ある夏の朝
澄んだ路地
光がこぼれる高架下
誰かの咳の音
カーブミラーのやつれた顔
私の歩む草履がぺったんぺったん
何も知らない風の湿度
秋はすぐそこにあるみたい
貨物列車にそよぐ穂と
ゆうべを知らない鳩の子ら
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澄んだ路地
光がこぼれる高架下
誰かの咳の音
カーブミラーのやつれた顔
私の歩む草履がぺったんぺったん
何も知らない風の湿度
秋はすぐそこにあるみたい
貨物列車にそよぐ穂と
ゆうべを知らない鳩の子ら
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