フルカイテン管理部がすごい!定型業務を自らの裁量で効率化し、表舞台で組織作りやIPO準備をリードする
フルカイテンの管理部は3人の女性+CEOという構成。定型業務はITツールに任せ、自分達でしか価値を出せない業務に時間を割くことに成功しています。
今日はそんな管理部のメインを担うママメンバー3人にあれこれインタビューし、日々の業務について深堀りしてみました!
管理部はこんな仕事をしています!
メンバーが揃って発言したことは、「管理部=社員のサポートや裏方のイメージがあるかもしれないけれど、私達は守りだけではなく、リードもしている。オフェンシブな管理部である」ということ。かっこいい!
労務
経理
情報システム
備品管理
上場準備
フルカイテンの管理部ってどんなん?
3名全員関西人なので、どんなん?って関西弁で書きました。(笑)
インタビューをしながら、彼女達には強い信頼関係があり、管理部の仕事に誇りとやりがいを感じていると感じました。しかもとても気さくで話しやすい!彼女達は単に業務をこなすことを超えて、組織・カルチャーの土台作り、従業員とのやりとり1つ1つにおいて圧倒的なパフォーマンスを出しています!
原田:
管理部ってよく「バックオフィス」って言われますが、その控えめな言葉が好きではないんです。例えば経営者が大きな決断する時には必ず経理が必要です。管理部が会社の決断や従業員を引っ張り、しっかりしたことを言える立場じゃないと会社がまとまっていかないですよね。フルカイテンは特に、管理部のポジションが会社全体から大事に扱われているなと感じるので嬉しいです。
八田:
今フルカイテンは、IPO準備に入ったこともあり、企業が成長する中でルールや規定を作っている凄く大事な時期です。
だからやりがいもあるし、楽しい。従業員に「この会社いい!」って思ってもらえてたら嬉しい。その土台作りができたらと考えています。
あと、ここで働くようになってからの息子(小学生)の反応が良いんです。私の働き方がリモートワークなので、学校から帰宅したら母親がいるのはとても嬉しいことみたいです。
また、以前会社の納会に一緒に参加し、エンジニアなど色んな社員と遊んでもらったことが嬉しかったそうです。
久木:
管理部の私達が実現していきたいのは、働きやすい仕組み作りです。例えば、忙しい社員の手を煩わせずにスムーズに社内の申請・承認を進められるなどです。フルカイテンは今年IPO準備に入ったことで、以前よりも細かく、正しく機能する仕組みを整えています。それが面白いし、やりがいに感じています。
また、フルカイテンには優秀な人材が溢れている会社なのでやる気も湧きます。そしてそもそも社員みんなのことが好きなので、シンプルに社員みんなのために頑張ろうって気持ちになります。
従業員のご家族に、「この会社で働き続けてね」って思ってほしいです。
あとは、はっち(八田)と同じ意見で、リモートワークメインなので、息子に働く姿を見せられて、お金を稼いでるアピールできるのも良いです(笑)頑張る母の背中を見て大きくなってもらいたい!
筆者:
ちなみに管理部でリモートワーク可能って珍しいんでしょうか?
原田:
他企業では、今でも紙での管理をよしとする人がマネージャークラスに多いんです。
ツールで解決できるならお金をかけてもいいというのがフルカイテンCEO瀬川の発想。とても柔軟に対応してくれます。今の出社体制は火曜日・木曜日に本社で3人集合しますが、業務の量や内容によっては自分の判断で調整もできます。また、3人がそれぞれ自分のタスク管理ができているという信頼関係があるからこそ可能なんですよね。
事務的な依頼に対する社員の反応
勤怠登録や申請漏れ、年末調整など、何かと社員に事務手続きの対応を依頼する事が多い管理部。そんな時のフルカイテン社員の接し方はどうでしょうか?
原田:
社員のみなさん、1回言えばすぐ対応してくれる!何度も言わなくていいんです。
過去の職場では、毎月同じことを何回も言わないといけない人が少なくありませんでした。フルカイテンでは社員が管理部に協力的で、きっちりやろうとしてくれる姿勢をとても感じます。
久木:
そうですよね。私も昔の職場では、お願いしたことに対して「これやらなあかんの?」なんて言われることがありましたが、フルカイテンでは一度もないですね。
また、基本リモートワークなので社員は自分の部署以外の社員と話す機会が少ないですよね。でも私達管理部は部署を横断して皆さんと話す機会があります。管理部との繋がりが、会社全体の繋がりの要となっていることに気づいたので、管理部と他の部署とのコミュニケーションを大切にしていますし、管理部の重要な役割だと考えています。
また、入社決定した人と最初にメールでやりとりするのも私達。その印象はとても大事だと思うので入社前からフルカイテンを代表するような気持ちで接しています。
八田:
何か依頼しても、「いつもありがとうございます!」とお礼を言ってくれる人が多いことにびっくりしました。さらに、全社会議などで直接会った時に再度「あの時ありがとうございました」とか「いつもすみません!」と向こうから声をかけてくれることが多いので感動しちゃいました。
筆者:
余計な人間関係に悩む必要がない、というのも3人がいつも下さる意見ですよね。フルカイテンは全員「大人」な組織で、圧力かけたり、嫌な態度したりという人がいないので人間関係でストレスを抱えるということがほぼ無く、その分仕事に集中できるのはありがたいですよね。
そして私がまさに、勤怠や申請などの業務が抜けがちでいつもご迷惑かけています。社員の反応が良いのは管理部のみんなの依頼の仕方にリスペクトがあるからだとも思います。
忙しい中細かいチェックを代わりにやってもらってて本当にいつもありがとう!
