人生100年時代、SNS使いませんか?
SNSをやっていますか??
SNSはSocial Networking Service (ソーシャルネットワーキングサービス)の略称で、サービスに登録した利用者同士が交流でき、インターネット上で人と人とが繋がれるような場所を提供しています。
どんなものがSNSなのか。
Facebook、X(旧Twitter)、Instagram、TikTok、YouTube、LINE、noteなどがあります。
今更、「そんなことは知っているよ」と思っている方が相当にいることでしょう。また、SNSは怖いからやらないという方も存在することも確かなことです。確かに、犯罪に利用されることも少なくありませんので、そんなことを思わることも理解します。
SNSの考察に入る前に、日本と世界のSNS利用者数を見てみましょう。
日本の主要SNSの利用者数ランキング
LINE: 9500万人
YouTube: 7120万人
X(旧Twitter): 6658万人
Instagram: 3300万人
Facebook: 2600万人
日本ではLINEが最も多くの利用者を抱えており、YouTube、X(旧Twitter)、Instagram、Facebookが続いています。特にLINEは国民のインフラと言っても過言ではありません。
世界の主要SNSの利用者数ランキング
Facebook: 29.1億人
YouTube: 25.6億人
WhatsApp: 20億人
Instagram: 14.8億人
WeChat: 12.6億人
世界的にはFacebookが最も多くの利用者を持っており、YouTube、WhatsApp、Instagram、WeChatが続いています。Meta社(旧Facebook)は世界最大のSNSカンパニーであり、Instagramも運営しています。
この数字を見ると、日本ではXを利用している方の多さが良く分かります。また、最近はおじさん専用SNS的な見られ方をしているFacebookが全世界的にみると圧倒的に利用者が多いことが分かります。
また、聞いたことが無いSNSが上位に入っていることに驚かせられました。
現在、自分はXをメインにSNSを活用しています。
キャリアや働き方を中心に発信、3年以上毎日更新を続けています。
Xを活用する理由やどうして続けているか、また、活用方法を紹介したいと思います。
私のSNSとの関りが始まったのは、Facebookからでした。
その当時はSNSという言葉ももちろんありませんでした。(気づいてなかったかも知れませんが)
教えてくれたのは、会社の若い女子社員でした。
若い女子からの情報は、けっこう有効に活用が出来ます。
この当時のSNSはFacebookとX(この当時はTwitter)が中心でしたが、私の周りはFacebookの利用者が断然に多かったように思います。
特徴でもある、繋がりを重視した紹介(友達申請)が安心感と目新しさがあったかも知れません。
それに実名主義だったことも、始めて知ったSNSを満喫できた要因だったのでしょう。
最初は、知っている名前で検索をして、友達申請をしたような記憶があります。
当時は、投稿するよりも、見ることが中心でした。
繋がった友人や会社のメンバーの行動や思いを知ることがとても新鮮でした。
もちろん、Facebookを始めた当時は、スマホも使ってなかったか黎明期の頃だったので、パソコン中心の利用方法でした。
携帯電話がスマホに変わった頃に、Instagramが始まりました。
これは画像中心に投稿するという新しいSNSということと、スマホが写真を撮るという行為を日常に変えたことが相まって、SNSがより身近なものになりました。
私も友人と愛知、岐阜の独特な文化、カフェの「モーニング」食べ歩きや、女子が好きそうな映えるカフェにおじさん二人で突撃したときや食べ歩き呑み歩きの画像を投稿していました。
しかし、このInstagramでの投稿もコロナ禍とともに、終了します。
食べ歩きの投稿がコロナ禍の自粛と合わなくなってきたからです。投稿をみた方から嫌なことも言われたこともありました。
そして、キャリコンの学びというひょんなことからX(この当時はTwitter)に出会うことになります。
X(Twitter)は、アカウントだけはありましたが、投稿はもちろんですが、見ることもほとんどありませんでした。最初の画像に明記がありますが、2013年にアカウントを作って、たぶん8年以上放置でした。
X(Twitter)の投稿を始めたきっかけは、キャリアのコミュニティの繋がりからでした。
キャリコンの勉強会がコロナ禍で、一斉にオンラインに切り替わり、私のようにどちらかというと地方に住んでいるものにとっては、とても参加がしやすくなりました。
そんな頃に、法政大学のタナケン先生(田中研之輔先生)の「プロティアン」が出版されました。
ダグラス・ホールの「プロティアン・キャリア理論」の現代版です。
自分にとって、「プロティアン・キャリア理論」は、定年を迎える自分にとって、とても共感が出来る理論でした。
それに呼応するように、参加しているコミュニティが、プロティアン研究会として、スタートしました。
もちろん、すぐに参加を決めました。
タナケン先生を迎えての例会や部会が活発に開催されました。
そんな中で、「プロティアン」の発信に活用したものが、X(Twitter)でした。
例会はもちろんのこと、セミナーを受講した後に、X(Twitter)で感想を「#プロティアン」で投稿しました。
X(Twitter)を使ったことが無かった、自分にとっては、とても新鮮で驚きでした。
そんな時に、コミュニティの情報を発信する部会にも参加しました。
部会のリーダーに、「X(Twitter)を毎日更新してみては」と言われました。
そこから、X(Twitter)の毎日更新が始まりました。
Xの毎日投稿を続けることで、どんな良いこと、効果があるのか??
