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映画「ファーストキス」と厳しい現実と

公開初日! 有休を取って見に行った映画「ファーストキス」。
去年から楽しみにしていた。
推しの松村北斗くんが出ているのがいちばんの理由だが、ドラマ「カルテット」、「大豆田とわ子と3人の元夫」が大好きな私なら、絶対好きなやつだ!と思って、楽しみにしていた。

結論から言うと、キュンもあり、切なくもあり、感動もユーモアもある、期待を裏切らないステキな作品だった。

松たか子さんの魅力的なキャラクターは言うまでもなく、北斗くんの俳優としての実力は、メキメキ上がっていたし。

ちょうど一年前にも公開初日に映画「夜明けのすべて」を見に来たなーと思ったり。
その評価で、北斗くんが今年の映画賞を総ナメしているし。

いろいろ素晴らしかったのだけれど、感動して号泣してきたのだけれど、よくできていた映画だからこそ、設定はめちゃくちゃファンタジーなのに、妙にリアルなところがあり、それが胸に突き刺さった。

結婚して15年の45歳と44歳の夫婦の現実がリアルだった。
ものすごく胸が痛くなった。

最近、友人とも話していたのだが、やはり加齢は人生を変える。性格も。
それはもうどうすることもできない。

そこで突然だけれど、Netflixのtimeleszのオーディションを見ていて、突然出てきた木村拓哉さんに感動した。

私より少し年上なのだけれど、あの体型、佇まい、かっこよさ。
レッスン中に突然やってきたのだが、もちろんものすごいオーラがあって、テレビの前の私でさえ背筋が伸びた。
でも、話す言葉や眼差しは、厳しくもあるのだが、とても優しく感じた。
それに、なんだか感動してしまった。

今、自分が加齢に直面し、なかなか手強いと感じていたので、それを難なく乗り越えているかのように見え、魅力的に存在しているキムタクってすごいと、改めて感じてしまった。

映画の中の松さんと北斗くんは、加齢に負けて、すれ違ってしまったように見えてしまい、やり直してはいたけれど、なかなか難しい挑戦になるだろう、こんなに現実はうまくいかないぜと、めんどうくさい自分が顔を出してしまった。
あー、やだやだ。

どうして、こんなひねくれた考えをしてしまうのだろう、自分。

とにかく、映画「ファーストキス」は、20代女子(娘世代)が見たら、過去一好きな映画だったそうだ。
ワクワク、キラキラ、胸キュンが詰まった作品なので、ぜひお勧め!

繰り返すが、松村北斗くんの特筆すべき演技力はゾクゾクするし、今見るべき邦画だと思う。

ただし、アラフィフは、現実を直視することになるので、純粋に楽しんでやる!という気概が大切かもしれない…。



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