「最高の休息法」を読んで 1 疲れ、ダルさ、集中力が続かない人へ
「忙しいときも、忙しくないときも、いつも疲れている」
「どれだけ休んでも、なんとなくダルイ」
「集中力が続かない。いろんなことが気になってしまう・・」
たいていの人は「休息=身体を休める事」だと思い込んでいます。
たっぷり睡眠をとる
リゾート地でゆっくり過ごす
温泉にじっくりつかる
もちろんそうやって身体、心を休めることも大切です。
しかし、それだけでは回復しない疲労があります。
それが脳の疲れです。
そう、脳には脳の休め方があるのです。
という文章から始まる、今回ご紹介する本はこちら。
「世界のエリートがやっている最高の休息法」久賀谷 亮-ダイヤモンド社-
著者である久賀谷氏はイェール大学医学部精神系科卒。
日本で研究に取り組んだ後イェール大学で先端脳科学研究に携わり、臨床医としてアメリカ屈指の医療現場に8年従事。
ロサンゼルスにて開業し、マインドフルネス認知療法、TMS磁気治療など最先端の治療を取り入れた診療を展開中。
脳科学、薬物療法の研究分野では2年連続で受賞。主著、共著合わせ50以上の論文がある、今人気のある人だ。
そんな著者が今回書いた内容は科学的に正しい「脳の休め方」。
脳の消費エネルギーの60~80%はデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)に使われている。
DMNとは脳が意識してないアイドリング状態でも、働き続ける脳回路のこと。
つまり、ぼーっとしていても、この回路が働き続けている限り「脳はどんどん疲れていく」というわけです。
「いつも疲れている」
「なんとなくダルイ」
「集中力が続かない・・」
こんな症状が当てはまる人はこのDMNに過剰な活動を許しているのかもしれません。
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