入社後0カ月での裁量について
筆者:裁量があるのは、あり過ぎても無さ過ぎても...という事もあるかと思いますが実際にはどうですか?
八田:
めちゃ感じてます。入社直後から任せてもらえる仕事が多かった。
あとは、完全分業ではなく、「管理部全体の業務が見えている中での自分の仕事」となってるのがいい。3人それぞれが何をしてるのかが常に分かっている。自分に与えられた部分的な業務だけやってるんじゃなくて、IPOに向けて今この段階にあり、その中で自分の業務がどんな役割を果たすのか、理解できて繋がっているのが、とてもやりがいを感じられて楽しい。
筆者:
そのように全体が見えるのはどうしてですか?
八田:
出社の時にすごく沢山話すからですね。はまちゃん(原田)とくっきーさん(久木)が話してるのもいつも聞き耳を立てていて、気になることがあったらすぐに割って入る(笑)。その時2人は、私の分野じゃないことでも進んで答えてくれるし聞いた以上のことを答えてくれる。
みんな:
火・木2日の出社の時間が、少ない分すごく濃い時間になって、すごく気に入ってます。この2日で、リモート勤務で溜まっていたことをワーッと吐き出して解決してスッキリする。週2というのは絶妙に良い出社頻度です。
筆者:
裁量を与えられてるな~と思った最近の具体的な出来事は?
久木:
新入社員向けに管理部からのオンボーディングを始めたいと思って企画しています。勤怠・経費申請・社内のルールを説明するような。そうすれば色々なことがスムーズに行くのではないかと。これは私からの案で、はまちゃん(原田)に言ってみたらいいんじゃないかと言ってくれて、もちろんCEOは即OK!でした。任せてもらえて嬉しいです。
初回のオンボーディング実践相手は最近社外監査役になって下さった西尾さんです。
他にも、申請などに使うITツール導入検討も3人でやりました。具体的にはバクラクやfreeeのアップグレード。社労士さんを変えたり、全ての入社手続きや事務手続きをオンライン化したり。
原田:
お金がかかっても、ツールを導入することで手間が減った分、IPO準備や組織体制をよくしていくことにリソースを割くことができています。定型業務にはできるだけ時間と手間を割かなくていいようにしていますし、CEOも同じ考えです。
↓西尾氏の社外監査役就任のプレスリリースはこちらです。
現在の課題、そして管理部長を採用したい理由
CEO瀬川:
管理部長を任せる方には、強い会社作りの責任を担って欲しいと思っています。
フルカイテンでは、強い会社 = 誇れる会社 × 良い会社という考え方を持っています。
そして、誇れる会社 = 顧客満足 + リスペクト、良い会社 = ワークライフバランスという因数分解をしています。
私は管理部には、
①社員が顧客満足に集中できる仕組み作り
②社員同士がリスペクトし合える仕組み作り
③社員がワークライフバランスを維持できる仕組み作り
を業務分掌として活動して欲しいと考えています。
IPO準備は監査法人や証券会社と折衝しながら様々な制度や仕組みを整えていくわけですが、私が求めているのはただ単に監査法人や証券会社に言われたことを形にするレベルの仕事ではなく、前述の3つを軸として制度や仕組みを整えることです。
そしてこういったことを私からの指示のもとで実行するのではなく、私への提案型で意欲的に実行できる主体性のある方に管理部長を任せたいと考えています。
求めているレベルは低くありませんが、経営の根幹を作るとてもエキサイティングな仕事です。
IPO準備に関わった経験のある方と一緒に進めていきたいですね。
久木:私の業務範囲で言うと、課題は上場準備が手探りなこと。労務のはまちゃん(原田)は経験ありですよね。上場準備経験者に来てもらい、リードして欲しいです。
原田:
日々の業務の中で、一体これは誰に確認するのが正解なのか?が分からず、手探り感に笑ってしまうような明るいメンバーですが、そういうところに一筋の光?!みたいな、救いが欲しいです(笑)
あと、日常では、私は一人労務なので「これでいいですよね」って誰かに確認して安心したいです。
CEOとの1on1で「判断を仰ぎ過ぎず、もっと一歩踏み込んで自分で判断していいんやで。」と言ってもらって嬉しくなりました。会社にとって重い規定文言を自分の案で作るという、すごく大事なことを任せてもらっているんです。嬉しい半面、怖いこともあります。
あとは、今のフルカイテンの良いカルチャーを守り、これから人数が増えて規模が大きくなっても継承していける土台作りをしていきたい。
社員のパフォーマンスの最大化ができる管理部を作りたい。
管理部長が来られたら、その辺りをどんどん進めていきたいですね。
管理部メンバーについて
はっち:
まず、3人ともママであることが共通してる。でも3人の個性はバラバラ。
原田:
お互いにリスペクトしあっている。似てるところも違うところもあるけど、はっちと私は誕生日も1日違いで性格も似てるかも?!
