不登校【行きたいけど行けない気持ち】
行きたいなら行けばいいのに何がそんな難しいの?と思っていた不登校当初。理解しようとしてもなかなか難しかった。
昨日のこと。習い事の日。水曜日の行き渋りは3週目。理由は特にないらしい。
時間が近づくつ憂鬱そうな顔になる。でも「今日どうする?」とは絶対に聞かない。行くか行かないかは自分の意思で決めて欲しい。
本人の決断に任せる。
誘導や同調を求める聞き方はしない。
そう心に決めて吐き出したい気持ちをグッと堪える。これがなかなか大変で…。ただ向かい合って沈黙の長い長い時間。せっかちの私にとってはイライラする時間でもある。
行きたくないなら行かなきゃいい!そんな簡単なことがどうして出来ないの?嫌なら行かなくても良いって言っているのに。コレ私の気持ち。白黒つけたい悪い癖。
でもそんな簡単な事じゃないんだよね。行きたいのに行けないことはとても苦しいこと。
昨日は結局行けなかった。でも遅刻してもやっぱり行きたいからと気持ちを奮い立たせて習い事までは行けた。でも車から降りられなかった。たまたま先生が通って「偉いね!せっかくここまで来たから一緒に上がろう!」と言ってくださったけど首を横に振るばかり。
結局帰ることにして自宅へ。着いても車から降りない。今日はどうしてもどうしても行きたかったと言いながら号泣。諦めきれない様子。「行きたかった行きたかった。なんかよくわからんけど不安なんだ」と。20分くらい暗闇の中にいたけれどドライブへ行くことにした。コンビニで大好きなコーンスープを買って。
学校も同じ。漠然とした不安があり行きたいのに行けないのだ。でも確実に動き出した娘の気持ち。行かないことをこんなにも悔しいと思えるなんて!どうでもよくないから好きだから悔しいんだもんね。
そして。
4ヶ月ぶりに学校に行った恐怖の月曜日のこと。
娘のイライラが爆発した。男の子なら壁に穴でも開くんだろうな。どうすることも出来ない気持ち。行きたいのに行けない気持ち。
ボックスティッシュの裏に汚い言葉を書きまくったらしい 笑。そしてマッキーで消したことも後で話してくれた。「死ね」っていっぱい書いちゃった…と。
あー、そんなことまで私に言えるようになったんだなと嬉しくなった。
みんな腹黒い部分は持っているんだよ。大丈夫。
どうしようも無いモヤモヤを抱えるのが思春期だからね。抑えられない感情と漠然とした不安は成長の証。
少しづつでいい。自分のペースで進んでいこう。