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犬の記事まとめ

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おじい犬との静かな生活・ペットロス・新しい出会い。 140 字のつぶやきをまとめました。
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2023年10月の記事一覧

秋の陽だまり。ぽかぽかと暖かな光の中、眠る姿を見るのが好きだった。ゆっくりゆっくり時間をかけて、やっと私も陽だまりに入れてくれたっけ。
今は空席の陽だまり。「わが家にきて幸せだっただろうか」犬語が話せたら、聞きたかったな。秋のお日様、ありがとう。あの子に心地よい眠りをありがとう。

福ともる
1年前
1

日に日に眠る時間が長くなるおじいさん犬。心臓病の投薬を始めて1年8ヶ月、興奮すると咳き込んじゃうから、毎日穏やかな1日でいられるように気を配っている。おかげでわが子も、寝ている犬を起こさないよう、そぅっと扉を閉められる優しい人になった。犬は家族の大切なパートナー。今日もおやすみ。

福ともる
1年前
3

トイレトレーニングはことごとく失敗。生後3ヶ月でわが家にきてから12年。すっかり初動は遅くなったが精一杯いそいそとトイレに向かう後ろ姿は何ともイジらしい。打率はおおむね4割。うん、がんばってる。自分の体の長さなんてわからないもんね。倍のサイズの防水シート、ホトケの顔で洗ってる。

福ともる
1年前
1

おじい犬は褒められる。公園でいつも会うおじいちゃんに吠えなかった。帰り道しっぽが立っていた。ウ○チが出た。水飲んだ。自分の寝床に入っていった。ただそれだけで褒められる。子犬の頃を思い出すよ。今はできることが減っていって、ただそこにいる、そこにあるだけでうれしいんだ。いのちいのち。

福ともる
1年前

本当は卒業犬として「遊びにきたよ」って会いにいきたかった。49日を過ぎて、前の家族にお礼に行く。「いつもとなりに一緒にいると思って過ごすんだよ」ホントだ!ぽかっと胸の穴に温かい風が抜けていく。おじい犬との散歩の後は、今も犬用ミルクをふたり分用意してるよ。明日もお散歩行こうね。

福ともる
1年前

家族で朝ごはん。いつも私だけ間に合わないのだけど、あれ?今日は早く座れた。わんこのお薬とご飯とトイレの交換が早かったんだ。うれしい。と同時に少し寂しいひとり分のお世話。もっとおじい犬になったらまた座れないかな。束の間の団欒、温かいお味噌汁。ありがとう。おじい犬唐突に撫でられる。

福ともる
1年前
2

出会ってしまったなあ。早すぎる死からまだ2ヶ月も経ってない。寒くなって膝掛けをだしたら、思い出があふれてしまった。おじい犬がお腹の下にしまいこんだのを見るだけでポロポロ涙こぼれてしまう、そんな時なのに、出会ってしまったなあ。もう少し、もう少し、気持ちの整理がついたら迎えにいくね。

瞑想しようとイスに座って落ち着いた頃、隣のイスからイヌが膝に乗ってくる。私に背中を向けて座ると、バランスを取ろうと足踏みする。仕方ないな、膝を少し上げてあげようか。イヌのお腹の温かさを感じて、幸せが満ちてくる。朝のほんの5分、イヌ瞑想で始まる1日は、私をやさしく豊かにしてくれる。

福ともる
1年前
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