司会初心の失敗から学んだこと
フルボイス ボイスナビゲーターの橘さゆりです。
話し下手、緊張しやすい、人前で話す事が大の苦手、ことばが不明瞭など話す事にコンプレックスが多かった私が、ふとしたいきさつから話す仕事を始めて13年。 現在「話す」「伝える」ことに興味のある方へステップアップのお手伝いをしています。
今日は司会者になりたての頃の失敗談をお話します。
披露宴の司会依頼をいただいたとき、
新郎新婦へのインタビュー ⇒ 進行に沿った原稿作り ⇒ 練習とすすめていきます。
当時通っていたコミュニケーションスクール・司会者コースの先生から、披露宴の流れ、ことばの選び方、原稿の組立て、本番さながらの練習と、1つ1つ教わり、確認していただきました。
先生のことばの運び、表現、言いまわしが、上品で温かく、とても素敵だったので、「先生のように話したいなぁ。」と憧れていました✨
そのことを意識していたのか、原稿におこしたことばは、自分の言いまわしではなく、先生のことばそのものでした。
いざ本番になり、司会がスタートすると、「あれ?言いづらい…」と違和感が…💦 それもそのはず、初心者の私がキャリアの長い先生のように流暢に話すことはできません…
頭でシュミレーションしていたことと、実際に話すことでは大きく違いました。
その後は苦戦をしながら結びまで進行したことを覚えています💦
その時の出来事を省みながら、結果、「話しやすい話し方」を考えて、コツを掴みました。
それは「センテンスを短くする 」こと。
※センテンス=句点(。)で区切られた言葉の連なり。「今日は、晴れです。」などの文のこと。
結婚式の司会フレーズで例えると、
「お待たせてしております、これより〇〇さんと☆☆さんが装いも新たに登場しますので、どうぞ扉にご注目ください。新郎新婦入場です。」
↓
「お待たせしました。これより〇〇さんと☆☆さんが装いも新たに登場です。ご注目ください。新郎新婦入場です。」
センテンスを短くすることで話しやすくなり、聞き手もより聞きやすくなります。
はじめのうちは慣れないかもしれませんが、繰返し言い慣れてくるとスッキリとした話し方ができるようになります。
司会に限らず、人前で話す時には「主語」と「述語」を近づけ、文の短さを意識して話すと伝わり方もより効果的です。ぜひお試しください!
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9月に予定していたセミナーですが、只今、より良い内容をご提供できるようプログラムを改めています!
整い次第お知らせをしますのでお待ちください🍀
フルボイス 橘さゆり
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