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「なんとなく集中できない」時に試してほしい、達成感の作り方

「あれ?今日何してた?」は勿体無い。


何かしら動いているのに、遅くまで働いているのに
1日の終わりに「何もしてない感」が残ること、ないでしょうか。
私は特に個人事業を始めた当初、めちゃくちゃありました。
今も何も考えず動くとやってしまうことがあります。

頬叩いて「集中しよう。」じゃ意味ないよ〜と過去の自分に言いたい。

「やっているはずなのに、1日の満足度が低い」が続く人がいたら、ぜひ試してみてください。
いろいろやってみて、自分に合う方法が見つかるといいなと思います。


step1 気分を整える

集中できない時、まずは気分からアプローチをおすすめします。
「いやいや感情や気分なんて関係ないです、やるだけでしょ。」という鉄人方、ほんと素晴らしいと思います。尊敬します。

私は、天気みたいに、晴れ、雨、曇り、アンコントロールな気分があって自然だと思ってます。
常に晴れがいいわけでもない。でも、振り回されてると苦しいです。
「気分に左右されないぞ!」じゃなくて、自分が気分に左右される生き物であると心得て、パターン分けと対処をするのが建設的だと思います。
気分を変えるためにとる行動はこんな感じです。

気分を変える方法①場所を変える

photo by carl-nenzen-loven

その日、その時の気分に合う場所に行きます。

気分転換エスケープ先は、自転車で行けるお気に入りの珈琲屋さん×5、図書館、コワーキングスペース、自宅ベランダ、気が向けば遠出して都会のカフェなど。
「静かにインプットを多めにしたい」、「日当たりがほしい」、「人の温かみがほしい」そんな時はこの場所、という具合に、その時に心地よく過ごせそうなところを目指します。

カフェで仕事は賛否両論あるけど、今通ってるのは個人のお店ばかりで、店主さんの考え方でOKなところを利用させてもらってます。店主さんの理想の空間を害するのは嫌なので、何を大切にしてて何が嫌なのか、は会話で知れていると安心ですね。

気分を変える方法②ほっとすることをする

photo by mikesh-kaos

珈琲を淹れる、音楽を聴く、日光を浴びる、空を眺める、雨・くもりの日なら香りのいいキャンドルを焚く、藤井風を聴く、ジャーナリングなど。

一旦、デジタル機器から離れます。
書き出してみると、情報量を減らして、副交感神経優位にして、今ここに集中している、という感じですね。

気分を変える方法③運動する

photo by nature-zen

軽いヨガやストレッチをします。直近はダンスのショーケースに出るので、ダンスの基礎練やフリ練習をしたり。

会社員で場所の移動や自由な気分転換が叶わない人は、座ってできるちょっとした運動やストレッチ、ジャーナリング、お気に入りの飲み物を数種類準備するなどが取り入れやすいかも知れないですね。

毎回全部やるわけじゃないですが、こんな風に
場面を変えて気分を整える、ということをまずはやります。 

step2 自分の集中環境を整える

photo by norbert-levajsics

気分を変えて再び机に向かったら、自分の集中環境を作ります。
私の集中環境はこんな感じです。

集中環境①クリアな視界

・スマホは見えないところに置く。(マスト)
スマホに用事がない時は、扉2枚隔てた別室においています。
・視界に映るものを減らす。
机の上のティッシュなども、自分から離れた端っこに置く。

机の上は、普段からモノを最小限にしてます。

集中環境②適度な雑音

photo by kenny-eliason

・適度な雑音(step1で人の気配があるところに行くのもあり)
・ききなれた、歌詞のない音楽を流す

静寂が向いてる人もいると思いますが、私はリビング学習っ子だったのもあり、周りに動きがある方が自分に集中しやすいです。

それでも集中できない時、エナジードリンク的な立ち位置として、東京事変の“能動的三分間”をエンドレス再生で、イヤホンで大音量で聴きます。w 最初の3分間が終わるまでにいつの間にか集中しています。

step3 終わり時間とやることを決める。

photo by mike-tinnion

決めること①終業時間

今日が無限にあると錯覚しないように、“今日の”終わり時間を定めます。
私は終わりを決めずに動き始めると、ダラダラとずっとやった末に「あれ、もう22時・・ずっと動いていたはずなのに、今日何したっけ・・」と満足度低くなりがちです。
だから、時間が来たら能動的にやめる。

これが、意外と難しい!

なので、就業時間が来たらやることも決めています。
例えば、“18時にはやめて、夕飯に私も夫さんも好きな鶏つくねスープを作る!”など。←これを叶えたいという思いが、「時間が来たらきっちりやめる」「時間内に集中する」の後押しになります。笑
いつまででもPCに向かえそうな日もあるけれど、私にとって“丁寧な暮らし”も大切です。
そこを疎かにすると幸福度が下がる、というのを何度も体感しているため設定している自分ルールです。

決めること②就業時間までにやること

就業時間までにやることを決めて、書き出します。
ここで私あるあるだったのが、実現不可能な計画を立てること。
そうすると、現在地は進んでるのに「なんかできなかった・・」という心象になって勿体無いです。なるべく気持ちよく終わりたい。

同じように実現不可能な目標たてがちな人は、
最低目標最高目標を決めるのがおすすめです。
最低ラインは「ここまでは安定にクリアできる見込み」
最高ラインは「ここまで行けたら最高!」なライン。
評価を白か黒にしないための対策です。

おまけ:ポモドーロテクニックの活用

ここまできたら、ポモドーロテクニックで仕事を開始します。
25分間の集中作業と5分間の休憩を繰り返す時間管理です。
脳は働き者です。ずっと働けちゃうけど自分の疲れに気付きにくい。
まだやれる、もうちょっとやりたいと思っても
定期的に休憩を作って、いい仕事をしてもらいましょう。

不快なアラーム音じゃなく、鳥のさえずりで休憩時間を知らせてくれるこのアプリが個人的にめちゃくちゃおすすめです。

step4 振り返る

photo by unseen-studio

最後に振り返る。
大切なのに、やっていない人が多い気がします。

1日の振り返りは所要時間5-10分ぐらいでできると思います。
私はstep3で決めた内容と振り返りを、エクセルで作っている個人的な日報に記入しています。

・今日できたこと、できなかったことを書き出す。
・できたこと、進んだことをちゃんと認める。
・できなかったことは受け入れ、観察する。
(何が要因になっていそう?を解明して次に繋げる。自分責めに時間を使わない。)
・次のアクションを設定

はい、時間になったら強制終業です。
終業後にやりたかったことをやりましょう。
きっと「何もやらなかった感」はないはず。

photo by Seiya Maeda


やりきった達成感、1日の充実感のためには
受け身にならず、「自分で決めて動く」ことがポイントですね。
自己決定は幸福度に強く影響すると言われています。

脳が疲れてくると、いつの間にかダラダラ流されるように仕事していたりします。客観視して、最適な判断ができるように休憩を挟みましょう。

自分に合う方法が見つけるためにやってみる、が大事

すごいっぽい人が「これが正解」と言ってるとか、科学的にはこれがいい、とか世の中にはヒントになるたくさんの情報があります。
それを参考に、鵜呑みにしすぎず
「体感して、自分に合う方法を見つける」
何事もそれに尽きると思います。

ただし、慢性的にぼーっとするとかイライラが続くとか、なんか工夫どころじゃない時はひたすら休んでくださいね。心身の健康が一番大事です。

1日の満足度UPのお役に立てば幸いです。

photo by johann-siemens


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