【振り返り】1年ぶりにPayPayドームで登板「子どもの頃、もっと…」
みなさん、こんばんは、福谷です。
昨日はみずほPayPayドーム福岡で、ファーム戦に先発してきました。
タイトルにある通り、僕は同じ球場で、ほぼ1年前の5月30日に1軍で先発してました。
結果は悪いもので、調子云々というより力の差を見せつけられたなという試合だったことを覚えてます。
同じ球場で投げるにあたり、マウンドや景色をイメージするために当時の映像を何度も見返してからゲームに臨みました。
ドーム球場独特の空気がこもった感じを最近味わっていなかったので、ウォーミングアップや水分栄養補給の点をいつも以上に気をつけたのですが、試合後に夜ご飯を食べていると手が攣ったので、そのあたりを次はしっかりリコンデショニングしないとなって思ってます。
6回74球でしたが、イニングや球数以上に疲れを感じた登板で、今年の登板の中で1番頭も身体も疲れたなって感じです。
イップス傾向が少し出てから1ヶ月が経ちましたが、だいぶ脱力の感覚がつかめてきていて、そのあたりは良くなってきた部分ですね。
この記事の中で、イップス対策として次の3つに取り組んでいると書きました。
動き出しをあいまいにすること
外力を受け入れること
いろいろな動きをすること
フィジカル面では、特に『3.いろいろな動きをすること』を意識しています。
具体的な取り組みとしては、
バランス系のトレーニング
視覚系のトレーニング
打球捕をする
ですかね。
打球捕は、試合前に野手がバッティング練習してるのですが、その打球を外野でキャッチすることをそう呼んでいます。
バッターによって傾向はあっても、前後左右どちらにいつ来るかわからない打球に備え、打球に対して1歩目を素早く切り、落下地点まで最速でいくことを目標にしています。
僕はビジター登板の次の日に回復系ランニングの一環としてやることが多いですが、今日は昨日の半脱水への対策をこめて1時間以上打球を受けたりボールを拾ったりしました。
ソブさんや福、慎ちゃんもたまに打球捕をやっていますが、個人的には良い練習だよなーって思ってます。
一見ピッチングとは無関係ですが、それが身体の機能につながると信じていますし、ピッチングも「いろいろな動き」の1つに過ぎないと感じてます。
なので、娘たちといっしょにマット運動したり、壁倒立したり、風船をふくらましたり、ピアノを弾いたり…子どもといっしょに成長を楽しむことを大切にしてるんです。
運動と離れますが、娘の友だちが頑張ってるからという理由で、僕も生まれて初めてルービックキューブで遊んでます笑
やってみると、ほぼ暗記ゲーなんだと思いつつ、集中力のいる遊びなので、なんだかんだ野球にも通じることがあるような(ないような)。
話を戻しますが、子どもが体育や体操で習うマット運動などって、改めてやってみると気付くことが多いです。
先ほどイップス対策として出したうちの2番目「2.外力を受け入れること」は、ボールを投げる以上にそれらの運動によって体感できました。
より少ない力で、キレイに速く回ろうとするとき、どこの力を入れてどこの力を抜くのか、なんとなく身体に入ってくるからです。
今更ですが、自分が子供のころ、もっとマット運動、鉄棒、登り棒、うんてい、一輪車、ホッピングなど…いろんなことをやっておけば良かったなと後悔してます。
30代になった今になって、改めてやることになるとは思ってませんでしたが…大切なことなんだと思います。
勉強やお金、もちろん人間関係もそうですね…大人になって社会に出て気付いた「子どもの頃からもっとこうしておけば…」ってことは探せば結構見つかりそうです。
また深掘りしてシェアできる日が来たらいいなと思いますし、もしそういう経験や学びがあれば是非教えていただきたいと思います。
もう33歳、でもまだ33歳。
名古屋に帰って、また明日からトライし続けます。
ありがとうございました。