー社畜リーマンの体験記を書いてみました。
冷水シャワーにこれからチャレンジしようと思っている方は是非参考にしてもらえればと思います。

ようこそ、冷水シャワーの世界へ!!




◆冷水シャワーとは?

冷水シャワーとは、字のごとく水温10~15℃くらいのシャワーを全身に浴びることである。
冷水シャワーに関連する有名な書籍としてヴィム・ホフ氏の【ICEMAN 病気にならない体のつくりかた】がある。
著書の中では、冷水シャワーを浴びることよって、免疫力の向上、体脂肪燃焼率の向上、精神疾患(うつ状態)の改善などの効果が得られるとのこと。

詳細は著書、またはyoutubeで【冷水シャワー】と検索すると関連の動画がいくつも出てくるため、そちらを参照頂きたい。


◆冷水シャワーをやってみた

そんなこんなで冬に突入し始めたこの時期に冷水シャワーをはじめてみた。なんでこんな寒い時期に始めるのか、もっと暖かい春や夏にやればいいのにと思う方もいらっしゃるかもしれない。
まさにその通りで寒くなり始めた11月下旬にやらなくてもよかったのだが、何故このタイミングで始めたのかどうかについては後述させていただく。

兎にも角にも冷水シャワーをやろうと思い立ち、実際にやったことは以下の通りである。

  1. 毎晩、お風呂から上がるときに30秒以上水のシャワーを浴びる。(私は湯船につかる派なので、40℃の湯船に使った後に水シャワーを浴びてます。)

  2. 水温は水道のレバーを冷たいほうにMAX振り切る。(水温はよくわかりませんが、この時期なので、10-15℃くらいのはずです。もっと冷たいかも。。)

  3. 全身にシャワーをかける。(身体の部位によってシャワーをかける順番はその日によってまちまちです。)

  4. 冷水シャワーを浴びてからは温水のシャワーは浴びずにそのままお風呂を出る。


【1日目】

湯船で10分ほど温まり、勇気を出して水のシャワーを足先にかけてみる。
つ、冷たい・・・・。
心臓が縮こまりそうな感覚を我慢しながら、大腿、腕、体幹部、頭と徐々に上半身にめがけてシャワーを浴びせていく。
心の中で30秒カウントダウンしながら、30秒終わると同時にシャワーを止めて、お風呂からかけあがる。
寒さに震えながら部屋着に着替え歯磨きをしていると、なんだか身体がポカポカしてくる。私は冷え性ではないのだが、足先が奥から温まる感覚を感じながらそのまま眠りについた。

【2日目】

次の日朝起きるといつもよりも頭がスッキリして、疲れがものすごくとれた感じがする。
実は冷水シャワーを始めようと思ったきっかけのひとつとして、寝起きが悪い、疲れがとれない、何となく朝身体が怠いといった身体の不調があった。
それがこの日はスッキリ目が覚めた。何なら毎朝起きる時間の30分くらいにすっと目が覚め、身体に羽が生えたように身軽な感覚のままベッドを飛び出て、いつもよりも早く家を出発し仕事へ向かった。
”これが冷水シャワーの効果か、この効果が得られるならあの寒さも我慢できるな”と思いながら、仕事・夕食を終え2日目の冷水シャワーへ挑んだ。
1日目同様、湯船につかり足先からキンキンに冷えた水を浴びせてみる。心なしか1日目よりも冷たさを感じなかったように思う。そのまま頭まで水を浴びせていったのだが、そのときすでに30秒以上経過していた。前日は30秒耐えるのも大変だったが、この日は最終的に1分近く水シャワーを浴びることができた。

【3日目】

この日身体に劇的な変化が訪れた。
10月頃から季節の変わり目のせいか、身体が怠く何をやるにも億劫な状態が続いていた。また先延ばし癖も酷く、公私ともに期日ギリギリになった対応するという酷い状態だった。
それがなんと仕事で机に座りPCを開くと、頭が働く、手が動く、前向きな気持ちでどんどんタスクを消化できるというゾーンに入ったような状態になった。本来1日かかると見込んでいたタスクがほぼ半日で終えることができ、その週にやる予定だったタスクも前倒しで消化していった。

冷水シャワーすご・・・・・(汗)

心の中でそう思いながら、定時までにその週やるタスクの半分近くを終わらせ無事に帰宅。
こんな変化を体験してしまったものだから、もはや冷水シャワーが冷たい、寒い、辛いというマイナスのイメージは一ミリもなくなっており、早く冷水シャワーを浴びたいという冷水シャワー中毒状態に陥っている自分がいた。

