#しゃべるメシ
私は昨年12月から書くメシというコミュニティに参加しています。
書くメシとは
書くを武器にして飯を食っていきたい人のためのコミュニティなのです。書くことについてのスキルアップを図るコミュニティというのは他にもたくさんありますが、この書くメシが他とは異なる点は
編集やマーケティングの要素を取り入れて読み手の行動変容を起こすことが目的
とされているのです。
そして先日、書くメシから派生したプロジェクト
#しゃべるメシ
が先日開催されたのです!
先程の書くメシの目的と同じく、
しゃべることでメシを食っていきたい、しゃべることで行動変容を起こす
となるわけです。
輝く第1回講師は
4年間ブログ更新中の徳倉氏
何しろしゃべりが立つ。もちろんしゃべることでメシを食っていける人なのだから当然と言えば当然だが、惹きつける力が強い。
そのコツを教えてもらえるというのだから、聞かずにはいられない。
しゃべりでメシを何て大それたことは考えていないが、しゃべりが立たない私も何かしら得られるものがないかと参加することに。
もちろん、先日入手したノート ZEQUENZ360 をお守り代わりに携えて。
正直言って一度ならだれでも講師になれる、大切なのはリピートを受けることができるかどうかだという点がとても気になりました。
そんな中でも
・カリスマ型 この人の話を聞けるだけで幸せ ・論理型 エピソードとエビデンスを組み合わせて話す
カリスマは例えば芸能人や有名人、文化人など、呼ぶだけで集客力のある人。これは単価が高くても、来場者の満足度が高いイコール主催者の満足度も上がるのですね。
芸能人ではない私たちが目指すは、論理型
体験談と数字やエビデンスを何度も交互に重ね、自分の主張に色付けをしていくと独りよがりにならない話ができる。
確かに、自分語りばかり聞かされるのは、人によっては「はいはい、もうわかったよ」と飽きられてしまうかもしれないが、そこに統計データや論文、出店のしっかりしたものを加えると、信ぴょう性が増し、印象に残りやすくなる。
もちろんただ話すだけではだめで、満足度を高めることが必要とされる。
満足度とは
・聞いてくれる人(お客様) ・招いてくれた人(主催者) ・自分
三方良しでなくてはならない
むしろ、聞いてくれる人の満足度が多少低くても、主催者にとっての満足度をより高め、そして話している自分が生き生きとしているのが重要との事だった。
また話すテーマが決まっており、来場者もその道の人というのであれば話しやすいが、年齢、性別、属性の異なる不特定多数のお客様に向けた話は難しいといった点は非常に印象に残った。
その場合は
年齢、働いているかいないか など失礼にならない程度に背景を尋ね、
状況が違うと内容に当てはまらないと思われるかもしれないが、人生どこで何が変わるかわからない、いろいろなパターンがあるが最後まで聞いていってください
と訴えると、最後まで飽きずに全員が熱心に聞いていくという。
言葉の選び方ひとつで、今の自分には必要ないことも興味深く聞いてもらえるようになるというのは、非常に勉強になった。
また飽きさせないためには、下手な人の講演を観察することが大事だという。
上手な人の話を聞くならわかるが、何故だろう?と思ったのだが、上手な人に最初から肩を並べることは難しいが、聞いてもらうためには何が必要かを考える際、
・なぜつまらない?・なぜ眠くなる?
と考え、書き出していくと、つまらない、飽きてしまう原因が突き止められるのだとか。
その逆をやっていけば、自然と聞いてもらえるようになる。さらにはどんなことを聞きたいかニーズを組み入れるために、アンケートを取る、コミュニケーションを図るようにしていくと満足度が高まると知った。
そして書いたものをそのまま読むのではなく、この質問がきたらこう返すという引き出しをたくさん持っておくことが重要で、構成を考えるのは大切だが台本を作ってしまうことのないようにということだった。
下を向いて、書いたことを読んでいてもつまらない、お客様の顔を見て何を聞きたいと思っているか、どんな反応があるかを判断し、多数の引き出しからどれを出すか考える。
そのためにはどんな質問があるだろうかとQ&Aをたくさん作って準備しておくことが大切だ。
話を面白くできるかどうかは瞬発力にかかっている。
そのためには、私のように言葉がなかなか出てこない、選んでしまってタイミングを逃すようなもったいないことをしているのではなく、事前に想定しておくことが大事なのだ。
他にもいろいろとコツがあったが、私のようなしゃべり下手がまず取り入れられるのはこの辺りだろうと感じた。
そして最後に非常に心を打つ言葉があった。
緊張と緊張感は違う
ということ。
・緊張 自分をよりよく見せようとしている、舞い上がってしまう
・緊張感 開き直りと丁寧さを持ち、お客様の反応や時計を見る余裕もあり、顔も見られる
自信がなくて緊張するのではなく、自分以上の良さを見せようとする格好付ではなく、ぴりっとした緊張感を持って、メリハリのある話ができるように下準備、構成をしっかりとし、お客様の心を砕けるような話ができるようになりたい、そしてあとは場数を踏めるようになろうと思った。
私の場合、紅茶の講座を開くことができたら、その時に何を求められているか、どんなヒントを出せるかを重点的に考え抜いていくことが大切だ。
その点も鑑みながら、努力を積み重ねていこうと決心した。
レポートを書く度に、もっともっとその時のパワーや盛り上がりを上手に伝えられたらと悔しさが募る。
書くこと、話すことも鍛錬だ
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