くっきーさん(久木)が労務の抜けもさりげなくリマインドしてくれたりするのは感激。
久木:
3人で話してると認識が違うこともあったりする。そんな時は意見を出すのですが、誰もが、今までの自分の考えややってきたことを簡単に捨て、会社にとってより良い選択肢を取ることができる。人によっては意見される=自分のこれまでのやり方や考えを否定されたと感じてしまうこともあるんですが、3人はそんなことがないんです。
これはフルカイテンの社員みなさんに共通してることです。きっと自分に自信があるからこそ、アンラーニング力があって成長していくんだろうなと。
久木(くっきー)から見た管理部のメンバー
八田(はっち)
経理アシスタントにとどまらず、管理部業務を幅広く、興味をもって取り組んでくれて感謝してます。好奇心旺盛で、ユーモアもあるキャラクターに助かってます。
原田(はまちゃん)
給与計算始め労務関係をしっかり整えてくれて、更に総務系も取り組んでくれていることに感謝です。労務は、はまちゃんの肩に寄りかかりすぎてますが、毅然と対応してくれて、ありがたいです。
CEO瀬川
管理部業務全般まで勘所があるのは、圧巻です。創業社長ってすごい!!と同時に今までどれだけ修羅場をくぐってこられたんだろうと考えると震えます。
人を凄く分析していて、でも言葉を選んで発信されていて、頭の中を一度覗いて見たいです。
原田(はまちゃん)から見た管理部のメンバー
久木(くっきー)
私の2倍(リアルな数字)、慎重に物事を考えていらっしゃる。
指摘するでもなく、業務の中で上手くリマインドして下さる。いつもありがとうございます!
従業員からの質問に対して、正しく説明ができないと気持ちが悪い、という考えは私と同じと思う。
何より、ボードメンバーとも堂々とコミュニケーションを取られている。
鉄人かと思いきや、たまに本音を話されるところも、人間味があって安心する。
八田(はっち)
生まれ年同じで誕生日1日違いとか、運命を感じる。
成長意欲が高い!その高さに自分自身も感化される。
月初多忙なときも物おじせずガンガンくっきーさんに質問する姿勢は頼もしい
いろんな話を自分から振って、空気を和ませてくれてありがとう!
CEO瀬川
厳しくありながら、本当の意味の優しさをお持ちの方。
事業に対しても、社員に対しても、愛情を感じる(あの多忙なスケジュールの中2週間に1度の1on1を継続されていることが証明してると思います)。
「失敗してもいい、成長は螺旋階段だ」というお言葉は仕事にも子育てにも活かしている。このステッカー(相田みつをさんみたいな表記のやつ)をデスクに貼りたい。
最近スラックのお名前にまで「SHIMADE」を入れられた理由を知りたい。
八田(はっち)から見た管理部のメンバー
久木(くっきー)
フルカイテンの辞書みたいな人!
何を聞いても返ってくるし、この人の部下で良かったなと思える安心感がすごくあります。経理の師匠!
どんな些細な質問でも真摯に答えてくれる姿勢も、とても嬉しい。
他部署からの信頼も厚く、AHなどでくっきーさんへのリスペクトや誉め言葉をよく耳にするので、私まで鼻が高い!
slackでの返信やスタンプにユーモアがあったり、瀬川さんの小ネタに笑っていたり、普段のまじめな姿とは裏腹にとっても楽しい人!
原田(はまちゃん)
実直な人!
課題を見つけて、それを自ら解決していくことのできるパワフルな人で、管理部に絶対なくてはならない存在。
フルカイテン愛が強い!!契約が決まったりすると誰よりも喜んでいる。会社を良くしたいと心から思っているのが伝わってくる。
相談事をしたりすると、とても親身になって考えてくれて、優しい。
たまに少女かなと思うくらい純粋な面も持ち合わせていて、しっかりした面とのギャップがあって可愛い!
CEO瀬川
チャレンジを応援してくれて、成長を喜んでくれるので、何でも話したくなる!
すごく小さなことでも、それいいやん!と拾ってくれて、嬉しくなる。
自分の気付いていない良いところを教えてくれたり、逆にこう改善してみたらいいのではということは、具体的に教えてくれるから、話すとすごく学びがある。
業務効率化にとても理解があり、新しいことを取り入れることを積極的に一緒に考えてくださる。
業務外では、ニコニコしていて、冗談しか言ってないので、話しかけやすすぎて社長と忘れそうになる笑
以上、フルカイテンのありのままの管理部の姿でした!
裏方ではなくオフェンシブな管理部。現在IPO準備の経験がある管理部長を募集中です!
管理部長候補の募集詳細はこちら!