3日目も無事冷水シャワーを終えた。なんとこの日は3分近く全身に水を浴びていたが、冷たいと感じるのは最初だけでその後は気持ちよい感覚になっていたのを覚えている。
シャワーを終えて鏡を見るともうひとつ身体の変化に気づいた。それは、数週間前からおでこにできていた謎の湿疹が小さくなっていた。これまで薬を塗ったり保湿をしたりしてもあまり改善しなかったのだが、明らかに湿疹が小さくなり、赤みもひいてきている。

え?こんなにすぐ色んな効果がでるものなの?と驚きながら、眠りにつく。

【4日目】

2日目以降から引き続き朝身体がものすごく軽く、目覚めもすこぶるよい。
そして顔を洗って鏡を見ると、やはり湿疹が小さくなっている。表面にかさぶたのようなものができ、ポロポロとれる。

恐るべし冷水シャワー(大汗)

夕食を食べていると奥さんから、「あんた今日ものすごく食べるね。実はご飯多めに炊いちゃったから、いつもよりも結構多めにいれたんだよ。」と言われる。
そういえば、以前よりもお腹がすくな~と思ってはいたが、食べる量も増えていたみたいだ。不思議だったのはお腹はすくが、間食をしたいとはならなかったこと。私は結構間食をするほうだったが、冷水シャワーを浴びてから間食はしない、代わりに3食しっかり食べたいという気持ちに変わった。冷たい水を浴びて意志力がついたのか、生理学的な点で何か変化があったのかはわからない。もし食欲をコントロールする力もつくとしたら、すごすぎません・・・・?

【5日目】

この日は特に身体に大きな変化はなかった。
身体の変化ではないが、水シャワーを浴びてからお風呂あがりに水分をとるときにがぶ飲みをしなくなった。
前から改善したいとは思っていたものの、お風呂あがりのがぶ飲み(あのすスッキリする感じ)が好きでずっと改善できていなかった。
がぶ飲みは内臓を冷やしたり、余計な水分を身体にため込んだりでよくないと聞いたことがあるので、これをきっかけに改善していきたい。

【6日目】

冷水シャワーはついにお風呂あがりに3分以上できるまでに成長。(一体何の成長なのか・・・)
心なしか顔の血色がよくなり、肌に艶もでてきたように思える。元々乾燥肌でこの時期になると特に脚がかゆかったり、かいて赤くなったり傷ができたりしていたが、今年は今のところその症状なし。
ひとつ気になるのは、毎年かゆくなる部位に1年玉半分くらいのしこり?のようなものができて、そこから血や体液のようなものが一部でている。
肌の代謝がよくなり悪いものが出てきているのか、冷水シャワーによって悪化しているのかどちらなのだろうか。。
同様のものが首にもできており、首は少しかゆい。。
もし悪化するようであれば、冷水シャワーの時間を変えてみようと思う。

【7日目】

肌のしこりのようなものは引き続き変わらず。
ただそれ以外の部分は明らかに血色がよく、肌がしっとりしてきている。
奥さんからも”すごく顔色がいいし、毛穴ひきしまったね”と言われたので、第3者からみてもわかるくらい肌の状態が改善していると実感。
しこりの件はもうしばらく様子を見てみようと思う。


◆1~7日目まとめ

1週目から劇的な変化、効果を得られて正直びっくりしている。何より時間をとらず、お金もかからず、毎日家でできるという手軽さと効果を比べたときにコスパが良すぎ!
身体は温めたほうがいいと一般的に言われていますが、意図的に身体を冷やすということでもこのような効果を得られたというのは何とも面白い話です。

”身体を冷やす”に関連して、高校時代の話を少し。
私は高校時代にラグビー部に所属していたんですが、ラグビーは基本的に雨でも雪でも極寒でも練習、試合をやります。当時土のグラウンドで練習を終えると髪の毛から鼻の穴から泥だらけだったんですが、なんと高校の温水がでるシャワーがなかったんですね。。
なので、練習後に真冬でも冷たい水で頭や体を洗っていました。
そして不思議なことに高校時代全くというほど風邪をひかなかったですし、小さいときから乾燥肌だったんですが高校時代は1年中肌の調子がものすごくよかったんですよね。
今思うと高校時代は半ば強制的に”身体を冷やす”環境に置かれていて、それが実は健康にとってめちゃくちゃよかったのではないかと勝手ながらに思っています。

色々な情報を見ているとどうも14日間は最低でもやったほうがいいとのことなので、2週目も冷水シャワーを楽しみたいと思います。
2週目の体験談はまた後日書きますので、興味のある方は続編も是非読んでいただけると嬉しいです。

皆様も一緒に冷水シャワー生活を楽しみましょう!

最後になりますが、体調不調時や疾患をお持ちの方は冷水シャワーが逆効果や命に関わる事態になる可能性もあるため、くれぐれもご自身のコンディションと相談のうえ、始めてみてください。

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