自分なりの意味を考えてみました。
数あるSNSの中で、Xを選択する理由は、拡散性です。
Facebookは、友達の繋がりなので、発信は無限大ではありません。
Xはその制限がありません。
その拡散性を利用して、プロフィールやハッシュタグを利用して、同じ思いを持った方と繋がることが可能です。
効果の一番目は、習慣化です。
今年から使っている「自分軸手帳」も習慣化が重要なコンセプトになっています。
コンセプト - 自分軸手帳 (jibunjiku-planner.com)
定年が視野に入ってきた、または、定年になったシニア世代にとって、何を習慣化して、人生100年時代を過ごすかは、とても大切になってきます。
また、毎日投稿をするということは、問題意識をもって一日を過ごすことが出来ます。と書いていますが、まだまだ出来ていないことが多いのが現状です。
そして、繋がりの重要性です。
「ゆるい紐帯」という言葉をご存じですか。
「ゆるい紐帯」とは、社会学者マーク・グラノヴェッターが提唱した社会的ネットワークに関する仮説です。この理論によれば、新規性の高い価値ある情報は、自分の家族や親友、職場の仲間といった社会的つながりが強い人々(強い紐帯)よりも、知り合いの知り合い、ちょっとした知り合いなど社会的つながりが弱い人々(弱い紐帯)からもたらされる可能性が高いとされています。弱い紐帯は、情報のブリッジとして機能し、広く共有される重要な役割を果たすことがあります
Xでの繋がりは、まさにこれが当てはまります。
自分は、プロティアン・キャリアから始まっているので、キャリアや組織、働き方がキーワードで繋がっています。
相互フォローからコメント(返信)で、親睦を深めて、リアルの交流へ繋がりました。また、居住地と年齢が近く、お互いの課題が一致したことで、DMをいただき、リアルに情報交換をして、これからの定期的な情報交換が約束出来たこともありました。
それと、もう一つは、ジャーナリング的な役割もあるではないでしょうか。
ジャーナリングとは、「書く瞑想」とも言われています。
自分の思考や感情を言葉にして書き出すことで、心の中を整理するための方法です。
ジャーナリングの効果として、調べてみると・・
① 思考がスッキリと整理される
② 感情のコントロール力が向上する
③ 自分自身への理解が深まる
④ 問題解決能力が高まる
⑤ 創造性が開花する
⑥ ストレスが軽減され、メンタルヘルスが改善する
本当に良いことばかりです。
Xにポストすることを書くことと、置き換えています。上記のすべての効果があるとは思いませんが、一日の終わりのアウトプットとして活用しています。
今や良くも悪くも情報の発信源であり、また、情報収集のツールであるSNSですが、視野や視座を変えることにより、こんな効果もあることに気づきました。
私はXを活用していますが、その他のSNSもまた違った効果や効用がある可能性に満ちています。
人生100年時代をSNSを使って、豊かにしませんか。