「ありのままでいい」vs「動け」の解釈
こんにちは、しいめぐみです。
みなさま、各地で大雨が続いているようですが、影響はいかがでしょうか?
災害級の呼びかけが頻発していて「また?」と感じてしまいますが、
危ない場面が増えてきているのだと思います。
どうぞ、いざという時に備えておいてくださいね。🙏
今日のテーマは、「ありのままでいい」vs「動け」の解釈です。
この記事を書くきっかけになったのは、とあるSNSの投稿。
『「ありのままでいい」じゃねえ、とにかく動け!』
ざっくり、こんな発信でした。笑
私の中に、一部に賛成、一部違和感が芽生え。🌱
その気持ちを私なりに噛み砕いて図にしてみたよ、という回です。
知識というより個人の解釈多めなのでご承知おきください。🙏
「ありのままでいい」と「行動」の関係
まず、「ありのままでいい」とはどういうことかというと、良いところも悪いところも、今の自分を受け入れるということ。
自己受容感とよばれるもので、生き方のベースになる感覚です。
生き方ベース①ありのままの自分でいい
生き方ベース②ありのままの自分はダメ
とします。
行動するかどうかは、そのベースの上の選択肢。
A:行動する
B:行動しない
図にするとこんな感じです。
ここでの「行動する」の定義は、“自分の理想を描き、それに近づくための活動”とします。
「副業で収入を得る」「起業する」でも、「毎日のスキンケア」「能動的に休む」でもいい。
「行動しない」は、自分のありたい姿に有効だと思っても、思うだけで動かないという状態です。
「ありのままでいい」という言葉が毒になる人もいる。
「ありのままでいい」という言葉を都合よく解釈して、毒にしてしまう人はいるな、と思います。
「ありのままでいい」が毒になるのは、B:行動しない人たち。
Bの人たちにありのままでいい、と言ったときに
「あ、このまま何も変えなくていいんだ。」と現実逃避のツールになる可能性がある。
・行動
・自己効力感(自分はできるんだという感覚)
・自己認識
これらは互いに作用し合います。
行動するから自己効力感が高まるし、合う合わない、大事・大事じゃないなど自己認識ができる。
だから私は、それがたとえ内側からのモチベーションじゃなくても、
「行動しないより、した方がいい」と思います。それが発信者に賛成した部分でした。
ありのままでいい×行動するがいいな。
けれど、「ありのままでいいじゃねえ、動け!」はやっぱり違和感がありまして。笑
私は「ありのままでいい」&「行動する」が一番素敵だと思うからです。
「ありのままでいい」を無下にすると、みんな生きづらいし楽しくないぞ!と思います。
「ありのままでいい×行動する」と「ありのままはダメ×行動する」の違いはこんなイメージ。
「ありのままの自分ではダメ」の否定がベースだと、不安定なんです。
他者の評価を恐れて自分の本心が見えづらくなったり、
自分は正しい!と他人の意見を受け付けられなかったり。
不安がモチベーションなので成果を出した一瞬だけ楽しくて、それまでの経過を楽しめなかったり。
「ありのままでいい」ベースで行動すると、
自分もOK、他者もOK。自分の自己評価も、他者評価もそのまま受け止められる。
不安はあれど、うまくいくまでの景色も楽しめる。なんてお得な!と私は思います。笑
わかりやすく2つに分けていますが、自己受容の程度もグラデーションです。
私は元々「ありのままの自分ではダメ」で急ぎまくっていましたが、今はだいぶ自己受容の土台が整っています。
「こうしなきゃ」じゃなく「こうしたい」をベースに、他人に対して優しくなれたことが幸福度に直結しているなと思います。💐
終わりに
個人的には、大人がありのままの自分を認めながら、自分らしく行動する文化をベーシックにしたいと思っています。
最近気づいたことですが、私に依頼してくださるクライアントさんは、本当はやりたいことがあるとか、既に何かしら動いている人が多いです。
でも自分で自分を認められていなかったりする。
そういう方は、心の土台を整える+自己認識を高めると、力強くありたい方へ自走していきます。
【ありのままでいい】
×
【ありたい方へ行動する】
私がそんな世界で生きていきたいからこの仕事をやっているんだな、と言語化しながら改めて思いました。
生き方にいいも悪いもないですが、納得感を持って生きる人が増えることを願って活動・発信をしています。😊
読んでいただきありがとうございます。
何か持ち帰れるものがあれば嬉しいです🌿