15の自分へおすすめしたい本のこと@1日6,000歩#175日目
※約2000字です
15歳、高校一年生の頃。
「自分は何のために生きているのだろう?」「何のために生まれてきたのだろう?」という問いの答えを探していた。日々、虚無感にさいなまれていた。
あのときの自分に、この本を教えてあげたい(実際のところ、2019年出版だから、当時の私は読めないけれども・・・)。
「死んだらどうなるの?選べる行き先は4つ!奇跡の魂ツアーに出発しよう」桜井識子著
この本を通じて、「魂のしくみ」を、学ぶことができた。感謝。
タイトルは「死んだらどうなるの?」だけれど、魂が選べる行先のこと、魂の輪廻転生のこと、つまり「生まれてくる前のこと」も詳しく、書いてある。
魂は、「次の自分という人物」を具体的に設計して、守護霊を選んで、守護霊と一緒に人生の計画を練って、地上に降りるのだそうである。
ということを理解することができれば。
15の自分に、今の私だったら、このように回答できる。
「何のために生きているのか?」→自分の魂が輪廻転生を選んだから。
「何のために生まれてきたのだろう?」→自分の魂が生まれてくる前に「使命」を練っている、気付くときがまだ来ていないだけ。
15歳、高校一年生の頃。
「自分は何のために生きているのだろう?」「何のために生まれてきたのだろう?」という問いの答えに出会うことができず、日々、虚無感にさいなまれていた。
自由な校風を期待して推薦入学した高校は、期待とは真逆だった。
高校一年時の担任となった数学の先生は、初日から、
「人生は大学で決まるんだ!」
「勝負はもう始まっている!」
「やる気あるのか!」
と大きな声を出す人だった。
初めての中間テスト後、三者面談で、「この成績なら、東大も狙えますよ。」と担任から言われた。
東大に行きたいとか、一言も言っていないのに。
価値観を一方的に押し付けるように感じる発言に、心が冷えていった。
中学までは勉強を楽しいと思い自主的に学習をしてきたものだったが、強いられると、勉強に対する意欲はさーっと引いていった。
毎日、タイムスケジュール表に、勉強時間を記入して提出を求められた。
強いられることで、意欲が枯れていく。意欲が枯れていくから、勉強をしない。勉強をしていない、と正直に提出するから、「やる気あるのか!」とまた大きい声を出される。悪循環だった。
2学期に入る頃には、生きている意味が分からなくなってきた。
中学までの、のんびりとした雰囲気から、急に環境が変わったことも、影響していたと思う。
夏休の課題だった読書感想文には、太宰治の「人間失格」を選んだ。
主人公に自分の気持ちを重ねた。「生きている意味が分からない。」ということも、気持ちのまま、書いた。誰かに気持ちを理解してほしかった。
読書感想文を提出後、現代文の先生に、個別に呼ばれた。
もしかしたら、自分の気持ちを理解してくれたのでは?と期待した。
現代文の先生は、「読書感想文、コンクールの学年代表に選びましたから。賞をとれるかどうかは分かりませんが。ではそういうことで。」
・・・。期待は外れた。
家で母にも、「・・・どうして生きているんだろう?」と尋ねてみた。
「えー?さあ。」
やはり答えに出会えない。誰にもおもいを理解してもらえない、と思った。
2学期終わりごろ、「遠野へ行く。」と家を出た。虚しさから、解放されたかった(実際には、自死では楽にはなれないのだそう。といったことも、本で知る)。
母は、「え?え?学校は?電話しておけばいい?」と急に遠野へ行く、と言う娘の言動に、戸惑っていた。
すでに社会人となっていた姉が、仕事がちょうど休みで家にいた。
姉「じゃあ私も行くよ。遠野行きたいし。」
私「いや、もう行くから。電車の時間調べてあるし。」
結局姉は、車で追いかけてきて、花巻駅で落ち合うことになった。姉は言葉にはせずとも、妹の様子に何か感じていたのではないか、と思う。
「気温が上がったから。」と姉は花巻で半袖の服を買ってくれて、二人で遠野観光をした。遠野は不思議な空気が漂っていて、何か癒された。計画は延期となった。
その後、二年生になると、担任は日本史の先生に代わった。強制される、ということがほぼなくなり、心は次第に、ラクになっていった。同じクラスに心を許せる友人もできた。一緒に映画を観たり、お茶をしたり。息抜きの時間を持てるようになった。
三年時の担任が「合いそう。」と勧めてくれた大学に入学後は、自由で、本当に楽しい日々だった。
あのとき追いかけてきてくれた姉に、感謝している。母や、周囲の人、何より自分を傷つけずに済んだから。
そして子どもを授かった今、母の愛が分かるから。
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21/1/28 6,607歩/6,000歩達成✨(+607歩)
1.午前:小川方面へウォギング。往復41分。
小川沿いを歩いていたら、ポツリポツリと雨が降り出し、早めに引き返す。お昼から本降りになった雨は、しばしの間、雪に変身。音もなく降る雪を眺めて、心が静かになるのを感じる。
娘は以前から、雪が大好き。学校からの帰路、ずっと雪をさわったり手に持ったりして遊んだものらしい。手を真っ赤に冷たくして、にこにこ顔で帰宅。
2.夕方:トランポリンエクササイズ。11分。
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20/7/28から、人生の満足度を高めるために、1日6,000歩以上歩く(走る)ことにした。
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