【厳選】大人も楽しめる、最新絵本
マンガ、小説、ビジネス書、自己啓発本をよく読むのですが、絵本もよく読みます。
本屋さんに足を運んで絵本を手に取り、立ち読みをして、良いものであれば買ってしまうほど。
友人・知人へのプレゼントに悩んだときは、ときどき絵本を買ってプレゼントすることもあります。
これくらい絵本を読み、大人にも絵本を平気で薦める私が今回「大人も楽しめる、最新絵本」を厳選しました。
「厳選」✕「最新絵本」という極めて限られた条件のため、至極の一冊をご紹介します。
前置きが長くなりました。お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。厳選した一冊はこちらです。
ヨシタケシンスケさんの『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』
2022年4月1日に発売された最新絵本です。
2020年に発売された『あつかったら ぬげばいい』の姉妹本になります。
『あつかったら ぬげばいい』が2020年に本屋大賞を受賞した一冊ということもあり『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』を”姉妹本”と謳って出すのはハードルが高いのではないか?と思いましたが、杞憂でした。
『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』のほうが、私は好きです。
「いつか かしゅになりたいの」「かみはこんなに くちゃくちゃだけど」から物語がスタート。
「~があった」「~だけど」、「~したい」「~だけど」という構成で、見開き1ページにてテンポよく進んでいきます。
自分が何に向いているかわかったおじいちゃん、朝顔の花が咲いたのを発見した女の子などが描かれ、様々なキャラクターが何気ない日常で小さな希望や幸せを見つけていくのです。
見開き1ページで、1人の物語といった構成になっています。
「わかる、わかる」「これ、私かもしれない」「いそう、こういう人」
大人の私でも共感出来る内容になっていました。というより、大人だからこそ共感出来る内容だと全ページを通して感じました。
良いことばかりではなく、良くないことも起きてしまう人生で
「良くないことが起きても、こんなに良いことがあるじゃん!」
というような気づきがたくさんありました。
また、1つの良くない出来事に対して、見方を変えたらよく見えるというような学びも。
共感しすぎて、ちょっとだけ涙しそうになったページもありました。それくらい、日常に寄り添っています。
「どこかのページに、あなたがいるかもしれません」
と、帯に書かれている通り、私がいました。
きっと、どこかのページにあなたがいると思います。
絵本と言ったら「子どもが読むもの」と思ってしまいますが、この一冊は大人にこそ読んでほしい作品です。
あなたにも、大切なあの人にも、オススメしたい一冊になります。
ぜひ一度、手にとってみてください。
至極の一冊『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』ご紹介しました。
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